Webコンサルタントの松崎です。
前回は飲食店を探すユーザーの行動について書きました。
今回は「美容院・理容室を探す」ときの検索行動です。
髪を切りたい、カラーをしたい、そんなときの検索から予約までの流れを見ていきます。
美容院・理容室を探すとき
引っ越したばかりで、新しい美容院を探すとき。
今の美容院に不満があって、別の店を探すとき。
結婚式前で、特別な施術をしてくれる店を探すとき。
こんなとき、どうやって探しますか?
「渋谷 美容院 カット」
「表参道 美容院 パーマ 上手」
「新宿 理容室 ヒゲ脱毛」
場所と、してもらいたいことを組み合わせて検索する人が多いですよね。
でも美容院選びは、飲食店より難しい。
なぜなら、失敗したときのダメージが大きいので。
料理がイマイチでもそれ一回で終わりますが、髪は数ヶ月そのままです。
検索結果で見ているポイント
検索結果すると、1位から10位まで並ぶ美容院の情報。
広告やマップの検索結果を入れるともっとでしょうか?
ホットペッパービューティー、店舗の公式サイト、口コミサイト。
ここで最初の選択が起こります。
でも、このときのカスタマーバリア(ユーザーが目的を達成するまでの障壁)が、多くの美容院で発生しています。
タイトルに特徴がない。
どんな美容師がいるかわからない。
得意なスタイルが見えてこない。
「○○美容院|渋谷の美容院」みたいなタイトルでは、選ばれません。
何が得意で、どんな人におすすめなのか、検索結果の段階で伝える必要があります。
サイトを見たときの第一印象
検索結果で気になる美容院のサイトをクリック。
パッと表示したとして、最初の3秒で行きたいか行きたくないかが決まります。
### よくある問題
パッと表示しない
クリックしても、読み込み中、Loading...
すぐに開かずに待たされる。
というか、ユーザーは待ってくれません。
スタイリストの情報が少ない
顔写真はあるけど、どんなスタイルが得意かわからない。
経歴や資格の記載がない。
インスタグラムへのリンクがない。
美容院選びは「人選び」とも言えます。
どんな人に切ってもらうのか、これが一番重要なのに、その情報が薄い店が多いです。
料金がわかりにくい
カット料金は書いてあるけど、シャンプーブロー込みなのか別なのか。
カラーのリタッチと全体染めの違いがわからない。
トリートメントの種類と価格が不明確。
初めての人は特に、総額がいくらになるか不安になります。
掲載内容が古い
2年前のヘアスタイル写真ばかり。
流行遅れの髪型サンプル。
モデルさんの写真だけで、実際のお客様の写真がない。
今のトレンドに対応できるのか、不安になってしまいます。
予約のハードルを下げる
良さそうな美容院を見つけても、予約までたどり着けないケースも。
電話予約しか受け付けていない(仕事中は電話できない)。
ネット予約のシステムが複雑。登録必須、折り返し確認など
希望の日時に空きがあるかわからない。
キャンセルポリシーが厳しすぎる。
特に初めての美容院は、予約のハードルが高いと感じます。
口コミの重要性
美容院選びで、口コミはとても重要です。
でも、ただ「良かったです」では参考になりません。
具体的にどこが良かったのか。
どんな悩みを解決してくれたのか。
スタッフの対応はどうだったか。
こういった詳しい口コミがあると、安心して予約できます。
逆に、口コミへの返信がない美容院は、お客様を大切にしていない印象を与えます。
良い口コミにも悪い口コミにも、きちんと返信することが大切です。
インスタグラムとの連携
最近は、インスタグラムで美容院を探す人も増えています。
特に若い世代は、「#渋谷美容院」みたいなハッシュタグで検索。
実際の施術例を見て、行きたい店を決めます。
でも、インスタグラムとホームページが連携していない美容院が多いです。
インスタで見つけても、予約方法がわからない。
ホームページを見ても、インスタの更新情報が反映されていない。
この連携不足も、大きなカスタマーバリアになっています。
サイトスタイリング™での解決する
当社が提案しているこれからのWeb集客メソッド「サイトスタイリング™」は、こういったカスタマーバリアをすべて取り除く、今までの集客方法とは違うこれからのWeb最適化メソッドです。
検索対策
「エリア×得意スタイル×特徴」で見つかるように。
メンズカット、縮毛矯正、白髪染めなど、得意分野を明確に。
スタッフページの充実
各スタイリストの詳細ページを作成。
得意なスタイル、施術例、お客様の声を掲載。
予約可能な時間帯も表示。
料金の透明化
すべてのメニューと価格を明記。
組み合わせた場合の総額例も提示。
初回限定価格があれば、わかりやすく表示。
予約システムの最適化
24時間ネット予約対応。
空き状況がリアルタイムでわかる。
スタイリスト指名も簡単に。
これらを総合的に改善することで、検索から予約まで、スムーズな流れを作ります。
継続的な情報更新
美容院のサイトは、更新が命です。
新しいスタイルの写真を追加。
スタッフのスキルアップ情報を更新。
季節に合わせたメニュー提案。
古い情報のままでは、「この店、やる気あるのかな」と思われてしまいます。
最低でも月1回は更新。
インスタグラムは週2〜3回。
これくらいの頻度で、新鮮な情報を発信していきましょう。
まとめ
美容院・理容室探しは、お客様にとって重要な選択です。
失敗したくないから、じっくり調べます。
だからこそ、サイトの情報充実が大切。
スタッフの魅力を伝える。
料金を明確にする。
予約しやすくする。
この流れをスムーズにすることが、集客につながります。
あなたの美容院のサイトは、お客様の不安を解消できていますか?
一度、初めてのお客様の立場で、検索から予約まで体験してみてください。
きっと、改善点が見つかるはずです。
コンテンツSEOを含めた総合的なWeb集客について、美容院・理容室に特化した改善提案も行っています。
初回相談は無料です。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
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