デコペタシール
これまで大阪府、(公財)大阪産業振興機構及び(一社)DCCでは「おおさか地域創造ファンド」を活用し、全国的に広がる「地域産業」×「デザイン」の枠組み支援をいち早く取り入れ中小企業とデザイナー・クリエイターをマッチングさせて、高付加価値で収益性の高い事業プロジェクト支援を取り組んできました。(=「大阪デザインイノベーション創出コンペティション(DIMO)事業」)
今後も大阪で、このような取組みが増えることを願い、次に継承するべく、「Design Innovation OSAKAミーティング」を開催します。過去の支援した高付加価値なプロジェクトの企業とクリエイターの代表メンバーが登場し、ブランドづくりや商品作り。そして、自社でのデザインイノベーションについて語ります。また、後半では新規事業の資金調達やファン作りに重要となる、台頭著しいクラウドファンディングの代表メンバーに登壇いただき、DIMOコーディネーターと共に、今後のデザインイノベーションについて考えてまいります。是非、ご参加ください!
大阪府、(公財)大阪産業振興機構及び(一社)DCCでは、「おおさか地域創造ファンド」を活用し、自社製品や技術等を用いて新たな高付加価値製品・サービスの開発を目指す中小企業とそれらの開発アイデアを提供できるデザイナー・クリエイターをマッチングさせることで中小企業の「デザインイノベーション」を推進する「大阪デザインイノベーション創出コンペティション事業」を実施しています。
今回、その一環として、経営におけるデザイン価値の観点から企業に関わり、企業の経営基盤を盤石なものにしてきた経営コンサルタント 乘松氏をお招きし、「経営とデザイン」をテーマとしたセミナーを開催します。
“デザイナーを迎えるための組織構築とは?” “メリット・デメリットは?”等、企業とデザイナーがうまく付き合うためにはどのような準備が必要なのかお話いただきます。
企業の皆さまには、デザイナーと仕事をする前にやるべきことについて、デザイナー・クリエイターの皆さまには、経営知識や経営戦略を理解しているデザイナーになるための指針を得ることができる内容となっています。この機会に是非、ご参加ください。
【日 時】平成30年2月7日(水)16:00~18:00
【場 所】マイドームおおさか 4階 セミナー室・会議室2(大阪市中央区本町橋2番5号)
【講 師】F.M.S Ltd. 乘松 尚 氏
【対 象】中小企業経営者、商品企画担当者、デザイナー 等
【定 員】20名(先着順)
【受講料】無料
【申込み】以下URLよりお申込みください。
https://dcc-net.biz/form/fms/9e15d15492
【主 催】一般社団法人 DCC
【後 援】ODCC(大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会)
【協 力】大阪府
【問合せ】DIMO事務局(一般社団法人 DCC) TEL:06-4792-8205 E-mail:info@dimo.osaka.jp
ORIST技術交流セミナー・ビジネスマッチングブログ【BMB】第39回勉強会
モノ余りの時代でも、差別化された商品・サービスは売れています。わかりやすいのはApple製品です。これは、他社商品とは一線を画したデザインがなされているからです。ただ、商品がヒットすると模倣品が出てきます。
本セミナーでは、模倣品に対してどんな知財対策があるのか、どうすれば有効な知財が取れるのかなどについて、具体的事例を用いてストーリー仕立てで説明いたします。
まだ会員でない方も是非ご参加ください。皆様のお越しをお待ちしております。
日 時:平成30年3月6日(火)15時から17時30分
会 場:マイドームおおさか 4階・セミナー室(大阪市中央区本町橋2-5)
定 員:40名(定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
講 演:「具体的事例で学ぼう! 知っておきたい模倣デザイン対策」(120分)
古谷国際特許事務所 弁理士 松下 正 氏
講師プロフィール:古谷国際特許事務所所属。1991年弁理士登録。
得意分野は、ソフトウエアに関する知的財産(ビジネスモデル特許出願、侵害対応、コンピュータプログラムの著作権、画面意匠など)。
2017年日本弁理士会技術標準委員会委員長。
2009年日本弁理士会ソフトウエア委員会委員長。
2014年日本弁理士会近畿支部知財普及・支援委員会委員長などを歴任。
主な著書に「知って得するソフトウエア特許・著作権」(アスキー出版)、「インターネットの法律問題(-理論と実務-)」など。
BMB会員の皆様、あけましておめでとうございます。
BMB事務局(大阪府産業デザインセンター)の川本です。
去る12月19日、「ニューラルネットワーク・機械学習のしくみと産業活用」をテーマに行われたORIST&BMB第38回勉強会は、46名の参加を得て盛況に開催することができました。
遅くなりましたが、ここに開催報告をさせていただきます。
基調講演:「ニューラルネットワークの基礎とMATLAB®を使った予知保全/故障予測」
MathWorks Japan アプリケーションエンジニア部 井上道雄 氏
MathWorks社が開発するMATLAB(数値解析ソフトウェア)には様々な機能があるが、今回のセミナーでは、機械がいつ故障するかということを予測させ、AIが予知保全にも使えるという事例により、プログラマー以外の人達にもプログラマーが得ているメリット(自動化、機械学習など)を感じていただけるようにしたいという主旨の内容でした。
講演で受けたMATLABの印象は、顧客視点で現場の使いやすさを第一に考えており、システム構築する上での機械学習以外の要素に対する重要性とMATLABのサービスについての話も印象に残りました。
また、講師の井上氏は率直に機械学習の向き不向きや使いどころなどを話されており、実際のデモと合わせて機械学習の現在の状況をこれ以上期待できないほど身近に感じることができたように思います。
機械学習の活用事例
最初に人のまばたきを検知するデモが行われました。そのデモで示されたことは、機械学習とは過去のデータを使い、何らかの仕組み・傾向を自動で抽出できるようにするアルゴリズムということです。
それと関連する有名な用語にディープラーニングがありますが、ディープラーニングは機械学習の1つの手法にすぎず、全てのものに対してディープラーニングがベストということにはならないという話でした。
機械学習を利用すべき場面
例として、画像からその人がヘルメットをかぶっているかどうかを認識させるプログラムを作るとします。手作業で条件を指定することも可能ですが、黄色いヘルメットを被っているのを判定するのに頭部のあたりが黄色いと条件を決めても、背景が黄色かったりするとうまくいかなくなる。つまり、条件を指定すると応用が効かない。
そういった場合に、[ヘルメットを被っている/被っていない]というたくさんの画像を用意して、自動でどのような特徴があるかを認識(学習)させる、これが機械学習の得意としているところです。
うまくいかない場合もあるが、うまくいくと非常に柔軟にいろんな状況に対して判断ができる仕組みを作ることができます。
ORIST技術交流セミナー・ビジネスマッチングブログ【BMB】第38回勉強会
テーマ:「ニューラルネットワーク・機械学習のしくみと産業活用」
内 容:
近年、産業界でもAI(人工知能)への関心が高まっていますが、その仕組みをご存知でしょうか。
本セミナーのテーマとなっている「ニューラルネットワーク」は、人間の脳内にある神経細胞(ニューロン)とそのつながりを、人工ニューロンという数式的なモデルで表現したものです。
また「機械学習」は、人が事前に全ての動作をプログラムするのではなく、学習させたい内容を明示した上で、トレーニングによりAI自身が特定のタスクを実行できるようになることを指します。
本セミナーでは、皆様の関心事であるニューラルネットワーク等の仕組みを解説するとともに、MATLAB®による機械学習、さらに、(地独)大阪産業技術研究所の研究員による産業活用に向けたAI研究の具体的な成果を紹介します。
日 時:平成29年12月19日(火)15時から17時30分
会 場:マイドームおおさか 4階・会議室2(大阪市中央区本町橋2-5)
定 員:40名(定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
公益財団法人大阪産業振興機構では、大阪府と連携し、『おおさか地域創造ファンド』重点プロジェクト事業として新たに「デザイン思考を導入した中小企業の商品・サービス開発支援事業」を実施します。
この事業では、平成19年度から平成28年度の間に『おおさか地域創造ファンド』に採択され助成事業を行った事業者の方を対象に、「事業戦略の再構築」を行うことで商品やサービスの売上増加につなげることを目的とした、ワークショップ形式の講座《中小企業デザイン開発思考cognition》を行います。
詳細は、下記サイトをご覧ください。
デザイン思考を導入した中小企業の商品・サービス開発支援事業 《中小企業デザイン開発思考cognition》受講生募集について
皆さんお待たせしました。先月7月25日(火)に開催された「ORIST技術交流セミナー・ビジネスマッチングブログ(BMB)第37回勉強会」その②は、Google金谷さんの講演報告です。
「モバイル検索ユーザーの増加に伴うGoogle検索の今、企業が取り組むべき課題とは!?」
グーグル株式会社 シニアサーチ・エヴァンジェリスト 金谷 武明 氏
キーワードはきちんとユーザーを見る
1. Googleとはどんな会社か Googleのミッションは
2. Googleの検索エンジンについて
ー検索の仕組みー
2.1 クロール(見にいって取得する)
2.2 インデックス(集めてきた情報を理解して整理する)
2.3 ランキング
3. サーチコンソールを使う
3.1 サイトのパフォーマンスを知る(Googleの検索に対して)
3.2 サイトの問題を知る
3.3 PCとモバイルを分けて分析する
去る7月25日(火)、関西大学梅田キャンパスにて開催された「ORIST技術交流セミナー・ビジネスマッチングブログ(BMB)第37回勉強会」は、BMBオフ会が始まって以来最大の137名の参加者を得て盛大に催されました。
非常に有意義な話でしたので、当日の内容を2回に分けて報告いたします。
「レンタルサーバのセキュリティと今注目される常時SSL化対応について」
ファーストサーバ株式会社 営業部 小島 健司 氏
1.セキュリティーを強化しよう!
セキュリティーが甘いとどうなるのか?
1.1 Wi-Fi接続の通信でプライバシー、個人情報が盗まれる
1.2 サイト運営に支障をきたす
1.3 金銭的被害を受ける場合もある
1.4 ブラウザがエラーを出すようになる
江戸時代後期から続く京和傘工房の日吉屋では、和傘の技術を活かした「古都里」・「MOTO」等のモダンな和風照明を開発し、今では世界各地で販売しています。日吉屋で15年間取り組んできたブランディングのノウハウと人脈をもとにTCI研究所を立ち上げ、独自スキームを開発して同じように海外展開を考える企業へのアドバイザリー事業を実施しています。
本講座では、海外展開に目を向けた「新商品企画・開発」、「販路開拓」のためのグローバルローカライゼーションをテーマに、伝統と革新を融合するためのワークショップを行います。
【講 義】グローバルニッチに適応するものづくり
【演 習】「プロダクト」をテーマに、グローバル・ローカライゼーションに対応した商品コンセプトを考える
【講 師】西堀 耕太郎 株式会社日吉屋 五代目当主 / 株式会社TCI研究所代表取締役
1974年、和歌山県生まれ。高校卒業後カナダに留学。帰国後地元市役所に勤務。結婚を機に和傘職人の道を選び、日吉屋の5代目を継ぐ。2003年、株式会社日吉屋代表取締役。「伝統は革新の連続」を企業理念に、ネット販売やメディアと連動した新しい京和傘のブランディングに取り組む。2006年、和風照明「古都里-KOTORI-」シリーズを発表。グッドデザイン賞特別賞、新日本様式100選、FORM2008、iFプロダクトデザインアワード等を受賞。「グローバル老舗ベンチャー」を標榜し、国内外で活動中。2012年、海外展開・新商品開発等に挑戦する中小企業を支援するTCI研究所設立。
デザインの力で企業のブランドを高めようという動きが国内外で加速しています。ブランディングデザインとは、あらゆる業態において『商品・サービス・企業を、コンセプトや企画からトータルにデザインし、そこでつくりだした「ほかとは違う価値」を確実に伝えていく』活動です。他者との差異化を行うことで、多くの人にブランド価値を伝え、手にとってもらう状況をつくり出します。
セミナーでは、ブランディングデザイン概論に加え、デザインによりブランド力を上げ、売り上げアップに貢献してきた実例を基に、ブランディングデザイン活用の考え方と、その実践方法のポイントをわかりやすく解説します。
● ブランディングデザインで日本を元気にする
● 一点に集中することが「差異化」のポイント
● 優れたブランディングは、事業拡大のスピードを加速させる
● ブランドは顧客との約束である
【講 師】西澤 明洋 ブランディングデザイナー/株式会社エイトブランディングデザイン 代表
1976年、滋賀県生まれ。「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトのもと、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行う。「フォーカスRPCD®」という独自のデザイン開発手法により、リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた、一貫性のあるブランディングデザインを数多く手がける。
主な仕事にクラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green
tea」、ヤマサ醤油「まる生ぽん酢」、芸術文化施設「アーツ前橋」、iPhoneアルバムスキャナ「Omoidori」、近鉄「上本町YUFURA」、新電力「erex」、博多「警固神社」、など。
BBTオンライン講座講師。著書に『ブランドをデザインする!』など。NHKworld『great gear』出演。