BMBの研究発表を聞きに産技総研へ行ってきました

昨日は、BMB事務局の中西さんがBMBの研究発表を行うということで産技総研へ行ってきました。

タイトルは「ビジネスチャンスを生かすオープンソース 大阪府ビジネスマッチングブログBMBはこう作られた」という創世記に遡っての変遷を辿る話。不安と期待に胸を膨らませていた平成18年を懐かしく思い出しました。

中西さん

実にBMBは、若手?研究員が政策提言で行った、英国のコミュニティ・シチズンシップ研究調査に端を発していたという事実。皆さん意外でしょ?
コミュニティを醸成するためのICTシステムなのです。

コミュニティ・シチズンシップ

そして、その研究発表は、府庁内で誰にも相手にされませんでした。

それなら自分たちで仮説を検証するしかない!とりあえず、小さく産んで育てる。そのための有力なシステムがgeeklogというオープンソースでした。

BMBは先の見えない壮大な社会実験としてスタートしたのです。

研究発表会

ユーザーの潜在的なニーズ、我々の学びとともにBMBは改変し、2、3、4、5へとバージョンアップを繰り返してきました。
最初からフルスペックなどあり得ないのです。時代の要請とともに不可欠な機能が追加されていきました。

研究発表会

イニシャルコストよりもランニングコスト(定期的なメンテナンス)を重視する。
これは依託(外注)型の行政システムではできません。

自ら手入れができる研究員だからこそできるシステムなのです。
BMBは、およそ役所らしからぬ構造と研究員の愛着の上に成り立っているシステムなのです。

竹田さん





「BMBの効果的活用法とマッチング事例」というテーマでミニセミナーを行う竹田さん。





さて、そろそろBMB6に向けて動き出そうかというところですので、皆さんのご意見をBMB事務局までお寄せください。どんなことでも結構です。よろしくお願いします。

BMB事務局 川本