ミス・ラフレシア
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
前回、2月〜4月に実施していた光ファイバー BROAD-GATE02の初期費用無料キャンペーンが再度始動します!
今回お申し込みの方も、お申し込み時に必要な初期費用、事務手数料、工事費が無料になります!
是非、この機会をご利用ください。
UCOMオフィシャルパートナーである有限会社流楽の独自キャンペーンです!
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
今日からBMB企画展が開催されます。
弊社も出展させて頂くことになりましたので、本日搬入に行ってきました。
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
光ファイバーの導入をご検討されておられますご担当者様に朗報です。
弊社が一次代理店をしております株式会社UCOMの光ファイバーBROARD-GATE 02を、期間限定で初期費用が無料になる弊社独自キャンペーンを実施しています。
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
弊社で運営しているウエディングのポータルサイトブライダルスタイルに、ギフトストアがオープン致しましたので、お知らせ致します。
株式会社ウィーブとの提携で実現した結婚式で需要のある引出物・引き菓子、プチギフトを中心に取扱うブライダルギフトのオンラインストアです。
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
ウイルスソフトでその名を聞く、マカフィーが世界中で最も危ないドメインは何かを調査しました。
今年で3回目だそうです。
で、最も危ないドメインは「.cm」だそうです。カメルーンのトップレベルドメインです。
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
少し前にロサンゼルスで開催されたカンファレンスで、IE9インターネットエクスプローラー9が披露されました。
インターネットエクスプローラーは代々致命的な欠陥を抱えて、リリースされ続けてきましたので、IE9ですべて修正されることを願い、いろいろ調べたのですが...
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
Googleがページをインデックスするスピードが、ものすごく早くなっています。
ブログの新記事などは、早ければ5分後には検索結果に出てきています。
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
先ほど、EC市場の規模が増加している記事を見つけ、自社のブログにその事を記事にしました。
その中で、ECサイトをつくるのも、規模・機能・予算によっていくつかあることを記載しましたが、詳しく書きませんでしたので、こちらでご紹介します。
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
前回記事「3Dレンダリングサンプル」に引き続き、3DCG制作実績のご紹介です。
住宅が出来るまでの工程をCGで解説した3Dムービーになります。
【TOPICS】ネットショップ初心者向けBASEデザインテーマ「スターターパック」販売開始
「格付け嫌なら転業したら」とか「店の売り上げが伸びるのに残念なこと。評価されたくなければ違う仕事をすべきだ」とか言われたようです。
何かと話題のミシュランの編集総責任者さんのコメントです。
※「Tweets by xxxxx_PR」と表示される場合はTwitterが10秒ほど遅延している可能性があります。表示までしばらく待ってみてください。「通知はまだ届いていません」と表示される場合はtwitterの公開設定が不十分な可能性があります。
Webコンサルタントの松崎です。
これまで「SEOはユーザーへの親切な配慮から」の記事を中心に、テクニカルSEOがユーザーへの親切を実施する方法であることを見てきました。
今回は「検索結果ページでわかりやすい配慮を」でタイトルやメタディスクリプションの重要性についてご紹介しましたが、さらに検索結果ページでもっとわかりやすくユーザーに訴求できる「リッチリザルト」について見ていきます。
検索結果ページでより強く訴求でき、クリック率を高めるこの仕組みを活用すれば、ホームページの集客力アップが期待できますよ。
リッチリザルトとは、検索結果ページに表示される通常の情報(タイトル、URL、説明文)に加えて、画像やレビュー評価、価格情報などの追加情報が表示される仕組みのことです。
通常、Googleで検索を行うと、ホームページのタイトルと2行程度の説明文がずらりと表示されますが、「リッチリザルト」が認識され、検索エンジンから適切だと判断されれば、画像や商品の価格、イベントのスケジュールなど、様々なコンテンツを掲載することができます。
リッチリザルトには多くの種類があります。代表的なものをいくつかご紹介します。
ホームページ内の階層構造を示すパンくずリストを検索結果に表示できます。ユーザーはクリック前にサイト構造を把握でき、目的のページに直接アクセスすることもができます。
商品やサービスの評価を★(星)の数で表示できます。高評価の商品は一目で分かるため、ユーザーの注目を集めやすくなります。
価格や在庫状況などの商品情報を表示できます。ユーザーは検索結果の段階で商品の概要を把握できるため、購買意欲の高いユーザーだけがクリックするようになります。
料理のレシピでは、調理時間やカロリー、画像などが表示できます。視覚的にアピールできるため、クリック率のアップが期待できます。
イベントの開催日時や場所などの情報を表示できます。ユーザーはクリックする前に基本情報を確認できるため、興味のあるイベントだけをチェックすることができます。
よくある質問とその回答の一部を検索結果に表示できます。ユーザーの疑問に素早く答えることができ、専門性のアピールにも役立ちます。
リッチリザルトを設定することで、様々なメリットがあります。
リッチリザルトの主な効果は、検索結果の画面においてページのタイトルを目立つようにすることでクリック率をあげることにあります。文字情報のみが並ぶ通常の検索画面では画像やその他の情報が表示jされると、ユーザーの目を引くことができます。
通常の検索結果よりも情報量が多く、視覚的にも目立つため、ユーザーの目に留まりやすくなります。特に画像が表示されるリッチリザルトは、文字だけの検索結果の中で大きな存在感を示します。
商品の価格や評価などの詳細情報が事前に分かるため、本当に興味のあるユーザーだけがクリックするようになります。結果として、直帰率の低下やコンバージョン率の向上が期待できるようになります。
リッチリザルトを表示しているホームページを見ると、ユーザーは専門性や信頼性が高いという印象を受けます。特に評価やレビューが表示されるリッチリザルトは、サービスの質の高さをアピールできます。
リッチリザルト自体が検索順位を直接的に向上させるわけではありませんが、クリック率や滞在時間などのユーザー行動シグナルを通じて、間接的に検索順位の向上に貢献する可能性があります。
リッチリザルトを導入するには、「構造化データ」と呼ばれる特殊なマークアップをホームページに追加する必要があります。
### 1. 手動でマークアップを追加する
HTML内に直接、構造化データのマークアップを追加する方法です。Schema.orgで定義されている形式に従って、JSON-LD、Microdata、RDFaのいずれかの形式でマークアップします。
【Google推奨のJSON-LDの例(レビューのリッチリザルト)】
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org/",
"@type": "Review",
"itemReviewed": {
"@type": "Restaurant",
"name": "グルメレストラン東京"
},
"reviewRating": {
"@type": "Rating",
"ratingValue": "4.5",
"bestRating": "5"
},
"author": {
"@type": "Person",
"name": "山田太郎"
},
"reviewBody": "とても美味しい料理と丁寧なサービスで大満足でした。"
}
</script>
このコードをHTMLの<head>セクション内に追加することで、レビューのリッチリザルトが表示される可能性が高まります。ただし、設定していれば必ず表示されるわけではありません。
WordPressサイトを運営している方は、プラグインを使用することで簡単にリッチスニペットを設定できます。WordPress公式ディレクトリには構造化データやリッチスニペット関連のプラグインが多数あります。
【リッチスニペット対応のプラグインの機能】
【プラグインを選ぶポイント】
なお、プラグインはセキュリティリスクを伴う場合もありますので、信頼性の高いものを選び、常に最新版に更新しておくことが大切です。SEO全般に対応した総合プラグインを使用すれば、リッチスニペット対応だけでなく、様々なSEO施策を一元管理できる利点もあります。
一部のWordPressテーマでは、リッチリザルトの設定機能が標準で組み込まれています。テーマ設定画面から簡単に構造化データを追加できるため、プラグインをインストールしなくてもリッチリザルトを実現できます。
テーマディレクトリで「schema」などのキーワードで検索すると、構造化データに対応したテーマを見つけることができると思います。
設定したリッチリザルトが正しく動作しているかを確認するには、ツールを活用するのが便利です。
ページに構造化データを実装して Google 検索結果の特別な機能を有効にすると、リッチリザルトのテストを行うことができます。
リッチリザルトテスト(https://search.google.com/test/rich-results?hl=ja)では、URLを入力するか、HTMLコードを直接貼り付けてテストできます。リッチリザルトがどのように表示されるかをプレビューで確認でき、エラーや警告も表示されます。
使い方は簡単です。
URLを入力して「URLをテスト」をクリックするだけです。未公開ページの場合は「コード」に切り替え、HTMLをコピー&ペーストしてください。
このツールを使えば、実際の検索結果でどのように表示されるかを事前に確認できます。
Schema.org Validator(https://validator.schema.org/)は、構造化データが正確に記述されているかを検証するためのツールです。Schema.orgの公式ツールなので、構造化データの基本的な形式が正しいかを確認するのに役立ちます。
リッチリザルトを設定する際には、以下の点に注意しましょう。
リッチリザルトを設定したとしても、100%表示されるわけではありません。設定したリッチリザルトと検索キーワードの関連性が低い場合は、表示されないことが多いです。
構造化データを正しく設定しても、Googleの判断によって表示されない場合があります。特にページの内容の質が低いと判断された場合や、検索キーワードとの関連性が低い場合は表示されにくくなります。
Googleが定めたリッチリザルトのガイドラインに従う必要があります。不適切な使用と判断されると、検索結果ページに出にくくなる可能性もあります
【注意するポイント】
スマートフォンでの表示も忘れずにチェックしましょう。モバイル検索結果ではリッチリザルトの表示方法が異なる場合があります。
リッチリザルトの仕様やガイドラインは時々変更されます。定期的に最新情報をチェックし、必要に応じて更新することが大切です。
リッチリザルトを効果的に活用している実例をいくつかご紹介します。
商品の価格、在庫状況、レビュー評価などを表示するリッチリザルトを設定することで、購買意欲の高いユーザーを集客できます。特にレビュー評価が高い商品は、星の数によって視覚的にアピールできるため、競合サイトよりも目立つことができます。
営業時間、住所、予約状況、メニュー、評価などを表示するリッチリザルトを設定することで、店舗情報を素早く伝えることができます。ユーザーは検索結果だけで必要な情報を得られるため、興味のある店舗だけをクリックするようになります。
FAQやHowtoのリッチリザルトを設定することで、質問に対する回答や手順の概要を検索結果に表示できます。情報を探しているユーザーに対して、「このホームページに答えがある」とアピールできるため、クリック率の向上が期待できます。
リッチリザルトは、検索結果ページでユーザーの目を引き、クリック率を高める効果的な方法です。適切に設定することで、様々なメリットが期待できます。
WordPressが導入されているホームページであれば、プラグインを使って比較的簡単に設定できるため、導入にチャレンジしてみてください。集客増に結びつけれらると思いますよ。
テクニカルSEOや検索結果ページでの訴求方法について、より詳しく知りたい方は「Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEO」もぜひあわせてご覧ください。SEOに必須の取り組みが把握できるようになります。
リッチリザルトの設定で集客強化をお考えの方、テクニカルSEOの力を入れたい方は、初期段階でしっかりテクニカルSEOに取り組む当社のWebコンサルティングサービスをおご検討ください。
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いつでもお問い合わせください。
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Webコンサルタントの松崎です。
これまで、いくつかの記事でSEOがホームページを訪れるユーザーへの親切を行うための仕様であることを見てきました。
「SEOはユーザーへの親切な配慮から」、「親切なホームページにするための考え方」、「ユーザーがスムーズに操作できるホームページ」、「検索結果ページでわかりやすい配慮を」、「ウェブアクセシビリティで誰もに優しいホームページ」、そして「内部リンクの最適化は親切な接客と同じ」などの記事で、ユーザー目線でのホームページ設計の重要性をお伝えしてきました。
今回は、ユーザーにとって重要な「安全性」と「信頼性」について見ていきます。
どんなに見た目が美しく、使いやすいホームページでも、安心して利用できないと感じればユーザーは離れていってしまいます。ユーザーが安全に、そして安心してホームページを利用できるための配慮について考えてみましょう。
あなたは実店舗を訪れるとき「この店は大丈夫だろうか」と不安に思うことはありませんか?
例えば、店内が暗くて何が売られているのかわからない、スタッフの対応が不審、値札が見当たらないなど、こうした状況では多くの人が「ここで買い物をするのはやめておこう」と感じるでしょう。
ホームページも同じです。
ユーザーは常に「このサイトは安全か」「個人情報を入力しても大丈夫か」「トラブルがあったときに対応してもらえるか」といった不安を抱えています。こうした不安を取り除き、ユーザーに安心感を与えることが、ホームページの信頼性を高めるのにとても重要です。
1. コンバージョン率の向上
ユーザーが安心して行動できるため、問い合わせや購入などの成約率が高まります。
2. リピーターの増加
一度信頼したホームページには、ユーザーは何度も訪れる傾向があります。
3. 口コミ効果
安心して利用できたユーザーは、周囲にもそのホームページを紹介してくれる可能性が高まります。
4. ブランドイメージの向上
安全性への配慮は、企業全体の信頼性やブランド価値の向上にもつながります。
具体的にどのような取り組みを行えば、ユーザーからの信頼を得られるのかを見ていきます。
ユーザーがそのホームページで紹介されているサービスや商品に表みを持った時、最初に知りたいのは「このホームページを運営しているのは誰か」という点です。会社概要や運営者情報をわかりやすく表示することで、「顔の見える運営」という安心感を持ち、その後もスムーズに各ページを読み進めていってくれます。
【記載すべき情報】
これらの情報は、ホームページのフッターからリンクされる「会社概要」または「運営者情報」ページにまとめて記載するのが一般的です。特に電話番号は、トラブル発生時にすぐに連絡できる手段として重要です。
個人情報保護への意識が高まる中、プライバシーポリシーの明示はもはや必須といえます。これは「ユーザーから預かった個人情報をどのように扱うか」を明確に示す方針文書です。
【プライバシーポリシーに含める内容】
プライバシーポリシーは専門的な文章になりがちですが、できるだけわかりやすい言葉で記述することが大切です。難解な法律用語ばかりのプライバシーポリシーは、かえって不信感を招いてしまいます。
「収集した個人情報は、お問い合わせへの回答や商品発送のためだけに使用し、ご本人の同意なく第三者に提供することはありません」といったシンプルでわかりやすい表現でユーザーに正しく理解してもらえることを心がけましょう。
オンラインショップなど、インターネットを通じて商品やサービスを販売する場合は、特定商取引法(特商法)に基づく表記が法律で義務付けられています。これはユーザーが安心して購入できるよう、取引条件を明確にするための情報です。
【特商法に基づく表記に含める情報】
こういった情報を明記することで「後から追加料金を請求される心配はないか」「商品が届かなかったらどうすればいいのか」といったユーザーの不安を解消できます。
特商法に基づく表記は、単なる法的義務ではなく、ユーザーとの信頼関係を築くための重要な手段です。こちらもきちんと漏れなく、わかりやすく記述しましょう、
SSL(Secure Sockets Layer)証明書を導入してホームページをHTTPS化することは、現在のウェブサイト運営において必須のセキュリティ対策の一つです。
【SSL導入のメリット】
現在はホームページの全ページを常時SSL化することが最低限の設定となっています。SSL証明書を無料で発行できるサービス(Let's Encrypt等)もあるため、導入のハードルは低くなっていると言えます。
ユーザーは「鍵マーク」を見るだけで安心感を得られることがわかっています。HTTPS化されていないホームページは、ユーザーから「古いまま」「危ないかも」という印象を持たれる傾向があります。
基本的な取り組みに加えて、以下のような施策も信頼性向上に効果的と言えます
「このホームページの運営者は本当にプロなのか」という疑問に答えるため、実績や事例を具体的に紹介しましょう。
【効果的な実績紹介】
抽象的な自画自賛よりも、具体的な事実の方が説得力があります。可能であれば、実名や企業名での推薦文などがあると信頼性はさらに高まります。
ユーザーが持ちそうな疑問や不安に事前に答えておくことで、安心感を与えることができます。
【効果的なFAQ】
FAQは単なる質問と回答の羅列ではなく、ユーザーの不安を解消するために必須のコンテンツと考えましょう。特に料金や納期、アフターサポートなど、ユーザーが気にする点は必ず含めて、きちんと説明してください。
ホームページの利用規約を明確に定め、公開することも信頼性向上に寄与します。
【利用規約に含めるべき内容】
これらは法的な保護の意味もありますが、「きちんとルールを定めている」という印象をユーザーに与える効果もあります。
情報開示と同時に、デザイン面での工夫も重要です。
ゴチャゴチャとした雑然としたデザインは、ユーザーに不安感を与えます。シンプルで整理された清潔感のあるデザインを心がけましょう。
【清潔感のあるデザインの配慮】
これは実店舗で例えると、店内が整理整頓されていて清潔感があると安心して買い物ができるのと同じ原理です。
ホームページのフッター部分は、信頼性に関わる情報を集約するのに使われます。
【フッターに含める情報】
これらの情報をフッターにまとめることで、どのページを見ていても必要な情報にアクセスできるようになります。
情報開示やデザインと同じくらい重要なのが、ユーザーからの問い合わせへの対応です。
ユーザーによって好みの連絡方法は異なります。可能な限り複数の問い合わせ手段を用意しましょう。
電話番号の記載は、「実在する組織・個人が運営している」という強い信頼感につながります。
問い合わせに対して迅速に返答することは、ユーザーとの信頼関係構築の第一歩です。
「3営業日以内に返信します」といった具体的な目安を示すことで、ユーザーは「いつまで待てばいいのか」が分かり、安心できます。
安全なホームページを維持するためには、定期的なチェックが欠かせません。
ホームページを構築するCMSやプラグインは、定期的に更新することが重要です。更新を怠ると、既知の脆弱性を突かれてハッキングされるリスクが高まります。
定期的にセキュリティスキャンを実施して、脆弱性がないかチェックしましょう。無料のセキュリティスキャンツールもあるので、活用してください。
定期的なバックアップを取ることで、万が一の事態に備えます。特に重要な更新の前には必ずバックアップを取りましょう。
セキュリティを取り巻く環境は日々変化しています。最近の検討すべきポイントを紹介します。
管理画面へのログインには、可能であれば二要素認証を導入しましょう。パスワードだけでなく、スマートフォンなどの別デバイスでの認証を組み合わせることで、セキュリティが大幅に向上します。
2022年の個人情報保護法改正など、法規制は随時更新されます。最新の法令に対応したプライバシーポリシーになっているか、定期的に見直しましょう。
EU圏のユーザーがアクセスする可能性がある場合は、GDPRへの対応も検討する必要があります。Cookie利用に関する同意取得の仕組みなどを整えましょう。
ここまで見てきたように、安全性と信頼性はホームページの基盤となる要素です。どんなに見た目が美しく、使いやすいホームページでも、ユーザーが安心して利用できないと感じれば価値は半減してしまいます。
安全・安心への配慮は、単なる「あれば良い」オプションではなく、ホームページ運営で絶対に必要と言える仕様です。それは実店舗での「清潔な店内」「丁寧な接客」「明確な価格表示」と同じくらい当たり前のものと言えるでしょう。
テクニカルSEOや安全・安心なホームページ運営について、より詳しく知りたい方は「Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEO」もぜひご覧ください。
ホームページの安全性と信頼性を高めるためには、基本的な情報開示とセキュリティ対策、安心感あるイメージ、接客対応がそれぞれ最適化されれていなければなりません。
この対応も一度実施して終わるのではなく、定期的に見直し・改善していかなければなりません。日々の誠実な対応を積み重ねて、ユーザーの信頼を獲得していきましょう。
あなたのホームページは、ユーザーに安全で安心な環境を提供できていますか?
「安全ではありません」と表示されていたり、正しい情報が掲載されていなかったり、不審がられるポイントはありませんか?
安全で安心なホームページ運営でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。
いつでもお問い合わせください。
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Webコンサルタントの松崎です。
ホームページでユーザーが使いやすいように配慮をすることは検索エンジンの評価を向上させることを、いくつの記事で見てきました。
「SEOはユーザーへの親切な配慮から」、「親切なホームページにするための考え方」、「ユーザーがスムーズに操作できるホームページ」、「検索結果ページでわかりやすい配慮を」、そして「ウェブアクセシビリティで誰もに優しいホームページ」です。
SEOのテクニカルな基本はユーザーへの親切な配慮にあると言えます。
今回は、「内部リンク」という観点からホームページの親切設計について見てみます。
内部リンクとは、同じホームページ内のページ同士をつなぐリンクのことです。これは実店舗でいえば、お客様を案内する親切なスタッフのような役割を果たします。
内部リンクは、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても重要な道しるべとなります。
適切に設計された内部リンクには、以下のようなメリットがあります。
あなたは書店で目的の本を見つけた後どうしますか?
多くの人は、その棚の周辺を見て回ったり、関連する本も探したりするでしょう。ホームページも同じです。
あるページを読んでいるユーザーが「もっと詳しく知りたい」と思ったとき、関連ページへのリンクがあれば、自然にクリックしてその先のページを見ていくでしょう。こうなることで、ユーザーの滞在時間が長くなり、より多くの情報を提供できる機会が増えます。
内部リンクは、ホームページ内のどのページが重要かを示す指標にもなります。多くのページからリンクされているページは、それだけ重要なページと見なされます。
例えば、主力商品やサービスのページには、ホームページ内の多くのページからリンクを張ることで、その重要性を強調することができます。これはユーザーにとっても、「このページは重要なんだな」という目印になりますし、検索エンジンにとっても同様に伝えることができます。
ホームページ全体の評価(ドメインパワーとも呼ばれたりするかな)は、内部リンクによって各ページに伝えられます。特に外部からの被リンク(バックリンク)を多く獲得しているページからの内部リンクは、リンク先のページにその評価を分け与えると考えられています。
これは川の流れに例えることができます。
メインの大きな川(高評価のページ)から小さな支流(他のページ)へと水(評価)を分配することで、ホームページ全体に潤いを与えるのです。
検索エンジンのクローラー(情報収集ロボット)は、リンクをたどってホームページ内のページを発見します。適切な内部リンク構造があれば、クローラーは効率よくページを巡回できます。
これは迷路と標識の関係に似ています。
内部リンクという標識がなければ、クローラーは迷路の中で迷ってしまい、重要なページを見逃す可能性があります。
では、具体的にどのような内部リンク設計が効果的なのか。
見てみましょう。
ホームページの階層構造は、本の目次のようなものです。
トップページから各カテゴリーページ、そして個別ページへと、論理的に階層化された階層を作りましょう。
一般的には、「ホーム > カテゴリー > サブカテゴリー > 個別ページ」のような階層構造が理想的です。この構造を視覚的に示すパンくずリストも、ユーザーが現在位置を把握できる配慮となります。
アンカーテキスト(リンクをクリックする文字部分)は、リンク先のページの内容を適切に表現するものを設定します。
「こちら」「詳細はこちら」のような曖昧なアンカーテキストではなく、「初心者向けSEO対策の基本」「商品Aの使用方法」のように具体的な内容を示すアンカーテキストの方が、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても、わかりやすさが向上します。
ただし、全く同じアンカーテキストを大量に使うと、不自然に見えるので注意が必要です。
文脈に応じて自然な表現を心がけましょう。
記事の終わりに「関連記事」セクションを設けるのは効果的ですが、それだけでなく、本文中にも自然な形で関連ページへのリンクを入れると良いでしょう。
例えば、「SEO対策」について書いた記事の中で「キーワード選定」について触れた場合、その部分から「キーワード選定の詳細ガイド」へのリンクを張るというように。
これは本の脚注や参考文献のようなもので、「もっと知りたい」というユーザーの知的好奇心に応える役割を果たします。
新しいコンテンツを公開したら、関連する過去のコンテンツからリンクを張りましょう。逆に、新しいコンテンツからは、関連する過去のコンテンツへのリンクも入れると良いでしょう。
このように新旧のコンテンツをつなぐことで、古いコンテンツにも新たな価値が生まれ、検索エンジンからの評価も維持できます。
「孤立ページ」とは、他のページからリンクされておらず、辿り着けないページのことです。すべてのページが少なくとも1つの内部リンクで他のページとつながっているようにします。
特にホームページのリニューアルやコンテンツの追加後には、孤立ページができていないか確認することが重要です。
Google Search Consoleの「カバレッジ」レポートを使って、孤立ページを見つけることができます。
1つのページに設置するリンクの数は、多すぎても少なすぎても問題です。
一般的には、1ページあたり100リンク未満に抑えることが良いとされています。
重要なポイントは、ページの目的に合わせたリンク設計です。
商品詳細ページなら「購入ボタン」「関連商品」へのリンクを目立たせるべきですし、情報記事なら「関連記事」へのリンクを重視すべきでしょう。
リンクが多すぎると「リンクジュース」と呼ばれるページの評価が分散し、各リンク先への評価の分配量が減少すると考えられています。重要なページへのリンクは優先的に配置しましょう。
スマホでの閲覧を考慮したリンク設計も重要です。
小さな画面でもタップしやすいリンクサイズと間隔を確保しましょう。
一般的には、タップ対象は少なくとも40×40ピクセル以上のサイズが推奨されています。また、リンクが密集していると誤タップの原因になるため、適切な間隔(余白)も大切です。
「次の記事」「前の記事」などのナビゲーションリンクは、スマートフォンでは画面下部に配置すると親指で操作しやすくなります。
自社ホームページの内部リンク構造を分析し、改善するための取り組み方法を紹介します。
まずは現状を把握することが大切です。
Google Search Consoleを活用した内部リンク分析
Google Search Consoleの「リンク」レポートは、内部リンクの状況を簡単に確認できる無料ツールです。左側のメニューから「リンク」を選択すると、内部リンク、外部リンク、トップリンクページなどの情報が表示されます。
特に「トップリンクされているページ」セクションでは、サイト内で最もリンクされているページが表示されます。これを確認することで、現在どのページが内部リンク構造の中で重視されているかがわかります。また、「内部リンクが最も多いページ」セクションでは、他のページへ最も多くリンクを送っているページがわかります。
分析結果からわかること
こうした分析を定期的に行うことで、リンクが多すぎるページ、少なすぎるページ、そして内部リンクが全くない「孤立ページ」などを特定できます。特に孤立ページは、ユーザーにも検索エンジンにも見つけにくいので、すぐに改善するようにしましょう。
Google Search Consoleでの分析は、専門的な知識がなくても簡単に行えるのが大きなメリットです。定期的なチェックを習慣化することで、内部リンク構造の問題を早期に発見できます。
コンバージョンに直結するページ、アクセス数の多いページ、SEO的に重要なキーワードをターゲットにしているページなど、ビジネス上重要なページをリストアップします。
これらのページが適切に内部リンクで強化されているか確認しましょう。
分析結果に基づいて、具体的な改善計画を立てます。
など、優先順位をつけて計画的に取り組みましょう。
改善策を実施したら、その効果を定期的に測定します。以下の指標が参考になります。
数値だけでなく、実際のユーザー行動も観察しましょう。ヒートマップツールなどを使うと、ユーザーがどのリンクをクリックしているかが視覚的に分かります。
最後に、内部リンク設計で注意すべきポイントをいくつか紹介します。
過度なSEO対策を目的とした不自然な内部リンクは、ユーザー体験を損なう可能性があります。常にユーザーにとって価値のあるリンクかどうかを考えましょう。
例えば、文脈と関係ないキーワードにリンクを設置したり、同じページに同じアンカーテキストで何度もリンクを張ったりするのは避けるべきです。
時間が経つにつれて、リンク先のページが移動したり削除されたりすることがあります。定期的に内部リンクをチェックし、リンク切れがないか確認しましょう。
特にリニューアルを行った場合は、古いURLから新しいURLへの301リダイレクトを設定するなど、適切な対応が必要です。
ヘッダーやフッターなどのグローバルナビゲーションは、すべてのページから重要なページにアクセスできる便利な機能です。しかし、これだけに頼らず、本文中の文脈に応じた内部リンクも充実させましょう。
グローバルナビゲーションはホームページの「骨格」、本文中のリンクは「筋肉」と考えると良いでしょう。両方がバランスよく機能することで、使いやすいホームページになります。
内部リンクの最適化は、単なるSEO対策ではなく、訪問者への「親切な接客」の心と言えます。ユーザーが「次に何を見たいか」を想像し、適切な案内をすることで、満足度の高いホームページになります。
親切な案内スタッフのように、訪問者が迷わず目的の情報にたどり着けるような内部リンク設計を心がけましょう。それが結果として、回遊率の向上、滞在時間の増加、そして検索順位の上昇につながります。
テクニカルSEOや内部リンクの重要性について、さらに詳しく知りたい方は「Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEO」もあわせてご覧ください。
内部リンクは、ホームページにおける「親切な案内スタッフの接客」の役割を果たします。
【適切に設計された内部リンクの効果】
このように、内部リンクの最適化はユーザーにとっても検索エンジンにとっても価値のある施策です。一度に完璧を目指すのではなく、少しずつ改善を重ねていくことが大切です。
あなたのホームページの内部リンクは、訪問者を適切に案内できていますか?
今日からでも、ユーザー目線での内部リンク見直しを始めてみませんか?
内部リンクの最適化を含むテクニカルSEOに取り組みたい方、当社ではテクニカルSEOを主軸に改善を行って進めるWebコンサルティングでWeb集客をサポートしています。いつでもお気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。
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(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)
Webコンサルタントの松崎です。
ここまでSEOがユーザーに親切な配慮だといくつかの記事で見てきました。
これらの記事を読んでもらうと、テクニカルSEOについての説明のように思えますが、これらの設定は全てユーザが使いやすくなるために行うもので、まわり回って考えると、やはりユーザが使いやすくなるために配慮をしておく取り組みだといえます。
今回は、「ウェブアクセシビリティ」について見てみます。
ウェブアクセシビリティとは、「誰もがホームページを使えるようにする取り組み」です。
視覚や聴覚に障害のある方、高齢の方、一時的に不自由を抱えている方など、様々なユーザーが利用しやすくできるようにすることです。さらに、集客の幅も広がります。
「うちのホームページは一般の人向けだから、アクセシビリティは関係ない」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実はそうではありません。
日本には約1,160万人の障害者の方がいます(内閣府「令和5年版障害者白書(全体版)」)し、高齢者も増加しています。また、一時的な怪我や病気、環境的な制約(まぶしい屋外でスマホを見る、騒がしい場所で動画を視聴するなど)により、誰もが「一時的な障害」を経験することがありますよね。
私自身、老眼がすごくキツくなってきていまして、文字の小さいホームページはとても読みづらいです。
こういった状況は誰にもあることで、アクセスしやすいなホームページにしておくとたくさんの利用者にメリットがあるだけでなく、ホームページの運営者にもメリットがあります。
1. より多くの人に情報を届けられる
潜在的なユーザー層が広がり、ビジネスチャンスも増えます。
2. SEO効果が向上する
Googleは公式にアクセシビリティをランキング要因の一つとして考慮していると発表しています。
3. ブランドイメージの向上
誰もが使えるホームページを提供することで、企業の社会的責任(CSR)にもつながります。
4. 法的リスクの回避
日本では2024年4月よりウェブアクセシビリティの合理的配慮が法律で義務化されました。
では、具体的にどのような対応が必要なのか。
まずは基本的な項目から見ていきましょう。
視覚に障害のある方は、スクリーンリーダーというソフトウェアを使ってホームページを「読み上げ」てもらいます。スクリーンリーダーは画像を読み取ることができないため、代替テキスト(alt属性)を設定することで、画像の内容を伝えることができます。
【代替テキストの書き方】
適切な代替テキストを設定することで、視覚に障害のある方だけでなく、画像の表示に時間がかかる環境や、画像表示をオフにしているユーザーにも情報が伝わります。また、検索エンジンも代替テキストを参考にして画像の内容を理解するため、SEO効果も期待できます。
「赤字の項目は必須です」
「緑のボタンをクリックしてください」
というように、色だけで情報を伝えると、色覚特性のある方(色を見分けにくい方)には伝わりません。
色覚特性は男性の約5%、女性の約0.2%に見られます。これは決して少ない数字ではありません。
【色で情報を伝える時のポイント】
デザインの段階からカラーユニバーサルデザインを意識することで、より多くの人に情報を正確に伝えることができます。
マウスやタッチスクリーンを使えない方(視覚障害のある方や上肢に障害のある方など)は、キーボードだけでホームページを操作します。全ての機能がキーボードだけで利用できるように設計することが重要です。
【キーボード操作対応のポイント】
キーボード操作の対応は、実は多くのホームページで不十分なです。あなたのホームページで、タブキーだけで全ての機能が使えるか試してみてください。操作できない部分が意外と多くあるかもしれません。
見出しタグ(h1~h6)は、ページ構造を理解する上で重要な役割を果たします。特にスクリーンリーダーのユーザーは、見出しを手がかりにしてページ内を移動することが多いです。
【見出し構造の基本】
適切な見出し構造は、スクリーンリーダーユーザーの利便性を高めるだけでなく、SEOの観点からも重要です。Googleは見出し構造を参考にしてページの内容を理解しようとしています。
問い合わせフォームやお申し込みフォームは、ユーザーとの大切な最初の接点です。全てのユーザーが簡単に入力できるよう、配慮しましょう。
【使いやすいフォームにする最適化】
文字サイズやフォント、行間などは、読みやすさに大きく影響します。
【配慮するポイント】
アクセシビリティの観点だけでなく、SEOの観点からも画像の適切な設定は重要です。正しく最適化できると画像検索からの集客は見込めるようになります。
「IMG_1234.jpg」のような意味のないファイル名ではなく、内容を表す名前にしましょう。例えば「organic-vegetable-basket.jpg」のように、キーワードを含めた名前にします。
前述の代替テキストは、アクセシビリティだけでなく、画像検索のランキング要因にもなります。ただし、キーワードを不自然に詰め込むのではなく、画像の内容を正確に表現することが大切です。
画像の前後のテキストや、画像のキャプションなども、その内容と画像がきちんと一致するものにしましょう。
ファイルサイズが大きすぎると表示速度が遅くなり、ユーザーが使いにくくなってしまいます。適切なサイズと圧縮で、表示速度も最適化しましょう。
画像の最適化については、「ユーザーがスムーズに操作できるホームページ」https://ameblo.jp/mamaru14/entry-12896790688.htmlの記事でも触れていますので、ぜひ参考にしてください。
ウェブアクセシビリティの対応は、一度に全てを完全に最適化する必要はありません。少しずつでも改善していくことが大切です。
こういった取り組みのいくつかだけ対応できれば、これまでよりもずっと多く人が利用しやすい親切で使いやすいホームページとなり、アクセス数が増え、検索エンジンからの評価向上も見込まれ、集客増がきたいできるようになります。
ウェブアクセシビリティの対応は、特別なことではありません。家や店舗に手すりやスロープを設けるのと同じように、デジタルの世界にもバリアフリーが必要なのです。
すべての人に情報を届けるという姿勢は、結果的にあなたのホームページの利用者を増やすことにつながります。検索エンジンからの評価も高まり、SEO効果も期待できます。
あなたのホームページでも、できるところからひとつづつ「優しい配慮」を取り組んでいきましょう。
また、あなたが検索する時に、ウェブアクセスビリティの配慮がされているかどうかがわかると、その会社が見えないところまで配慮してくれる会社だとわかりますよね。そういう会社のサービス・商品を選びたいですよね。
アクセシビリティを含むテクニカルSEOについて、より詳しく知りたい方は「Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEO」もあわせてご覧ください。
ウェブアクセシビリティの対応は、特定の人のためだけのものではありません。
誰もが使いやすいホームページは、結果的に全てのユーザーにとって価値があります。
【最適化ポイント】
アクセシビリティの向上は、より多くのユーザーへのリーチ、SEO効果の向上、そしてブランドイメージの向上につながります。一度に完璧を目指すのではなく、できることから少しずつ改善していきましょう。
あなたのホームページは、誰もが使いやすいものになっていますか?
ウェブアクセシビリティの最適化に取り組みたい方は、お気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)Webコンサルタントの松崎です。
これまで「SEOはユーザーへの親切な配慮から」や「ユーザーがスムーズに操作できるホームページ」の記事でお伝えしてきたように、SEOの基本はユーザーへの親切な配慮と言えます。
今回は、その配慮の一環として「検索結果ページでのわかりやすさ」について特に見ていきます。
これは「ページタイトル」と「メタディスクリプション」を検索ユーザーにわかりやすく表示する配慮です。
検索エンジンの結果ページ(SERP)で表示される情報は限られています。
これらは、ユーザーがどのページに自分が探している情報が載っているのかを考える重要な要素です。例えて言うと、お店の看板や店頭ポップのようなものです。魅力的でわかりやすければユーザーは興味を持ちクリックしますし、わかりにくければスルーされてしまいます。
検索ユーザーは何か調べものをするとき、検索結果の上から順にタイトルを見て「これは自分の求める情報がありそうだな」と思ったものをクリックします。タイトルだけでは判断できない場合は、ディスクリプション(黒文字の2行程度の説明文)を読んで判断することも多いです。
ページタイトルは、HTMLの<title>タグで指定する部分で、検索結果で最も目立つ青いリンクテキストとして表示されます。このタイトルは、SEOにおいても検索エンジンがページの内容を把握するための手がかりしていて、非常に重要な役割を果たしています。
1. キーワードを含める
検索されやすいキーワードを含めることは基本です。ただし、不自然に詰め込むのはスパムとなり、逆効果です。
2. 簡潔で具体的に
できれば、30文字程度に収めましょう。長すぎると途中で切れてしまいます。
3. ユーザーの検索意図に応える
「〇〇とは?」という検索には「〇〇とは何か?わかりやすく解説」のようなタイトルが効果的です。
4. 数字や年号を入れる
「7つの方法」「2025年最新版」など具体性のある数字は検索ユーザーの目を引きます。
5. ブランド名はあとに
重要なキーワードを先に、会社名や商品名は後ろに配置するのが効果的です。
例えば、「SEO対策|株式会社〇〇」ではなく、「初心者でもわかるSEO対策の始め方|株式会社〇〇」のように、具体的な内容を前に持ってくると良いです。
キーワードの詰め込み
例「SEO対策 SEO SEOリンク SEO集客 東京 大阪 全国対応」
このようなタイトルは、キーワード詰め込みスパム(キーワードスタッフィング)とみなされ、かえって評価を下げてしまいます。
意味不明な省略
例「HRS-02 マーケ資料 PDF」
社内でなら通じる略語や商品コードでも、一般ユーザーには何のことかさっぱりわかりません。
内容と不一致
例「無料ダウンロード」(実際には有料)
クリック率は上がるかもしれませんが、内容が合ってないことがわかるとすぐに離脱され、むしろ信頼を失います。
メタディスクリプションは、HTMLの<meta name="description" content="〇〇">で指定する部分で、検索結果のタイトル下に2行程度で表示される説明文です。
1. 適切な長さ
120文字程度に収めましょう。長すぎると途中で「...」と切れてしまいます。
2. キーワードを自然に含める
検索キーワードと一致する部分は太字で表示されるため、目に留まりやすくなります。
3. 魅力や特徴を具体的に
「なぜこのページを見るべきか」を伝えましょう。
4. 行動を促す言葉を入れる
「今すぐチェック」「詳しく見る」など、クリックを促す言葉を入れるのも効果的です。
5. ページごとに固有の内容に
同じディスクリプションを複数ページに使い回すのはやめましょう。
例えば「当社の商品についてご紹介しています」ではなく、「有機栽培の安心素材だけを使った赤ちゃん用離乳食。アレルギー対応7種類の豊富なラインナップを全国配送でお届けします。初回限定20%オフ」のように、具体的なメリットを伝えると良いですよ。
内容がない
例「ようこそ、〇〇株式会社のホームページへ」
何のホームページなのか、どんな情報があるのか全くわかりません。
文字化け
例「■□■□■□■□■□■□■」
文字コードの設定ミスで文字化けしたディスクリプションを見かけることがあります。ほぼクリックされません。
ページ内容のコピペ
例「ページ内容をそのままコピーしただけの文章...」
内容は伝わるかもしれませんが、魅力的な要約になっておらず、クリックを促せません。
では、具体的にどうやって最適化していけばいいのか、見ていきましょう。
まずは、Google Search Consoleなどのツールで、現在のクリック率データを確認しましょう。特にクリック率の低いページから改善していくのがおすすめです。Google Search Consoleにアクセス。
そのページにアクセスしてほしいユーザーは、どんなキーワードで検索し、どんな情報を求めているのかを考えましょう。
例えば「子犬 しつけ」で検索するユーザーは、子犬のしつけ方法についての具体的なノウハウを求めています。「子犬のしつけならお任せください」より「初めての子犬の飼い主さん向け|3日でできる基本のしつけ方法」のほうが検索意図に合っています。
検索結果ページには、あなたのサイト以外にもたくさんのホームページが検索結果として表示されます。なぜあなたのページを選ぶべきなのか、その理由を考えましょう。
などは差別化ポイントになりますよ。1ページづつしっかりをチェックしてみてください。
同じページに対して複数のタイトルやディスクリプションのパターンを用意し、どれが最もクリック率が高いかを検証するのも効果的です。
ただし、頻繁に変更すると検索エンジンが混乱する可能性もあるので、テスト期間は1〜2週間程度の間隔でデータを収集して実施しましょう。
タイトルとディスクリプションは別々に考えるのではなく、セットで考えるのが効果的です。
例えば、タイトルが「初心者向け自転車選びの5つのポイント」なら、ディスクリプションでは「どんなポイントが解説されているのか」「なぜそのポイントが重要なのか」「読むとどんなメリットがあるのか」といった情報を補完すると良いでしょう。
タイトルで興味を引き、ディスクリプションで具体的な価値を伝えるといったように流れをもたすと、クリックにつながりやすくなります。
ページタイトルとメタディスクリプションは、検索結果だけでなく、SNSでシェアされたときのプレビュー表示にも使われます。
FaceBookやTwitterでシェアされた際の表示は、OGP(Open Graph Protocol)タグで別途設定することも可能ですが、設定していない場合はそれぞれの文字列が使用されます。
SNSでのシェアを意識して記述することで、検索からだけでなくSNSからの流入も増やせる可能性が出てきます。
今すぐ簡単にできるチェック方法は、
です。
これだけでも、改善点が見えてくるはずですよ。
現在、検索の多くはスマートフォンで行われています。スマホ画面では表示スペースが限られるため、より簡潔で魅力的な表現が求められます。
特にタイトルは、PCよりも短く表示される傾向があるので、重要なキーワードは必ず前に持ってくる!ことがより重要になります。
実際のモバイル表示を確認して、途中で切れていないか、意図した内容が伝わる表示になっているかを自分のスマホでチェックしましょう。
ページタイトルとメタディスクリプションの最適化は、小さな変更かもしれませんが、検索からの流入を大きく左右します。上位表示を獲得するために多大な労力を費やした後に、この部分を適当になっているのは凄くもったいないです。
検索エンジンのアルゴリズムを考えた最適化というよりは、実際にそれを見るユーザーの気持ちになって、わかりやすく魅力的な表現をする最適化です。「この先にどんな情報があるのか」「なぜそれが自分にとって価値があるのか」をユーザーに明確に伝えることが大切です。
「検索結果はアピール合戦の場です。」と相談者さんにアドバイスしています。文字だけで表示される小さなスペース(※リッチスニペットで画像やリンクなども表示されますが..)で、いかに掲載されている内容を伝えてクリックにつなげられるか。アクセスするかどうか判断される大きな分かれ目なので、ユーザーへの配慮とともにちゃんとPRするようにしましょう。
テクニカルSEOがユーザーへの配慮となることについて、もっと詳しく知りたい方は「Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEO」もあわせて見てもらうと、全体の取り組みがわかりやすいと思います。ぜひご覧くださいね。
ページタイトルとメタディスクリプションは、検索エンジンとユーザーとホームページをつなぐ重要な場所です。どんなに素晴らしいコンテンツを用意しても、検索結果で魅力を伝えられなければ、そのページに来てもらえません。
【重要ポイント】
今回ご紹介した内容をもとに、あなたのホームページのタイトルとディスクリプションを是非見直してみてください。検索順位を上げる対策も大切ですが、すでに獲得している検索表示から、さらに多くのクリックを得ることも、同じくらい大事な取り組みです。
あなたのホームページは、検索結果で十分にその魅力を伝えられていますか?
テクニカルSEOでユーザーに配慮したホームページに改善したい方はまず現状をお聞かせください。
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Webコンサルタントの松崎です。
これまで「SEOはユーザーへの親切な配慮から」や「ホームページを親切設計するための考え方」の記事で見てきたように、SEOの本質はユーザーへの親切な配慮です。
今日は、ホームページで最適化しておきたい配慮の中で、すべてに影響する「スムーズに操作できる」ことについて、その具体的なメリットと、それをするための方法について見ていきます。SEOにも大きな影響がありますので、しっかり取り組みたい箇所です。
ユーザーがストレスなくホームページを操作できることのメリットについて見てみましょう。
「直帰率」とは、ホームページに訪れたユーザーがほかのページを見ることなく離脱してしまう割合のことです。
スムーズに操作できるホームページでは、ユーザーは目的のコンテンツを見つけやすく、さらにページからページへ移動するしやすくなり、回遊性が高まります。
レストランのホームページに訪れたお客さんが「メニュー 一覧」から「季節限定メニュー」へ、そして「予約方法」へとスムーズに移動できれば、直帰率は低下します。逆に、メニューが見つからなかったり、リンクされてなかったりすると、ユーザーはイライラして「もういいや」と離れてしまいます。
直帰率が低くく、回遊率の高いホームページは、Google等の検索エンジンから「ユーザーに役立っている」と評価され、SEOへの影響もあると考えられています。
使いやすいホームページでは、ユーザーがストレスなく情報を探せるので、自然と滞在時間が長くなります。
これは図書館で考えるとわかりやすいでしょう。
本の配置が論理的で、案内表示も適切な図書館では、利用者は長時間滞在して様々な本を手に取ります。一方、配置が分かりにくく、案内も乏しい図書館では、目的の本を見つけられないので、諦めて帰ってしまうでしょう。
検索エンジンは、ユーザーの滞在時間が長いホームページは「役立つ情報を提供している」と判断し、コンテンツとその操作性も評価し、検索順位を決定する要因にも好影響を及ぼすと言われています。
「コンバージョン」とは、ホームページの目的となる行動(問い合わせ、資料請求、購入など)がユーザーによって行われることです。
スムーズに操作できるホームページでは、ユーザーが持っているニーズにしっかりと応えることができるので、目的のアクションを取りやすくなり、問い合わせや購入が増えます。
ネットショップでスムーズに商品を探せて、簡単に購入手続きができれば「決済の手続きが多すぎて面倒で買わずに離脱」といった機会損失を減らせます。これは、お店のレジに長い行列ができていると購入をやめてしまうのと同じ心理です。
問い合わせフォームの入力項目を20項目から7項目に減らすことで、問い合わせが増えたケースもあります。ユーザーにとっての「手間」を減らすことが、実際の問い合わせや売上にも大きく影響します。
使いやすいホームページは、ユーザーに「また来たい」と思ってもらえます。つまり、リピーターが増えます。
行きつけのカフェに通い続けるのは、そこの雰囲気や接客、メニューなどが自分に合っているからですよね。同じように、ホームページも「使いやすい」「快適」「役に立つ」と感じてもらえれば、再訪問してもらえる確率が高くなります。
リピーターが増えると、指名検索や検索エンジンを経由しない直接アクセス、ブックマークからのアクセスが増えます。これはキーワードの組み合わせでの検索を想定したSEOでの集客に頼らない、安定した集客の土台を作ることになります。
使いやすく役立つホームページは、ユーザーが自然に他の人に共有したくなります。ブログやSNSでの言及、紹介リンクなどが増えることで、バックリンク(外部サイトからのリンク)が自然に増加します。
美味しいレストランを友人に教えたくなるのと同じで、「この情報は役立つ!」と思えるホームページは、自然と広まっていきます。
バックリンクの増加は、SEOにおいてすっと昔から非常に重要な評価要素とされています。Google検索で上位表示されているホームページの多くは、質の高いバックリンクを多数持っています。
では、具体的にどうすればユーザーがスムーズに操作できるホームページを実現できるのか。
主要なポイントを6つご紹介します。
ナビゲーションは、ユーザーがホームページ内を移動するための道案内です。わかりやすいナビゲーションを設計するには、次のような点に注意しましょう。
よく目にする失敗例として、社内の部署名や専門用語をそのままメニュー項目にしているケースがあります。例えば「ソリューション事業部」という項目を見て、一般ユーザーはその中に何があるのかイメージできません。「お客様の課題解決」のような、目的や内容がわかる表現にすることが大切です。
詳しいナビゲーション設計のコツについては「ホームページを親切設計するための考え方」の記事もご覧いただくと、わかりやすいと思います。
ページの表示速度は、ユーザーの使いやすさに直結する重要な要素です。調査によると、表示に3秒以上かかるページからは40%以上のユーザーが離脱するとされています。
【表示速度改善のポイント】
表示速度の改善は「ページの表示速度は十分に速い?|自分でできるSEOチェック」の記事でも詳しく解説しているテクニカルSEOの重要な部分です。検索エンジンもページの表示速度を検索順位を決定する要因としていると公言しているので、SEOとしても優先度の高い施策といえます。
現在、インターネットトラフィックの半分以上はスマホからのアクセスです。スマホでの操作性を最優先で考えたホームページ設計はもはや絶対条件になっています。
【スマホ対応の設計ポイント】
PCで見ると美しいホームページが、スマホでは操作しづらいといったケースはちょくちょく見られます。テンプレートに流し込んで簡単に作られてホームページで起こりがちな現象です。完成して公開する前に、自分自身のスマホで全ページを確認して、必要な箇所を調整してもらってから公開するようにしましょう。流し込みホームページ制作の場合はご注意を。
ユーザーは情報を探すためにホームページを訪れます。その情報を見つけやすくするには、コンテンツの構成が重要です。
本を読むときを、目次がわかりやすく、章や節が適切に区切られていれば、必要な情報をすぐに見つけられますよね。ホームページも同じです。人が見てわかりやすい構造化された情報は、理解しやすくなるだけでなく、検索エンジンにもページの内容や重要度を伝える役割を果たしてくれます。
問い合わせフォームやお申し込みフォームは、ユーザーとの大切な接点です。ここが使いにくくなっていると、せっかく興味を持ってもらっても成約につながりません。
【フォーム設計のポイント】
私の体験ですが、あるセミナーの申し込みフォームで、入力途中でブラウザバックしたら全情報が消えてしまい、最初からすべて入力し直しになったことがあります。そのときの「もういいか」で申し込みをやめました(笑)。こうしたストレスは、ユーザーをホームページから離れさせてしまいます。
ホームページ内で一貫したデザインやユーザーインターフェース(UI)を提供することで、ユーザーは迷わず操作できるようになります。
これはよく行くお店での買い物と似ているかもしれません。商品の配置や店内の案内が毎回変わると戸惑いますが、いつもだいたい同じなら迷わず欲しいものを手に取れますよね。ホームページも同じで、操作方法が直感的に予測できることで、ユーザーは安心してコンテンツに集中できるのです。
スムーズな操作性はユーザーの使いやすさ(UX)を向上させ、その結果としてSEOにもプラスの影響があります。これは、さらに良い流れを生み出します。
「ユーザーファースト」の考え方に基づいたホームページ運営が、最終的に売上アップにもつながることを表しています。逆に言えば、SEOだけを目的とした対策では、このような流れは生まれません。
SEOはテクニックばかりに目が行きがちですが、そうではなく、まずはユーザーが本当に求めていること考えて、取り組み始めることが大切です。その取り組み方がホームページの価値を高めることにつながり、結果として検索エンジンからも評価され、検索順位も上昇することが期待できるようになります。
「スムーズな操作性」と聞くと、大規模なリニューアルが必要だと思われるかもしれません。しかし、改善は小さな一歩から始められます。
こうした小さな改善の積み重ねが、ユーザーの使いやすさを大きく向上させます。一度に全面リニューアルするのもありですが、データに基づいて一つずつ改善を重ねることで、着実に成果を上げていくことができます。
「使いやすさ」は、決して主観的なものではありません。
Googleアナリティクスなどのツールを使って、ユーザーの行動データを分析することで、客観的に問題点を特定し、改善することができます。例えば、特定のページでの離脱率が高い場合、そのページのナビゲーションや内容に問題がある可能性があります。
スムーズな操作性を考える上で忘れてはならないのが、多様なユーザーへの配慮です。視覚や聴覚に障害のある方、高齢者、色覚特性のある方など、様々な人がホームページを利用します。
アクセシビリティへの配慮は、こうした多様なユーザーにもスムーズに操作できる環境を提供するものです。例えば、次のような対応が考えられます。
「誰もが使えるホームページ」を目指すことは、単なる思いやりだけでなく、より多くのユーザーにリーチできるというメリットもあります。また、GoogleもWebアクセシビリティをSEO評価の一要素として考慮していることが知られています。以前に投稿した「画像にalt属性(代替テキスト)の最適化|自分でできるSEOチェック」にも確認方法や設定について書いていますので、あわせてご覧いただくとわかりやすいと思います。
ホームページはデザインの美しさや動き、システマチックな機能の豊富さに目を奪われがちです。しかし、検索してやってくるユーザーはそんなことを求めているでしょうか?
私は違うと思います。
どんなに美しいデザインも、使いにくければユーザーはすぐに去っていきます。反対に、デザインが今の流行りでなくてもシンプルでも見やすく使いやすいホームページは、ユーザーがスムーズにその目的を果たすことができるので、問い合わせや購入につながりやすいでしょう。
あなたのホームページは、
ユーザーに使いやすさを我慢してもらって、美しさやカッコ良さを見せたいのでしょうか?
それとも、スムーズにユーザーの要望に応えて問い合わせや購入に繋げたいのでしょうか?
使いやすさは、見た目のキレイさやカッコ良さではない性能部分を、予め最適化しておく必要があります。最適化するためには、テクニカルなSEOに取り組みユーザーへの配慮をしておかなければなりません。テクニカルSEOについては「Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEO」も一緒にご覧いただくと必要な取り組み内容がよくわかると思います。
ホームページの「スムーズな操作性」は、単なる技術的な問題ではなく、集客や売上に直結する大切な要素です。
「SEOと使いやすさは別物」と考えている方も多いかもしれませんが、実はこの二つは表裏一体の関係にあります。Googleが目指しているのは、「ユーザーに最も役立つ情報を提供すること」だからです。
ホームページを作る際、改善する際、リニューアルする際には、まずユーザーの立場で「どうすれば目的を達成しやすくなるか」を考えることが大切です。その思いやりの積み重ねがSEO評価を高め、ホームページの集客力を高めていきます。
あなたのホームページは、ユーザーがスムーズに操作できるようになっていますか?
キレイだけをチェックしただけで、制作会社に丸投げ状態ではないですか?
リニューアルしたのにアクセス数が減った、ページの表示がすごく遅いなどでお困りでしょたら、まずはその状況をお聞かせください。
御社にあった改善方法をご提案できます。
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Webコンサルタントの松崎です。
インターネットでは、毎日数え切れないほどの新しいホームページが生まれています。
その中で、ユーザーに「また来たい」と思ってもらえるホームページにするにはどうすれば良いのでしょうか。
前回の記事でお伝えした通り、SEOの本質は「ユーザーへの親切な配慮」です。(noteの記事はこちらから)
今回は、その考え方を具体的にホームページ設計に活かす方法について見てみます。
見た目だけでなく、ユーザーへの思いやりが詰まったホームページこそが、結果的にSEO評価を高め、集客力を向上させます。
ホームページを訪れるユーザーは、何らかの目的を持っています。
商品を探している人、サービスの詳細を知りたい人、お問い合わせをしたい人など、目的は様々です。
良いホームページは、ユーザーが「ここに何があるのか」「自分の求めるものがあるのか」をすぐに理解できるようになっています。これは実店舗でいえば、入口から商品が見やすくわかりやすく配置されているような感じです。
トップページは、ユーザーが最初に接する場所です。ここでユーザーに伝えなけえればならない重要な情報があります。
1. 何をしている会社・個人なのか
業種や提供しているサービス、商品の概要がわかりやすく示されているか。
2. どんな価値を提供できるのか
ユーザーにとっての具体的なメリットや解決できる悩みが明確になっているか。
3. 次に何をすれば良いのか
商品紹介ページへの誘導や問い合わせフォームへのリンクなどがわかりやすいか。
パン屋さんのホームページなら「毎朝焼き立ての天然酵母パンを提供」「無添加で健康志向の方にも安心」「オンラインでの予約も可能」といった情報がすぐにわかるようになっているといいですよね。
ユーザーに寄り添ったなホームページは、トップページの最初に「あなたはこんなお悩みをお持ちではありませんか?」と問いかけ、ユーザーの悩みに共感する内容から始まります。思わず「そうそう、それが知りたかったんだ!」と心の中でうなずいてしまうような。こういったユーザーの気持ちに寄り添うアプローチは、親切設計の基本な考え方です。
ホームページ内のナビゲーションは、ユーザーをわかりやすく目的の場所へ導いてくれる案内板です。わかりやすいナビゲーションは、ユーザーのストレスを減らし、快適度を高めてくれます。
1. シンプルで一貫性のあるメニュー構造
どのページにいても同じ位置に同じメニューがあると安心。
2. 適切なカテゴリー分け
ユーザーの視点に立った分類になっていますか?
専門用語ではなく、一般の方にもわかる言葉を使いましょう。
3. 現在位置の表示
パンくずリストなどで今どこにいるのかがわあかるようになっていると便利。
4. サイト内検索の設置
情報量の多いホームページでは必須の機能です
思っている以上に使われますので、正しく検索できるかのチェックも行っておきましょう。
大学のホームページでは「入学希望の方」「在学生の方」「卒業生の方」「企業・研究者の方」といったように、ユーザーのタイプ別に求めているページが違っています。なので、ナビゲーションを適切にわかりやすく設計することはすべてのユーザーに親切な設計です。
どんなに優れた内容でも、読みにくければその価値が半減してしまいます。
読みやすさは親切設計の基本と言えます。
1. 適切な文字サイズと行間
小さすぎる文字や詰まった行間は目の疲れの原因になります。
2. コントラストの確保
背景と文字色のコントラストが低いと読みづらくなります。
3. 段落や見出しの活用
長い文章は適切に分割し、見出しで内容を予告すると読みやすくなります。
4. リストやテーブルの活用
箇条書きや表を使うと情報が整理されて理解しやすくなります。
5. 強調表現の適切な使用
太字やカラーで重要なポイントを強調すると要点がつかみやすくなります。
6. 画像や図表による補足
複雑な内容は視覚的な要素で補足すると理解が深まります。
「このホームページ、読みやすいなあ」と感じるときは、こういった工夫が細かく丁寧に設定されています。見る人への配慮ができていますよね。
多くの人がスマホでホームページを見るようになっています。PCでは問題なく表示されても、スマホで見づらかったり、操作しづらかったりすると、多くのユーザーがどこかへ行ってしまいます。
1. レスポンシブデザインの採用
画面サイズに応じて最適な表示に自動調整される設計を取り入れる。
2. タップしやすいボタンサイズ
指で操作することを考えた大きさのボタンやリンクでレイアウトする。
3. スクロールの最適化
重要な情報を上部に配置し、横スクロールが発生しないように設計する。演出でユーザーが意図せず勝手にスクロールするようにしない。
4. 読み込み速度の向上
4G回線、電波が弱いところでの表示速度も考えてコンテンツの軽量化に配慮する。
私は、通勤中にスマホでホームページを見ることが多いのですが、ページがなかなか表示されなかったり、スムーズにスクロールできないページはすぐに離脱します。待ちません(笑)
少し不便ではありますが積み重なっていくと、ユーザーの使いやすさは大きく損なわれて、ほとんどの方がアクセスしたくないホームページになってしまします。
ホームページは様々な人が訪れます。
視覚や聴覚に障害のある方、高齢者、色覚に特性のある方など、多様なユーザーに配慮することも大切な「親切」です。
1. 適切なコントラスト比
文字と背景の色のコントラストを十分に確保する。
2. 画像のalt属性
画像に適切な代替テキストを設定し、スクリーンリーダーでも内容が伝わるようにする。
3. キーボード操作の対応
マウスを使わなくてもすべての機能が利用できるようにする。
4. 色だけに頼らない情報伝達
色覚特性のある方にも情報が伝わるよう、色以外の手がかりも用意する。
アクセシビリティへの配慮は単なる思いやりだけでなく、より多くの人にホームページを利用してもらえるようになるメリットもあります。また、Googleなどの検索エンジンもアクセシビリティをチェックしるので、SEOの観点からも好影響が期待できます。
ユーザーがホームページに求めるものの一つに「信頼性」があります。
運営者情報や問い合わせ方法などを明確に表示することで、ユーザーが安心して利用できるようになります。
1. 会社概要・運営者情報
法人名、所在地、連絡先など基本情報の明記する。
2. プライバシーポリシー
個人情報の取り扱いに関する方針を1ページで作る。
3. 特商法に基づく表記
ネットショップなど通信販売を行う場合は法律でも必須なので、きちんと作る。
4. SSL証明書の導入
https化による暗号化を行って、安心して利用できる安全な環境を作る。
「このホームページ、何か怪しい...変...」と思われたら、どんなに良いサービスや商品であったとしてもユーザーに信用してもらえません。信頼してもらうことはとても重要です。
ホームページの目的の多くは、最終的にユーザーと接点を作ることです。
問い合わせフォームや予約システムなどは、ユーザーから接点を作ってくれる入り口になります。なので、使いやすさ、面倒くさくないかをチェックしましょう。
1. シンプルなフォーム設計
必要最低限の入力項目に絞る。
2. 入力例の提示
記入欄の横に入力例を示すとわかりやすくて親切です。
3. エラー表示の工夫
入力ミスがあった場合、何が間違っているのかわかりやすくエラーメッセージを表示する。
4. 複数の連絡手段
フォーム以外にも電話番号やメールアドレスなど選択肢を用意しておく。
5. 返信までの目安を明示
「3営業日以内に返信します」など対応の目安を表示しておくと安心できます。
以前、ホームページ無料診断にこられた方のホームページは、問い合わせフォームに20項目以上の入力欄があり、しかも細部化されている上に、必須項目と任意項目が混じっていました。これではフォームを見ただけで問い合わせする気が無くなってしまいます。まるで、問い合わせを拒否しているかのような状態でした。ユーザーの負担を考えると、最初に必要な情報だけを聞くべきです。
どんなに内容が充実していても、表示に時間がかかるホームページは誰も見ません。表示速度はユーザーのストレスに直結するとても重要な要素です。
1. 画像の最適化
適切なサイズと圧縮で軽量化する。
2. 不要なプラグインは使用しない
WordPressなどCMSを使用する場合は気をつけましょう、プラグイン頼りの制作はセキュリティでの不安も出てきます。
3. キャッシュの活用
一度読み込んだデータを利用してスピードアップを図る設定です。
4. コードの最適化
各種コードの配置場所を最適化し、不要なコードの削除や圧縮を行って、正しいコードでページを作りましょう。
ただキレイに見えれば良いというものではありません。
「このページ、表示が遅いなあ...」と思われる前に離脱されてしまうことがほとんどです。
現在のホームページでは当たり前に配慮しておきたい絶対必須の設定です。
ここまで見てきたような「親切設計」のホームページは、ユーザーの満足度を高めます。
そして、この満足度こそがSEOと集客の成功につながっていきます。
そうなると言える理由は、Googleなどの検索エンジンが「ユーザーに価値ある情報を提供すること」を最大の目的としているからです。ユーザーが使いやすいと感じるホームページ、必要な情報がすぐに見つかるホームページ、ストレスなく閲覧できるホームページは、検索エンジンからも高く評価されて、検索結果ページでの露出が増えるからです。
ホームページを作るときやリニューアルする時、「ユーザーが使いやすくて、役立つと思ってもらえるホームページ」を目指すことが、最良のSEOになります。
ホームページの設計において大切なのは、ユーザーの立場に立って考えることです。
「この情報は必要だろうか?」
「このデザインはわかりやすいだろうか?」
「この操作は簡単だろうか?」
と考えながら作り上げていくことで、ユーザーに最適化した価値あるホームページが出来上がります。
「制作会社はプロだから..」と自分自身が面倒くさいことを隠して、丸投げしていると、見た目は今風のキレイな使いにくいおっそいホームページになってしまいますよ。制作会社の半分以上はただ作るだけで何の配慮もしないですから。気をつけましょう。
テクニカルSEOも重要ですが、なぜテクニカルな設定をしなければならないかと考えると、そこにあるのは「ユーザーへの親切な配慮」をするためだとわかるはずです。詳しい技術的な取り組みについては、Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEOをご覧いただくとわかりやすいと思います。
ホームページを作る時、改善する時、リニューアルする時には、見た目の美しさだけでなく、ユーザーへの思いやりを最優先で設計することを忘れないでください。その親切な配慮が、SEOの評価を高め、集客力を向上させ、ビジネスの成功につながっていきます。
あなたのホームページは、ユーザーに「また来たい」と思ってもらえるような親切設計になっていますか?
スムーズにストレスなく操作できますか?
ぜひ一度、ユーザーの目線で見直してみてください。
ユーザーにやさしいホームページに改善したいと考えている方はお気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)
Webコンサルタントの松崎です。
皆さんは「SEO」と聞くと、何を思い浮かべますか?
「検索順位を上げるためのテクニック」「キーワードを詰め込む作業」などを想像される方も多いかもしれません。
このブログでも、ここまで様々なSEOやWeb集客に関する記事を紹介してきました。やり方やチェック方法、取り組み方など。
そういった面からすると、作業やテクニックがSEOと思われてしまうかもしれません。
でも実は、SEOは人にやさしい配慮をするのことなんです。
実は、最近始めたnoteに「SEOは親切な配慮のこと」という記事を書きまして、我ながら良いこと書けたなと思い、こちらにも記事として投稿しました。
今日は、SEOは「ユーザーへの親切な配慮」だということについて見ていきます。
「Content is King(コンテンツは王様)」という言葉をご存じですか。
SEOの世界では広く知られている考え方です。どれだけ技術的な対策をしても、コンテンツがしっかりしていなければ意味がないということです。Googleもコレを提唱し、コンテンツを最も重要な要素として評価しています。
ユーザーは検索するとき、必ず知りたいことや解決したい問題を持っています。その問題を解決できる情報を提供すること、ニーズに応えることが最も重要な「親切」ですよね。
例えば、お子さんの熱が急に上がったときの対処法を探しているお母さんに、具体的なアドバイスもなく「当院にご相談ください」と言うだけでは役に立ちません。同じように、ホームページでも訪問者が求める情報をきちんとわかいやすく提供することが大切です。
こういった充実したコンテンツは、ユーザーが困ったを解決できて満足することができます。そして、検索エンジンも同じ視点で内容を確認するので評価の向上が期待できます。
質が高いと言われるコンテンツは別のメリットも生み出します。
他のサイトから自然とリンクされるようになり(バックリンク)、さまざまな関連キーワードでの検索にも表示されるようになります。一石二鳥、いや三鳥くらいの効果が見込めます。
ホームページの使いやすさは、訪問者の使いやすさ・操作性を良くするだけでなく、SEOにも良い影響を与えます。使いやすさは、来店するお客様に対して「おもてなしの心」のようなものです。
現在、多くの人がスマートフォンでホームページを見ています。
なので、スマホで見やすいサイトにすることは、もはや選択肢ではなく必須条件であり、ホームページの基本仕様だと言えます。
読みやすい文字サイズ、指で押しやすいボタン、横にスクロールする必要のないレイアウト。これらはスマホユーザーに対して予め準備していくべき基本的な配慮といえます。Googleも「モバイルフレンドリー」なサイトを評価すると公言しているので、SEOの観点から見ても重要です。
スマホで見づらいサイトは、まるで小さな文字の説明書のようなもの。
誰も読みたくないですよね。
関連ページ:スマートフォンでの表示は最適化できてるか|自分でできるSEOチェック
ウェブページの表示速度は、ユーザーの直帰率・離脱率に大きく影響します。
日々溢れかえる情報の中で、スマホという機器を使って、情報と独特の接し方をしています。およそ1〜2秒の間に次々と新たな情報が提供され、瞬時に判断して情報を選んでいます。こういった情報との接し方に慣れている多くの人とって、なかなか表示されないページはとてもストレスを感じる嫌なもので、少しだけでも待つなんてことはありえません。すぐに元のページに戻ってしまいます。
ページがスムーズに表示されることは、ユーザーにストレスを与えない配慮です。特にSNSやネットでの情報の接し方に慣れている人にとっては、必要不可欠と言えるでしょう。
検索エンジンも表示速度をランキング要因に取り入れていると公言しています。画像の最適化や過度な動きをやめてコードの整理など、できることから始めましょう。
関連ページ:ページの表示速度は十分に速い?|自分でできるSEOチェック
ウェブページ内の見出し(h1〜h6タグ)を適切に使うことは、コンテンツの構造をわかりやすくしますし、ユーザーが情報を見つけやすくするための配慮です。
長い文章を前にしたとき、私たちはスマホを、パッ、パッと、下から上にスクールしながら、まず見出しに目を通して、自分が読むべき部分、気になる箇所を探します。これはスマホ独特の動きのように思いますが、新聞や雑誌でも同じです。
正しく付けられた見出しは、ユーザーを迷わせないようにサポートするだけでなく、検索エンジンにもページの構造を理解させる手がかりになります。見出しは本の目次のようなもので、読者を迷子にさせないために大切な配慮です。
関連ページ:見出し構造(h1〜h6)は適切か|自分でできるSEOチェック
内部リンクは、ユーザーがサイト内の関連情報をスムーズに見つけられるようにする配慮です。
ダイエットについての記事で「有酸素運動」につい書いたのなら、サイト内の別記事「効果的な有酸素運動の方法」という記事へのリンクを張っておく。こうすることで、さらに詳しい情報を求めるユーザーを自然に誘導できます。
適切なアンカーテキスト(リンクをクリックする文字部分)を使った内部リンクは、ユーザーのサイト滞在時間を延ばし、SEOの評価向上にも影響を与えると言われています。内部リンクは、興味を持ったユーザーを丁寧に案内する係のようなものですね。
関連ページ:内部リンクは適切に設定されているか|自分でできるSEOチェック
問い合わせフォームは、ユーザーが初めて連絡を取ろうと行動してくれる大切な窓口です。
ここで面倒な思いやストレスがかかる作業をさせてしまうと、せっかく興味を持ってくれたユーザーは離れていってしまいます。
入力項目を必要最小限に抑え、スマホでも入力しやすいデザインにすることで、ユーザーの負担を大きく減すことができます。これは親切な心遣いであり、同時に問い合わせ率の向上にもつながります。
「住所は本当に3行にわける必要がある?」「電話番号は任意でいいのでは?」「名前を苗字と名前で分ける必要性は?」「最初の問い合わせでフリガナはいるの?」と、自分自身がユーザーの立場になって考えることが大切です。
関連ページ:お問い合わせフォームの最適化|自分でできるSEOチェック
目に見えにくい技術的なSEO対策も、実はユーザーへの配慮と深く関わっています。
ホームページ全体をSSL化し、「https://」で始まるURLにすることは、ユーザーとホームページ間の通信を暗号化し、情報を安全に守るための配慮です。
現在はどんなホームページでも安全性と信頼性を高めるために、もはや必須の設定になっています。鍵のかかった家の方が安心できるのと同じですね。
検索エンジンもHTTPSサイトを評価すると公言しているので、SEOの観点からも必要な設定と言えます。
ページタイトルは、検索結果に表示される最も目立つ要素です。
ユーザーがクリックするかどうかを判断する時にとても大きな影響を与えます。検索結果ページでわかりやすさを高める配慮と言えるでしょう。
「〇〇|△△|□□株式会社」のような意味のないキーワードの羅列ではなく、ページの内容を正確かつ魅力的に伝えるタイトルをつけるようにしてください。どんな商品を取り扱っているかがわかりにくい店には入らないのと同じで、タイトルがわかりにくいページもクリックされません。
関連ページ:ページタイトルの最適化|自分でできるSEOチェック
メタディスクリプションもタイトルと同じく検索結果ページで表示される重要な部分です。ページタイトルの下に表示される2行程度説明文がそれです。ユーザーがページの内容を理解し、クリックするかどうかを判断する手助けができるので、タイトル同様にわかりやすさあげる配慮と言えます。
実店舗で言うと、お店の前にあるメニュー看板のようなものですね。
中に何があるのか、どんな特徴があるのかを簡潔に伝えることで、お客さんの取り扱い商品やメニューを入店前に伝えることができます。
ユーザーが検索する意図にぴったりあったわかりやすいメタディスクリプションを作ることは、ユーザーへの情報提供という親切な配慮となり、さらにクリック率アップにもつながります。
ただ、検索エンジンは常にメタディスクリプションを表示するわけではなく、ページ内容に応じて自動生成することもあります。それでも、適切なメタディスクリプションを用意しておくことは絶対必要です。
画像のalt属性(代替テキスト)の最適化は、視覚障害のある方や通常の方法でページが見られない時、スクリーンリーダーを通して画像の内容を理解できるようにしてえおくために必要な配慮です。
「すべての人に情報を届ける」という考え方はインターネットでとても大切です。車いす用のスロープを設けるのと同じように、音で信号の変わり目を知らせるように、インターネットの世界でも様々なバリアを取り除く努力が必要です。
また、検索エンジンもalt属性を画像の内容理解の手がかりとするため、画像検索での集客にSEOにも貢献できます。
関連ページ:画像にalt属性(代替テキスト)の最適化|自分でできるSEOチェック
SEOの様々な施策は、すべてユーザーの便利さや安心、満足につながっています。
SEOは決して検索エンジンを騙すための小手先のテクニックではなく、ユーザーをお迎えするために事前に行っておくべき配慮なのです。
「上位表示のためには〇〇が必要」「〇〇をすれば上位表示する」という情報に振り回されることがあるかもしれません。でも、その時少し考えてみてください。その施策は本当にユーザーのためになっているかどうかを。
検索エンジンは「ユーザーが求める最適な情報を提供すること」です。だからこそ、ユーザーにとって価値あるサイトを作ることが、結果的に検索エンジンからの評価も高めて上位表示されて、ユーザーとの接点も増えていきます。
SEOとは、ユーザーの検索意図を深く理解し、質の高いコンテンツを提供し、使いやすく、安全で、信頼できるホームページを作ることです。それは、お店でいえばお客様目線での品揃えやレイアウト、接客に通じるものがあります。
ユーザーへの思いやりを忘れずにホームページ運営することが、検索エンジンからの評価を高め、最終的にはビジネスの成果につながっていきます。
SEOは、技術でも、トリックでもなく、「ユーザーへの親切な配慮」です。
業者が自らの事業のために、セミナー集客のために使うまことしやかな甘いキャッチフレーズに騙されないでください。
noteにも「SEOは親切な配慮のこと」という簡単な記事を公開しています。また、本格的なテクニカルSEO については当社ブログ「Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEO」良かったらあわせてご覧ください。
ユーザーにやさしいホームページにしたい方、SEOにも取り組みたい方は、ぜひご相談ください。
初回相談は無料です。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)
Webコンサルタントの松崎です。
これまで5回にわたって、テクニカルSEOの基本から実践方法、効果、注意点、チェックリストまで詳しくみてきました。
今回は、これまでの内容を総括するとともに、「本当に押さえておくべきテクニカルSEO」をまとめたいと思います。
テクニカルSEOの全体を把握し、自社のホームページ改善に役立ててください。
まずはこれまでの記事を簡振り返ります。
テクニカルSEOとは何か、なぜ重要なのか、主な要素について解説しました。
具体的な改善方法やツールの使い方、優先順位について説明しました。
テクニカルSEOがもたらす具体的な効果や、投資対効果について解説しました。
失敗しがちなポイントや、見落としやすい注意点について詳しく説明しました。
実践的なチェックリストとその活用方法について解説しました。
これまで投稿していきたテクニカルSEOの記事で絵全体が理解していただけるのではないかと思います。今回は、これらの記事から重要なポイントをピックアップして、より実践的な形でまとめていきます。
テクニカルSEOは一見すると技術的で難しく感じるかもしれませんが、その本質は「ユーザーにとって価値あるホームページを作ること」です。その中で特に重要な3つのポイントがあります。
テクニカルSEOの目標は、ユーザーがストレスなくホームページを利用できるようにすることです。
実店舗でお客さんと接客するときと同じように、快適に過ごしていただくための環境づくりがテクニカルSEOの基本なのです。
検索エンジンは人間のように「見た目」でコンテンツを理解することができません。なので、検索エンジンが内容を正しく理解できるように配慮した作るにしておくことが大事です。
これは、お店の商品に適切な値札や説明書きをつけるようなものです。見た目だけでなく、情報が整理されていることで、ユーザーがその内容を理解しやすくなります。
ユーザーが安心して利用できる環境を整えることも、テクニカルSEOの重要なポイントです。
これはお店の安全対策や衛生管理になります。お客様が安心して訪れ、過ごせる環境を整えることが、長期的な信頼関係の構築につながります。
「テクニカルSEOに取り組みたいけど、どこから手をつければいいのかわからない」という方も多いと思います。限られた時間や予算の中で、最大の効果を得るためには、優先順位を考えて効率的に取り組んでいくことが大切です。
1. セキュリティ対策(HTTPS化)
未だにHTTP(非暗号化)のサイトは、ブラウザで警告が表示され、ユーザーの信頼を失います。まずはHTTPS化を必ず完了させましょう。ほとんどのレンタルサーバーでは、無料のSSL証明書が提供されています。
2. モバイルフレンドリー対応
現在、ほとんどのユーザーはスマートフォンでホームページを閲覧しています。スマホで見やすく、操作しやすいレイアウトは最低限の要件です。
3. ページ表示速度の改善
特に画像の最適化は、比較的簡単に取り組める割に効果が大きいです。画像圧縮ツールを使って、まずは画像ファイルサイズを削減してみましょう。
これら3つの対策だけでも、ユーザーの使いやすさと検索順位に大きな影響を与えられます。
上記の3つが改善できたら、次の項目に取り組みましょう:
4. HTML構造の最適化(見出しタグ、alt属性など)
5. ナビゲーション・内部リンクの改善
6. 404エラーやリダイレクトの整理
7. 構造化データの実装
これらの項目は、より専門的な知識が必要になる場合もありますが、WordPressを使用している場合は、SEOプラグインを活用することで比較的簡単に対応できるものもあります。
テクニカルSEOは長期的に取り組みを続けることが大切です。
これらは「ホームページのメンテナンス」と考えて、定期的に取り組む習慣をつけましょう。
テクニカルSEOは専門家に依頼するだけでなく、ある程度は自分でも改善することができます。
まずは自分のホームページの現状を正確に把握しましょう。
ホームページのパフォーマンスを数値で把握することで、改善の方向性と効果測定がしやすくなります。
画像は多くのホームページで表示速度を遅くする原因のひとつになっています。
画像の取り組みは専門的な知識がそれほど必要なく取り組めるポイントです。
ホームページに不必要なところがないか見直しましょう。
「あったら便利かも」と思って追加した機能が、実はホームページ全体のパフォーマンスを下げている可能性があります。本当に必要な機能だけを取り入れるようにしましょう。
ホームページの基本構造を確認し、必要に応じて修正していきます。
WordPressを使用している場合は、Yoast SEOやRank Mathなどのプラグインを使うと比較的簡単に行えます。
テクニカルSEOは継続して取り組んでいくことが大切です。
定期的なメンテナンスを習慣にすることで、小さな問題が大きくなる前に対処できるようになります。
テクニカルSEOについてのよくある質問についてみていきましょう。
A: 効果が現れる時期は対策内容によって異なります。
テクニカルSEOは即効性のある対策と、じわじわと効果が出る対策の両方があると考えておいてください。
A: WordPressは適切に設定すれば、比較的簡単にテクニカルSEOを改善できます。
ただ、プラグインに頼りすぎると逆に表示速度が遅くなることもあるので、必要最小限にすることが大切です。
A: 両方が重要ですが、段階的に考えるなら以下のアプローチがおすすめです。
車に例えるなら、テクニカルSEOはエンジンやタイヤといった基本性能、コンテンツは目的地に向かう燃料のようなものです。どちらも重要ですが、まずは車の基本性能を整えてから、良質な燃料を継続的に供給していくイメージです。
A: これは以下の要素によって変わります。
基本的には、画像最適化などの簡単部分は自分で対応し、それ以外のHTMLの編集やサーバー設定、より複雑な技術的課題は専門家に相談するという方法が効率的で良いと思います。
これまで5回にわたってテクニカルSEOについて詳しくみてきました。
最後にテクニカルSEOの本質をまとめます。
テクニカルSEOは、目に見えない「性能」の最適化です。
しかし、その効果はホームページの集客力や成約率に大きく影響します。まるで店舗であれば、照明の明るさや空調の快適さ、レジの処理速度、接客といった「お店では当たり前の対応」を整えることにあたります。
ユーザーは、それが適切に機能している時には気づきませんが、問題があるとすぐにストレスを感じて、すぐにホームページを離れてしまいます。テクニカルSEOは、ユーザーがストレスなくホームページを閲覧できる環境を整えることが取り組みなのです。
私は「テクニカルSEOはホームページのおもてなし」と取引先の担当者さんにお伝えしています。
訪れた人が快適に過ごせるよう、細やかな配慮や親切を積み重ねることが、結果として検索エンジンからの評価も高め、より多くの人にあなたの情報を届けられることにつながっていきます。
テクニカルSEOについて、さらに詳しい内容は当社ブログの記事「Webサイトの集客力を左右するテクニカルSEO」にも掲載していますので、是非あわせてご覧ください。専門的な内容も含めて解説しています。
自社のホームページがユーザーに正しく配慮できているか、テクニカルSEOが最適化できているか気になる方は、当社でSEOを主軸としたWeb集客をサポートするWebコンサルティングもやっていますので、いつでもお気軽にご相談ください。
初回相談は無料です。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)Webコンサルタントの松崎です。
前回は「テクニカルSEOの落とし穴|注意すべき8つのポイント」として、テクニカルSEO実施時によくある失敗や注意点をご紹介しました。
今回は、より実践的な内容として「テクニカルSEOチェックシート」をご紹介します。
このチェックシートを使えば、ホームページが技術的にどれだけ最適化されているかを確認できます!
また、各チェック項目についても説明していますので、なぜ重要なのか、どう改善すればよいのかもわかります。
テクニカルSEOの対応状況を簡単にチェックできるリストです。
定期的に確認して、問題がないか点検してみてください。
【チェックポイント】
HTTPS化の確認
ブラウザのアドレスバーに「https://」と表示され、鍵マークが付いているかを確認します。すべてのページで確認するのが理想的ですが、まずはトップページと重要なページ(問い合わせフォームなど)から確認しましょう。
リダイレクト設定
「http://」で始まるURLにアクセスして、自動的に「https://」に転送されるか確認します。転送されない場合は、サーバーの設定で301リダイレクトを設定する必要があります。
混在コンテンツのチェック
Chrome等のブラウザでページを開き、F12キーを押して開発者ツールを表示し、「Console」タブでエラーメッセージを確認します。「Mixed Content」というエラーがあれば、HTTPSページ内にHTTPのコンテンツが含まれている証拠です。
CMS更新状況
WordPressなどのCMSを使用している場合、管理画面でバージョン情報を確認し、最新版になっているかチェックします。プラグインやテーマも同様に更新状況を確認しましょう。
バックアップ確認
万が一の不具合やハッキングに備え、定期的なバックアップが取得されているか確認します。できればデータベースとファイルの両方をバックアップし、別の場所に保存しておくことをおすすめします。
【チェックポイント】
モバイルフレンドリー
Google Search Consoleの「モバイルユーザビリティ」レポートでモバイル対応の問題をチェックできます。また、実際にスマートフォンで表示して確認するか、Chromeの開発者ツールでモバイル表示して確認しましょう。
文字サイズの確認
実際にスマートフォンでホームページを開き、文字が小さすぎないか、読みにくくないかをチェックします。特に高齢者や視力の弱い方も考慮し、16px以上のサイズを推奨します。
タップ要素の確認
リンクやボタンの大きさと間隔をチェックします。小さすぎたり、隣接し過ぎていると、誤タップの原因になります。Google推奨のサイズは44px×44px以上です。
横スクロールのチェック
スマートフォンで表示した際に、横スクロールが発生していないか確認します。特に表やグラフ、画像が画面からはみ出していないかチェックしましょう。
メニューの使いやすさ
スマホでメニューが使いやすいか確認します。タップしやすいボタンサイズ、わかりやすい開閉方法、階層構造が明確かなどをチェックしましょう。
【チェックポイント】
コアウェブバイタルの測定
PageSpeed Insightshttps://pagespeed.web.dev/でURLを入力し、LCP(Largest Contentful Paint)、INP(Interaction to Next Paint)、CLS(Cumulative Layout Shift)の値を確認します。それぞれの目標値は、LCPが2.5秒以内、INPが200ミリ秒以内、CLSが0.1以下です。
画像の最適化確認
PageSpeed Insightsの結果で「画像のサイズを適切に設定する」「次世代フォーマットで画像を提供する」などの項目がないかチェックします。また、大きな画像ファイルがないか、表示サイズに対して過剰に大きな画像を使用していないかもチェックしましょう。
JavaScript最適化の確認
「使用していないJavaScriptを削除する」「JavaScript実行時間の短縮」などの警告がないかチェックします。また、JavaScriptファイルが多すぎないか、必要なものだけを使用しているかも確認しましょう。
【チェックポイント】
クリック階層のチェック
トップページから主要なページ(商品・サービス紹介、お問い合わせなど)へのクリック数を数えます。3クリック以内にアクセスできることが理想です。
パンくずリストの確認
下層ページにパンくずリスト(現在のページの階層を示すナビゲーション)が表示されているか、そのリストは正確か確認します。
サイトマップのチェック
XMLサイトマップがあるか、最新の内容になっているかを確認します。Google Search Consoleで「サイトマップ」セクションを見れば、送信状況や問題点がわかります。
404エラーの確認
Google Search Consoleの「カバレッジ」レポートでエラーがないか確認します。
URL構造の確認
URLが簡潔で、内容を表すものになっているか確認します。複雑な文字列や不要なパラメータがあると、ユーザーにもGoogleにも理解しづらくなります。
【チェックポイント】
タイトルとメタディスクリプションのチェック
各ページのソースコードを表示して、<title>タグと<meta name="description">タグの内容を確認します。これらは検索結果に表示される重要な要素で、ページごとに固有の内容にする必要があります。
H1タグのチェック
ページのソースコードで`<h1>`タグを検索し、1ページに1つだけ使用されているか確認します。複数あると検索エンジンが重要なコンテンツを特定しづらくなります。
見出し構造のチェック
見出しタグ(H1〜H6)が階層的に使用されているか確認します。H1の後にH3がいきなり来たり、H2が飛ばされているような構造は避けるべきです。
alt属性のチェック
画像に適切な代替テキスト(alt属性)が設定されているか確認します。これは視覚障害のあるユーザーや、画像が表示されない環境での情報提供に重要です。
内部リンクのチェック
関連するコンテンツ同士が適切にリンクされているか確認します。特に重要なページへの内部リンクが十分あるか、リンクテキストは内容を適切に表しているかをチェックしましょう。
このチェックリスト活用方法をご紹介します。
テクニカルSEOは一度対応して終わりではありません。
定期的なチェックが重要です。以下のようなスケジュールを参考にしてみてください。
チェックの結果、問題が見つかった場合は、すべてを一度に改善しようとせず、優先順位をつけて取り組むことが大切です。前回の記事「テクニカルSEOの落とし穴|注意すべき8つのポイント」でも触れましたが、一般的な優先順位は以下の通りです。
特にユーザーの使いやすさに直接影響する項目から取り組むと効果的です。
改善を行った後は、必ずその効果を測定しましょう。
これらの指標を改善前後で比較することで、テクニカルSEO対策の効果を可視化できます。
今回は、テクニカルSEOの対応状況を簡単にチェックできるリストをご紹介しました。
このチェックリストを活用して、定期的にあなたのホームページの健康状態を確認してみてください。
テクニカルSEOは、目に見えない部分の最適化ですが、ホームページの集客力を左右する重要な要素です。これまで投稿していきたテクニカルSEOについての記事を参考にして、このチェックリストを活用すれば、技術的な問題点を発見し、効果的に改善していくことができます。
大切なことは、継続してチェックする習慣を身につけることです。Webの技術や検索エンジンのアルゴリズムは常に進化しています。定期的な点検と改善を繰り返すことで、常に最適な状態を保つことができます。
より詳しい内容は当社のブログにアップしているWebサイトの集客力を左右するテクニカルSEOの記事にも書かれています。
是非あわあせてご覧ください。
テクニカルSEOに取り組みたい、ホームページの集客で悩んでいる方はぜひお気軽にご相談ください。
当社では、10ヶ月でテクニカルSEOからコンテンツマーケティング、Web広告まで取り組むWebコンサルティングも提供しています。本格的な取り組みをお考えでしたら、まずは課題・問題点をお聞かせください。
初回相談は無料です。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
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