BMB第26回勉強会(オフ会)「仕掛学・気づきのデザイン」開催報告

昨日、BMB会員の皆様には久しぶりのBMBオフ会、第26回勉強会を開催いたしました。

テーマは「仕掛学」気づきのデザイン。

勉強会では、人の意識や行動をさりげなく変える仕掛け(トリガー)のメカニズムを 研究し、「仕掛学」を提唱されている大阪大学の松村氏をお迎えし、日常に見られる様々な「仕掛け」について解説していただくとともに、実社会に役立てられ るアイデアなどを会場の皆様とともに考えました。

松村氏

「仕掛け」の定義は以下の3つです
  • 行動を変える具現化されたトリガー
  • トリガーが特定の行動を引き出す
  • その行動が個人的/社会的な問題を解決する

松村氏から、国内外の様々な仕掛けの事例をご紹介いただきましたが、その主旨は、社会的に正しいとされる行為への仕掛けによるさりげない誘導です。

具体事例
  • 動物園で動物の生態を楽しく学ぶ
  • 公共トイレにおける男性小便器の衛生的利用
  • 駐輪スペースでの自転車の整列誘導
  • 環境美化を目的とした公園のゴミ箱の利用促進
  • 駅階段の利用者の増加
  • 自動車の制限速度を守らせる方法
仕掛学

なお、松村氏から紹介していただいた海外での事例は、下記サイトでご覧頂けます。

The Fun Theory.com

第2部の「仕掛学のビジネス展開」では、私(川本)がモデレーターを努め、仕掛学を活かした商品事例やビジネスの可能性について会場の皆さんとともに考えました。

仕掛学

具体事例


皆さんも「仕掛け」を活用した商品開発やサービス向上について考えてみませんか?!