PDFをダークモードで読む

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PDFの書類をダークモードで閲覧する方法です。無料のAdobe Acrobat Reader DCを使う場合の方法ですが、Google検索で1番目に表示されていた方法が間違っていたので記事にしてみました。

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環境設定 → アクセシビリティー → カラーの表示を調整:ハイコンストラスト色を使用 で「黒の背景に白のテキスト」を選択すればダークモードになります。

 

読もうとするPDFの文書がデフォルトで以下のようである場合に、

文字:黒

背景:白

挿絵&タイトル&サブタイトルなど:色付き

 

前述の設定に変更すれば以下のように色が変わって表示されます。

文字:白

背景:黒

挿絵&タイトル&サブタイトルなど:色付き


以上です。

 


Google検索で1番目に表示されていた方法が間違っていた原因を推測してみました。

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検索順位 1位 にはいわゆる「強調スニペット」が表示されていました。Googleによると強調スニペットは以下のようなものです。

 

Google の強調スニペットの仕組み

Google の検索結果では、通常の形式とは異なり、ページへのリンクが表示される前に、そのページの内容を示すスニペットが表示されることがあります。このように表示された結果を「強調スニペット」と呼びます。強調スニペットが表示されることにより、ユーザーは探している情報をより簡単に見つけられます。

ユーザーが入力した質問の答えが、関連性の高いウェブページにある特定の文章に含まれているとシステムによって判断された場合に、強調スニペットが表示されます。

強調スニペットは、モバイル ユーザーや音声検索を行うユーザーにとって特に便利な機能です。

通常、表示される強調スニペットは 1 つですが、複数表示される場合もあります。

強調スニペットが選ばれる仕組み

強調スニペットは、ウェブ検索結果から生成されています。表示される強調スニペットは、ユーザーの検索リクエストに対する回答としてどれだけ適切なのかや、どれほどユーザーの役に立つかといった基準に基づき、Google の自動システムによって選択されます。

一言でいえば概要をGoogleが推測して作り上げているのですが、これが今回間違っていた原因としては、以下の可能性が考えられます。 

・スニペットの日付が2020年になっていますので、googleが古い情報を元にした、もしくは古いキャッシュデータを維持していることが原因だと考えられます。

・強調スニペットに紐づいているウェブページのHTML構造と、Googleの強調スニペット作成アルゴリズムの相性が悪かった

 検索結果1位の記事には、疑問に対する対処法が二種類書かれており、HTML構造的(セマンティック)には文書内にごちゃっと入っているだけの構造になっているため、Googleは1つの長文から答えの部分を探す時に二種類のうちの最後にかかれている方法だけを取り出したためだと考えられます。
 もしライフハッカージャパンのハウツー記事を編集する時に、メインの方法が書かれている箇所の文章をセマンティックに重み付けして記事が作られていたなら、正しい方の答えが、もしくは複数ある両方の答えが、強調スニペットに選ばれていた可能性があるかと考えられます。

Googleにはフィードバックを返しておきました。