「デザイン総合相談」の産学連携から新たな化粧品容器が生まれました!

大阪府産業デザインセンターでは、府内中小企業のデザイン活用高度化に向けて「デザイン総合相談」を実施しております。

この度、当センターの「デザイン総合相談」を契機に、オッペン化粧品株式会社様と大阪市立デザイン教育研究所様の産学連携から新たな化粧品容器が生まれ、2月1日に販売に至りました。

学生の新しい発想によるデザインが、化粧品容器開発につながった産学連携の好事例として、開発経緯に関する報告会を3月9日(水)、大阪府咲洲庁舎(さきしまコスモタワー)50階 迎賓会議室にて開催しました。

「デザイン総合相談」の産学連携から新たな化粧品容器が生まれました!

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学生の感性から生まれた“奇跡のデザイン”

当センターでは、オッペン化粧品株式会社様からのデザイン相談に対し、大阪市立デザイン教育研究所様との産学連携をセッティングさせていただきました。

その後の産学連携デザインコンペでは、学生側から、童話の「シンデレラ」が舞踏会に着衣したデコルテ(襟ぐりの大きく開いたドレス)形状の化粧品容器が提案され、この斬新なデザインにオッペンの思いが共鳴し、最終デザイン案が決定しました。

しかし、通常の化粧品容器では考えられない程の難しいデザイン形状のため、当初は開発が上手く進まず、心が折れそうな日々が続く中、量産を担当する株式会社ダイプラ(本社:大阪市東成区)をはじめ、大阪が誇る中小企業5社と学生や関係者など、各人が難題を克服することで、薔薇のドレスに身を包んだ可愛らしいプリンセスをイメージさせる容器が完成しました。

大阪市立デザイン教育研究所