アーバンスタイル・ラボ

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「アーバンスタイル・ラボ」を開催しました(報告)
  LRTの外観
大阪府産業デザインセンターでは、「アーバンスタイル・ラボ」を去る5月22日(フィールドワーク)と6月5日(ラボ)の2日間にわたり開催しました。
フィールドワーク(5月22日開催)では、LRT(トランスロール、堺市に試験路線があります)に試乗し、LRTが走る予定の大小路の路上観察を行い、専門家や担当者から話をうかがいました。

*LRTとは:ライトレールトランジットの略。従来の路面電車の走行性能や走行環境などを大幅にグレードアップさせた、低床式の次世代型路面電車。ヨーロッパのいくつかの都市で実用化されていて、自動車を通行止めにした市街地中心にLRTが乗り入れることで、人の移動手段だけではなく、まちの活性化、環境配慮、観光資源などの振興策にもなっています。トランスロールは試験路線に走っているロール社(フランス)のブランド名です。

 LRTの室内
分析・考察のラボ(6月5日開催)では、その体験をもとに、問題点や課題をさぐり、どこにでも持ち運べるコンパクトな移動具の開発提案や公共交通にまつわるサービスの展開について考察しました。
 
「アーバンスタイル・ラボ」は、人と会話し都市部での生活様式と自然・人工環境を観察することから、次代の都市生活者が必要とする社会環境システムとモノやサービスを創造するための研究会です。今年度、新たに開設しました。
お問合せは、メールか電話で当センター(担当:杉本)まで Mail:info@oidc.jp  TEL:06-6949-4791