オランダのスキポール空港での話。男性用の小便器に小さなハエを描くことによって人々がそこに狙いを定めるようになり、結果として飛散が大幅に減少し清掃
回数が減少した。という有名な事例があります。
第26回BMB勉強会では、このような、人の意識や行動をさりげなく変える仕掛け(トリガ)のメカニズムを
研究し、「仕掛学」を提唱されている大阪大学の松村氏をお迎えし、日常に見られる様々な「仕掛け」について解説していただくとともに、実社会に役立てられ
るアイデアなどを会場の皆様とともに考えます。
テーマ:
「仕掛学」気づきのデザイン
第1部:講演
仕掛学概論
〜人々の人々による人々のための仕掛学〜
15時00分〜16時20分
大阪大学大学院経済学研究科・准教授 松村 真宏
氏
略 歴:1998年大阪大学基礎工学部卒業。2003年東京大学大学院工学系研究科修了、博士(工学)。現在、大阪大学大学院経済学研究科准教授。専門は情報学、特に人の言動や社会現象の分析とモデル化を通して「影響力」のメカニズム解明に取り組む。
写真は天王寺動物園に置かれている装置(覗くことを誘発しています)
第2部:「仕掛学のビジネス展開」座談会 16時30分〜17時30分
仕掛学を活かした商品開発のアイデアやビジネスの可能性、「こどもOS」との関係性などについて参加者を交えて楽しく語ります。
交流会:18時〜20時(希望者のみ)
日 時:平成25年11月25日(月)15時〜17時30分
会 場:マイドームおおさか 4階 セミナー室(〒540−0029 大阪市中央区本町橋2−5)
対 象:BMB会員ならびに本テーマに関心のある、ものづくり中小企業、デザイナー・クリエイター等
定 員:40名(先着順に受付け、定員に達し次第締め切ります)
参加費:無料(ただし、懇親会参加者は3,000円徴収、領収書は懇親会場で発行します)
問合せ:大阪府産業デザインセンター (担当:川本)
Eメール:bmb@oidc.jp TEL:06-6210-9491 FAX:06-6210-9505
申込み:こちらからお申込み下さい
「BMB第26回勉強会申込み」
主 催:大阪府産業デザインセンター、地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所