ヘッドレスCMSやREST APIのメリット

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ウェブサイトを運用してもらっている会社が潰れました。そのために自社のホームページの更新が止まってしまい情報発信が滞ってしまっています。

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これは最近実際に起こったケースです。

そのサイトは毎日のように更新しており検索上位にあるサイトですが、現在は更新がとまっています。トップページのスライダーはお正月のキャンペーンの画像が今も表示されたままです。

そのサイトはCMSを導入しているサイトであり、新着情報などいくつかのブロックやページはアクセス権所持者なら投稿編集が可能です。
ですが導入済みのCMSを自分たちでは利用せずにCMSでできる部分も含めて制作運用会社に毎日の修正をやってもらっていました。
ですので運用会社が潰れた後はほとんどページの更新が止まったような状態です。

しかし唯一、そのような状態でありながらも、インスタグラムをAPIで埋め込んだ箇所だけは毎日の記事、画像が投稿更新されていっています。

ウェブサイトは破産管財人に渡っていっていますが、いまだに宙ぶらりんな状態です。まずサイトを所持運用していた法人が消えており、手続きも難航するので、何ヶ月にもわたりドメイン移行もサイトデータ移行もDX化も企業さん等は手をつけるのが難しい状態です。


ここでタイトルの話に繋がるのですが、データや投稿編集手段を分離して手元に所持していれば自社のウェブサイトの更新の停止はかなり避けられるということです。
ヘッドレスCMSで記事をAPIで投稿するとか、SNSの投稿をAPIでウェブサイトにも投稿するとかし、その投稿手段は運営会社ではなく自分達の手元においておくというのが肝要です。