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ウェブアクセシビリティ最適化の取り組み
先日、ウェブアクセシビリティの合理的配慮が来月2024年4月から義務化されることをお伝えしました。
当社では、既存取引先のお客様を中心に、ウェブアクセシビリティの検証と最適化を進めています。
【ウェブアクセシビリティとは】
ウェブアクセシビリティは、障害を持つ人々や高齢者など、さまざまなユーザーがウェブコンテンツにアクセスしやすい状態を確保するための取り組みです。ウェブアクセシビリティの目的は、誰もが情報やサービスに平等にアクセスできることです。基準としては、WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)が採用されています。WCAGは、ウェブコンテンツのアクセシビリティを向上させるための具体的なガイドラインを提供しています。
【ウェブアクセシビリティの改善ポイント】
ウェブアクセシビリティを実現するためのポイントは以下の通りです。
- ページの構造とナビゲーションの改善
- テキストコンテンツのアクセシビリティ向上
2-1 フォントサイズ
2-2 色のコントラスト
2-3 明確さなど - 画像に代替テキストの提供
- 音声や動画コンテンツへのキャプションやトランスクリプトの追加
- フォームや入力項目のアクセシビリティ向上
5-1 適切なラベル
5-2 エラーメッセージ - ユーザビリティテストとフィードバック
- 継続的な改善とユーザーの声の反映
1〜5までは、 通常の制作外車であれば、スムーズに対応してくれるでしょう。
6, 7に関しては、ホームページを運営しているオーナー自身が継続して取り組んでいく必要のある項目です。
【当社サービスでウェブアクセシビリティを改善したお客様】
他、数社様のホームページのウェブアクセシビリティを改善させていただいています。(作業中です。)
【ウェブアクセシビリティ検証/改善サービスについて】
当社で提供する位の検証改善サービスは、以下の通りに実施しています。
- 日本産業規格(JIS)「JIS X 8341-3」に基づいた検証
- 検証結果レポートの提出
- ウェブアクセシビリティ改善のご提案
- 改善作業の実施
- 公開
- 日々のフィードバックの反映
ひとまず、検証ツールで、JIS X 8341-3に基づいた検証をすべてのページで実行いたします。
そこで確認できた不適合箇所をレポートにまとめ、お客様と相談しながら合理的な対処を検討して、改善作業を実施します。
すべてのページの改善が終わり次第、公開して、再度すべてのページで検証実施します。
以後、ユーザからのフィードバックやお客様からのご要望に合わせてウェブアクセシビリティーの最適化を継続して取り組んでいきます。
今年4月からの義務化になりますが、すぐに着手する必要は無いのかなと思っています。ただ、社会全体で取り組んでいくべき課題だと思うので、遅くとも年内には個々の企業で合理的な配慮を判断して、その最適化に取り組んできたと考えます。
どのようにして取り組めば良いかわからない方がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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