テーブルランプ イチ
流行りの集客では、なぜ売上に繋がらないのか?
街で人気のカフェ。
そのお店はなぜ繁盛しているのでしょうか?
立地が良い?
SNSで話題になったから?
それも理由の一つですが、それだけじゃないんです。
そのカフェは「お客様を呼び込むこと」だけでなく、「来店したお客様に満足してもらう接客」も同じくらい大切にしているはずです。
コレ、Web集客でも全く同じことが言えます。
実店舗で考える「点」と「線」の集客
例えば、あるレストランが集客に悩んでいるとします。
「点」の集客の場合
- チラシを配る
- グルメサイトに登録する
- SNSで料理の写真を投稿する
- 割引クーポンを発行する
こういった取り組みを行います。
確かに、こういった施策で来店客数は一時的に増えるかもしれません。
でも、もしお店の中がこんな状態だったらどうでしょう?
- 店内が薄暗くて雰囲気が悪い
- テーブルが汚れている
- 料理の提供が遅い
- スタッフの接客が冷たい
- メニューがわかりにくい
- お会計に時間がかかる
せっかく集客に成功しても、お客様は二度と来てくれませんよね。
「線」の集客なら
来店前から帰宅まで、お客様の体験全体を考えます。
- 認知段階 - 魅力的な情報発信
- 来店段階 - わかりやすい店舗案内と入りやすい雰囲気
- 注文段階 - 見やすいメニューと丁寧な説明
- 食事段階 - 美味しい料理と快適な空間
- お会計段階 - スムーズな決済
- 退店段階 - 気持ちの良いお見送り
この一連の流れ全体が、お客様にとって満足できるものになって初めて、「また来たい」と思ってもらえるようになります。
Web集客でも同じ
Web集客でも全く同じことが起きています。
SEO対策の「点」と「線」
「点」だけの場合
- キーワードで上位表示される
- でも、サイトの表示が遅い
- 欲しい情報が見つからない
- 問い合わせフォームが使いにくい
→ 結果:アクセス数は増えるが問い合わせは増えない
「線」の集客の場合
- 検索で見つけやすい
- サイトがすぐに表示される
- 求める情報がわかりやすく整理されている
- 簡単に問い合わせできる
→ 結果:アクセス数も問い合わせ数も増える
SNSマーケティングの「点」と「線」
「点」だけの場合
- SNSでフォロワーが増える
- でも、プロフィールからサイトへの導線が不明確
- サイトとSNSの雰囲気が全く違う
- サイトがスマートフォンに対応していない
→ 結果:フォロワーは増えるが売上につながらない
「線」で考えた場合
- SNSで興味を持ってもらう
- 自然にサイトに誘導する
- サイトでも同じブランド体験を提供する
- スマートフォンでも快適に利用できる
→ 結果:フォロワーの増加が売上にもつながる
広告の「点」と「線」
「点」だけの場合
- 広告でアクセスを集める
- でも、広告とサイトの内容が一致しない
- ランディングページが見にくい
- 問い合わせまでの手順が複雑
→ 結果:広告費はかかるが問い合わせは増えない
「線」で考えた場合
- 広告で適切な期待値を設定する
- 広告とサイトの内容を一致させる
- わかりやすいランディングページを用意する
- 簡単に問い合わせできる仕組みを作る
→ 結果:広告費に見合った成果が出る
他の集客手法でも同じパターン
MEO対策(Googleマップ最適化)
- 「点」:マップで上位表示される
- 「線」:マップ情報→サイト訪問→来店まで一貫した体験
YouTubeマーケティング
- 「点」:動画の再生回数が増える
- 「線」:動画視聴→興味→サイト訪問→問い合わせまでの流れ
メールマーケティング
- 「点」:メルマガの開封率が高い
- 「線」:メール→サイト訪問→購入までの導線設計
インフルエンサーマーケティング
- 「点」:投稿が多くの人に見られる
- 「線」:認知→興味→サイト訪問→購入までの一貫性
コンテンツマーケティング
- 「点」:ブログ記事が読まれる
- 「線」:記事読了→関連情報→サービス理解→問い合わせ
どの手法でも、「点」では成功しているのに最終的な成果につながらない企業が非常に多いのが現実です。
解決の鍵は「ユーザー体験の最適化」
この問題を解決するには、ユーザーの体験全体を「線」として捉える必要があります。
実店舗の例に戻ると、
お客様が
- お店を知る
- 来店する
- 注文する
- 食事する
- 支払いをする
- 帰宅する
この全てのステップで、快適な体験を提供することが重要です。
Web集客でも同じように、
- サービスを知る
- サイトを訪問する
- 情報を収集する
- 比較検討する
- 問い合わせする
- 購入・契約する
この一連の流れ全体を最適化することが必要なのです。
## 「点」から「線」への転換
この「点」から「線」へ集客方法を変えていくやり方について、当社ブログとnoteで詳しく解説しています。
noteで公開すると、多くの方に読まれてるようになったので、このブログでも公開しました。
これからの集客で重要なことは、個別の集客手法の効果だけを追求するのではなく、ユーザー体験全体を通して価値を提供することが大事です。
ユーザーの流れを整える「サイトスタイリング™」のご提案
この「点」から「線」への集客転換のやり方が「サイトスタイリング™」です。
「サイトスタイリング™」これからのユーザーファースト集客メソッドで詳しく解説していますが、デザイン、性能、使いやすさ、コンテンツの4つの要素を統合的に最適化し、ユーザーの体験全体を改善する手法です。
実店舗で「おもてなし」を大切にするように、Webサイトでも同じレベルの配慮をユーザーに提供することで、どの集客手法を使っても効果が出やすくなります。
まとめ
集客に悩んでいる多くの企業が、新しい手法や流行のSNSに注目しがちです。でも、本当に必要なのは「ユーザーの立場に立って考えること」です。
実店舗で当たり前にやっている「お客様のことを考えたサービス」を、Webでも同じように提供する。それだけで、既存の集客手法の効果は劇的に改善します。
もし本格的にユーザー体験の改善に取り組みたいとお考えでしたら、サイトスタイリング™のご提案をご覧ください。
「点」の集客から「線」の集客へ。
この発想転換が、あなたのビジネスをアップデートすることになるはずです。