Webサイトの改善は、集客のために欠かせない大切な作業です。
先日投稿した「Webサイトを改善でこんなに変わる!ホームページを集客の味方に」で説明したように、適切な改善を行うことで、大きな効果が期待できます。
これまで、webサイト改善のための6つの重要な取り組みについて、詳しく説明してきました。
それぞれの改善には大切な役割があり、これらを組み合わせることで、より大きな効果を生み出すことができます。
当社公式ブログで徹底的な調査・検証から始めるwebサイト改善を紹介しているように、計画的に取り組むことで、確実に成果を上げることができます。
小規模な会社やお店のWebサイトでも、基本的な部分から少しずつ改善を進めていけば、大きな変化を生み出すことができます。
これまで投稿してきた6つの取り組みの内容についての記事を以下にまとめました。
それぞれの改善で得られる効果について、順番に見ていきましょう。
1. タイトルタグとメタディスクリプションの設定
どんな取り組みなのか
多くのユーザーは、検索で見つけたWebサイトを選ぶとき、最初に表示される見出しと説明文を読んで判断します。
検索結果の一覧で、どのサイトが自分の求める情報を持っているのか、この見出しと説明文から判断するのです。
良い見出しと説明文があれば、多くのユーザーの目を惹き、ページを見てもらえる確率があがります。
見出し部分がタイトルタグ、その下の説明文がメタディスクリプションです。
例えば飲食店のサイトなら、見出しに「手作りハンバーグの店○○|大阪・心斎橋の洋食レストラン」、説明文に「国産牛100%の手作りハンバーグが人気の洋食店。ランチは1,000円から、ディナーは記念日向けコースも。心斎橋駅徒歩3分。完全個室あり」といった具合です。
この二つは、Webサイトの顔とも言える部分で、訪れるユーザーの第一印象を左右する重要な要素です。
適切な設定がないと、せっかくの良いサイトも見つけてもらえない可能性があります。
特に地域に密着した商品やサービスを提供している場合は、地域名を入れることで、近くにいるユーザーに見つけてもらいやすくなります。
改善ポイント
見出しと説明文は、必要な情報を過不足なく伝えることが大切です。良い見出しと説明文は、短い言葉で多くの情報を伝えます。
会社名や商品名、地域名、特徴など、重要な情報をバランスよく含めることで、検索したユーザーの目に留まりやすくなります。
訪れるユーザーが知りたい情報や、サイトの特徴をはっきりと示すことで、目的に合ったユーザーが見つけやすくなります。
例えば、パソコン修理店なら「即日修理可能」「出張対応可」「データ復旧対応」といった、サービスの特徴を入れることで、そのような条件で探しているユーザーの目に留まりやすくなります。
注意するポイント
見出しと説明文は短すぎても長すぎても良くありません。
見出しは30文字程度で、説明文は120文字程度に収めるのがおすすめです。
長すぎると検索結果ページでの表示が途中で切れてしまい、大切な情報がユーザーに伝わらなくなってしまいます。
また、スマートフォンでは表示できる文字数がさらに少なくなるため、より簡潔な表現が必要です。
また、誇大な表現や飾り過ぎた言葉は避けましょう。
「地域No.1」「最高品質」「驚きの低価格」といった表現は、根拠がない限り使用を控えめにします。
実際のページの内容と違う表現を使うと、訪れたユーザーの信頼を失うことにもなります。
誠実で分かりやすい表現を心がけることが大切です。検索エンジンも、実態と異なる表現を好ましく思わない傾向があります。
期待できる効果
適切な見出しと説明文を設定することで、検索での見つけやすさが向上します。
具体的には、検索結果での表示順位が上がりやすくなり、より多くのユーザーの目に触れる機会が増えます。
また、見出しや説明文から内容が明確に伝わることで、クリックされる可能性も高まります。
サイトの内容がはっきりと伝わることで、目的に合ったユーザーが訪れやすくなり、その後の問い合わせや購入といった成果にもつながりやすくなります。
例えば、「大阪・出張パソコン修理|データ復旧も対応」という見出しがあれば、そのような条件で探しているユーザーが優先的にクリックしてくれる可能性が高くなります。
また、訪問者が求める情報とサイトの内容が一致するため、訪問後すぐに離脱してしまう直帰率の割合も減少します。
詳しくは「タイトルタグ・メタディスクリプションの最適化」のページをご覧ください。
2. 見出し構造の設定
どんな取り組みなのか
多くのユーザーは、Webサイトを訪れたとき、まず全体を見渡して必要な情報がどこにあるのかを探します。
見出しがうまく設定されているページでは、欲しい情報をすぐに見つけることができます。
反対に、見出しが適切に設定されていないページでは、情報を探すのに時間がかかってしまいます。
見出し構造は、本の目次のようなものです。大きな項目(章)から中くらいの項目(節)、そして小さな項目(項)へと、情報が段階的に整理されています。
このような構造があることで、ユーザーは情報の階層をすぐに理解できます。
例えば、商品の説明ページなら「商品の特徴」という大きな見出しの下に「サイズと色の種類」「使用方法」「お手入れ方法」といった中見出しがあり、さらにその下に詳しい説明の小見出しが並ぶ、という具合です。
改善ポイント
見出し構造の改善では、情報を整理して分かりやすく伝えることが大切です。
大きな項目から小さな項目へと、段階的に情報を整理していきます。
例えば、サービスの紹介ページなら「サービスの特徴」という大きな見出しの下に「基本プラン」「オプションサービス」という中見出し、さらにその下に具体的な内容の小見出しを設定します。
また、見出しのテキストは具体的で分かりやすい表現を使います。
「はじめに」「概要」といった抽象的な見出しではなく、「選ばれる3つの理由」「料金プランの比較」のように、内容が具体的に分かる見出しを付けることで、ユーザーは必要な情報をより見つけやすくなります。
注意するポイント
見出しの階層は飛ばさずに、順番通りに使用することが大切です。
大見出しの次にいきなり小見出しを使うと、情報の整理が不自然になってしまいます。
特にスマートフォンで見る場合、見出しの大きさの違いで情報の重要度を判断することが多いため、適切な階層構造がより重要になります。
また、一つのページの中で、同じレベルの見出しは似たような役割を持たせることも大切です。
例えば、「商品の特徴」と同じレベルの見出しには「サービスの特徴」「価格の特徴」といった、同じような重要度の情報を入れるようにします。
期待できる効果
適切な見出し構造を設定することで、ページの読みやすさが大きく向上します。
ユーザーは、目次を見るように全体の構成を理解し、必要な情報にすぐにたどり着けるようになります。
特にスマートフォンでは画面が小さいため、見出しが情報探しの重要な手がかりとなります。
また、見出し構造がしっかりしていると、検索エンジンもページの内容を正確に理解できるようになります。
これにより、検索結果で適切なキーワードでの表示されるようになる可能性が高まります。
例えば、「料金プラン」という見出しの下に具体的な料金情報があれば、料金を探しているユーザーに見つけてもらいやすくなります。
このように、適切な見出し構造は、ユーザーにとっての使いやすさと、検索エンジンからの評価の両方を高める効果があります。
詳しくは「見出し構造の適切な設定」のページをご覧ください。
3. 画像のalt属性の設定
どんな取り組みなのか
Webサイトには様々な画像が使われています。
商品の写真、サービスの説明図、会社のロゴなど、画像は情報を伝える重要な要素です。
しかし、何らかの理由で画像が表示できない場合や、視覚に障がいのある方がサイトを利用する場合もあります。
alt属性は、そんなとき画像の代わりに表示される説明文です。
例えば、赤いセーターの商品写真なら「赤色のVネックセーター正面写真」、会社のロゴなら「○○会社ロゴ」といった具合に、画像の内容を説明する文章を設定します。
この説明文は、画像が見えない状況でも、その画像が持つ情報や役割をしっかりと伝えることができます。
スクリーンリーダーを使用している方にも、画像の内容を正確に伝えることができます。
改善ポイント
alt属性の設定では、画像の内容を簡潔かつ正確に伝えることが大切です。
商品の写真なら色やデザイン、サイズなどの具体的な特徴を、図表なら伝えたい要点を、ロゴマークなら会社名や組織名を、それぞれの画像の役割に応じた説明文を設定します。
例えば、オンラインショップの商品写真では「ネイビーブルーのVネックセーター 綿100% Mサイズ 正面」のように具体的な情報を入れます。
料理の写真なら「手作りハンバーグ定食 温野菜とライス付き」のように、メニューの特徴が分かる説明を、店舗の外観写真なら「○○店 外観 バリアフリー設備あり」のように、必要な情報を適切に伝えるように設定します。
注意するポイント
alt属性の設定には、いくつかの重要な注意点があります。
まず、装飾的な画像(区切り線や背景など)には空のalt属性を設定します。
これは、スクリーンリーダーで不要な情報を読み上げないようにするためです。
同じような画像が複数ある場合は、それぞれを区別できる説明文にすることも大切です。
例えば「商品写真1」「商品写真2」ではなく、「赤いセーター正面」「赤いセーター後ろ姿」のように、違いが分かる説明を心がけます。
また、長すぎる説明文も避けましょう。
必要な情報を40〜50文字程度にまとめるのが理想的です。
詳しい商品説明は本文で行い、alt属性では画像の内容を簡潔に伝えるようにしましょう。
期待できる効果
alt属性を適切に設定することで、多様な環境でWebサイトの情報を正しく伝えられるようになります。
通信環境が悪くて画像が表示されない場合や、画像表示をオフにしている場合でも、画像の内容を理解してもらえます。
特に視覚に障がいのある方にとって、alt属性は重要な情報源となります。
スクリーンリーダーを使ってサイトを閲覧する方も、商品の写真や説明図の内容をしっかりと理解できるようになります。
これにより、より多くの人が快適にサイトを利用できるようになります。
検索エンジンも画像のalt属性を読み取り、サイトの内容を理解する材料としています。
適切な説明文を設定することで、画像検索での表示機会が増えたり、サイト全体の検索順位が改善したりする効果も期待できます。
詳しくは「画像のalt属性でアクセシビリティを向上」のページをご覧ください。
4. スマートフォンでの表示の最適化
どんな取り組みなのか
現在、Webサイトを見る人の7割以上がスマートフォンを使っています。
通勤・通学中や、外出先での空き時間、家でゴロゴロしながらなど、様々な場面でスマートフォンからwebサイトを見る機会が増えています。
スマートフォン対応では、小さな画面でも快適に情報が読めることが重要です。
文字の大きさ、画像の見せ方、ボタンの配置など、様々な要素をスマートフォンの画面に合わせて最適化することが求められます。
特に、「ホームページ作成ツール」や「ブログサービス」を使っているサイトでも、スマートフォンでの見え方を確認し、上記にあるような要素が正しく設定されているかのチェックを行い、必要に応じて調整を行うことが大切です。
見やすく使いやすい画面を作ることで、ユーザーがストレスなく情報を得られるようになります。
改善ポイント
スマートフォンでの見やすさを高めるために、主に3つの点に気を付けて改善を行います。
まず、文字の大きさと行間の調整です。
小さすぎる文字は読みづらく、大きすぎる文字は1行に入る文字数が少なくなってしまいます。
一般的に本文の文字サイズは16ピクセル以上が推奨され、行間は文字サイズの1.5倍から1.8倍程度が読みやすいとされています。
また、段落と段落の間に適度な余白を設けることで、文章が読みやすくなります。
次に、ボタンやリンクの配置です。スマートフォンでは指でタップするため、ボタンやリンクは十分な大きさが必要です。
一般的に44ピクセル四方以上のサイズが推奨されています。
また、ボタンとボタンの間には適度な余白を設け、誤タップを防ぐ工夫も必要です。
特によく使うボタン(お問い合わせや電話番号など)は、見つけやすく押しやすい位置に配置することが大切です。
注意するポイント
スマートフォン対応で特に気を付けたいのが、メニューの表示方法です。
パソコンでは横一列に並べているメニューも、スマートフォンでは工夫が必要です。
一般的な「三本線メニュー」を使う場合は、開いた時の項目が押しやすい大きさになっているか確認が必要です。
また、特に重要なメニュー(お問い合わせなど)は、メニューを開かなくても見つけられるようにしておくと便利です。
写真や画像の表示も重要です。スマートフォンでは画面が小さいため、大きな画像はそのまま表示すると見にくくなります。
画面の幅に合わせて自動的にサイズが変わるように設定し、必要に応じて拡大して見られる工夫も必要です。
特に商品の写真は、詳細が確認できるよう、拡大表示の機能があると便利です。
フォームの入力欄も注意が必要です。
スマートフォンでの入力は手間がかかるため, 入力項目は必要最小限に抑え、入力欄は十分な大きさを確保します。
電話番号やメールアドレスの入力欄では、適切なキーボードが表示されるよう設定することも大切です。
期待できる効果
スマートフォンでの表示を最適化することで、まず訪れたユーザーの満足度が大きく向上します。
文字が読みやすく、ボタンが押しやすく、写真がきれいに見える。
そんな当たり前のことが、実はとても重要な改善ポイントとなります。
特に初めて訪れたユーザーが、ストレスなくサイトを見られることで、より多くの情報に触れてもらえる可能性が高まります。
また、スマートフォンでの表示が適切なサイトは、検索結果でも上位に表示されやすくなります。
Googleをはじめとする検索エンジンは、スマートフォンでの使いやすさを重視しているため、適切に対応したサイトを評価します。
結果として、より多くのユーザーの目に触れる機会が増えていきます。
さらに、問い合わせや購入といった成果にもつながりやすくなります。
例えば、商品の写真が見やすく、ボタンが押しやすければ、購入を検討しているユーザーの決断を後押しすることができます。
詳しくは「スマートフォンで見やすいサイトづくり」のページをご覧ください。
5. 表示速度の改善
どんな取り組みなのか
Webサイトの表示速度は、訪れたユーザーの印象を大きく左右します。
特にスマートフォンでは、3秒以上待たされると半数以上のユーザーが離れてしまうと言われています。
そのため、表示速度の改善は、サイトの使いやすさを高める重要な要素となっています。
表示速度が遅くなる原因は様々です。
写真や画像のサイズが大きすぎる、不要なプログラムが多い、サーバーの応答が遅いなど。
これらの問題を一つずつ解決していくことで、ストレスのない快適な表示速度にすることができます。
最近は通信速度が速くなってきていますが、場所や時間帯によって通信環境は大きく変化します。
電車での移動中や地下街など、通信状態が良くない場所でも快適に見られるよう、表示速度の改善は欠かせない取り組みです。
改善ポイント
表示速度の改善で最も重要なのが、画像の最適化です。
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真は、そのままではサイズが大きすぎます。
画面サイズに合わせた適切なサイズに縮小し、必要に応じて画質も調整することで、見た目の品質を保ちながら表示速度を改善できます。
スクリプトの読み込みも重要な改善ポイントです。
デザインを装飾したり、動きをつけたりするためのスクリプトは、使い方を誤ると表示速度を大きく遅くしてしまいます。
使っていない機能のスクリプトを削除したり、読み込みのタイミングを工夫したりすることで、表示速度を改善できます。
また、キャッシュの設定も効果的です。
一度表示した画像やプログラムを、ユーザーのパソコンやスマートフォンに一時的に保存することで、次回の表示を速くすることができます。
特にロゴマークなど、めったに変更しない画像は、長めのキャッシュ期間を設定することをお勧めします。
注意するポイント
表示速度の改善では、速さと品質のバランスが重要です。
画像のサイズを小さくしすぎたり、画質を落としすぎたりすると、かえってサイトの印象を悪くしてしまいます。
特に商品の写真など、細部まではっきりと見えることが重要な画像は、適度なサイズと画質を保たなければなりません。
また、スマートフォンとパソコンでは、最適な画像サイズが異なります。
大きな画面で見るパソコン用には高画質な画像を、小さな画面で見るスマートフォン用には軽めの画像を用意するなど、デバイスに応じた対応が必要です。
表示速度の改善は、デバイスごとの特性を考慮しながら進めていくことが大切です。
サーバーの性能や設定も見直しが必要です。
アクセスが集中する時間帯でも快適に表示できるよう、サーバーの処理能力やキャッシュの設定を適切に調整します。
特に動画コンテンツを使用する場合は、サーバーへの負荷が大きくなるため、より慎重な対応が必要となります。
期待できる効果
表示速度を改善することで、ユーザーの満足度が大きく向上します。
ページの表示が速いと、ストレスなくサイトを見てもらえるようになり、結果としてサイト内の様々なページを見てもらえる可能性が高くなります。
特に初めて訪れたユーザーにとって、表示速度は大きな印象を左右するだけでなく、コンテンツを見てもらえるかといったビジネスチャンスが増えるかどうかの要素になるでしょう。
また、検索順位の向上も期待できます。
Googleなどの検索エンジンは、表示速度の遅いサイトの評価を下げると言っています。
特にスマートフォンでの表示速度は重要視されており、きちんと改善することで、より多くのユーザーに見つけてもらいやすくなります。
さらに、表示速度の改善は離脱率の低下にもつながります。
表示が遅いためにサイトを離れてしまうユーザーが減り、より多くのユーザーに情報を届けることができるようになります。
これはECサイトなど、購入や申し込みにつながるページで特に重要な要素となりますよね。
詳しくは「表示の速さがもたらす大きな効果」のページをご覧ください。
6. 内部リンクの最適化
どんな取り組みなのか
内部リンクとは、自社のWebサイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。
サイトを訪れたユーザーは、これらのリンクを使って目的の情報を探していきます。
例えば、商品一覧から商品の詳細ページへ、サービスの概要から料金表へ、といった感じでリンクを張ります。
適切に内部リンクを設定すると、ユーザーを自然な流れで必要な情報へと移動していうことができます。
多くのユーザーは目的のページに直接たどり着くわけではなく、いくつかのページを見ながら情報を集めていきます。
そのため、関連する情報同士をうまくつなげることで、ユーザーの情報収集をサポートし、関連する情報にも触れてもらうことができます。
また、検索エンジンも内部リンクをたどってサイト内のページを確認していきます。
そのため、適切な内部リンクの設定は、サイト全体の評価向上にも好影響があると言われています。
改善ポイント
内部リンクの設定では、ユーザーの行動を想像しながら、自然な流れを作ることが大切です。
例えば、商品の説明ページからは関連商品のページへ、よくある質問からは詳しい説明ページへ、料金表からは利用の流れのページへ。
ユーザーが次に知りたいと思う情報へのリンクを適切に配置します。
また、リンクのテキスト(クリックする文字)も重要です。
「詳しくはこちら」「こちらのページ」といった抽象的な表現ではなく、リンク先の内容が具体的に分かる文章を使います。
例えば「商品のサイズ表を見る」「料金プランの詳細」「導入事例を見る」といったように内容がわかるような表現でリンクを張ります。
さらに、パンくずリストやサイトマップなど、サイト全体の構造が分かる要素も効果的です。
情報量の多いサイトでは、ユーザーが現在地を把握し、目的のページに迷わず進めるよう、補助的なナビゲーション非常に役に立ちます。
注意するポイント
内部リンクを設定する際は、数と配置に注意しましょう。
一つのページにたくさんのリンクがあると、ユーザーのほとんどはきちんと認識できなくなってしまいます。
また、本文中のリンクが多すぎると、文章が読みにくくなってしまいます。
特に気をつけたいのが、スマートフォンでの使いやすさです。
小さな画面に、リンクが集中していると誤タップの原因となります。
リンクとリンクの間には適切な余白を設け、指で正確にタップできるサイズを確保することが大切です。
また、リンク切れがないかの定期的なチェックも重要です。
古いページを削除した際に、そのページへのリンクが残っていたり、ページのURLを変更した際に、更新し忘れたリンクがあったりすることがあります。
リンク切れは、ユーザーの信頼を損なう原因となるため、定期的な確認と修正が必要です。
期待できる効果
適切な内部リンクの設定により、ユーザーの回遊率が向上します。
欲しい情報へスムーズに移動できるようになることで、サイト内でより多くのページを見てもらえるようになります。
これは、商品やサービスの特徴をより深く理解してもらえる機会を増やすことにもつながります。
また、検索エンジンからの評価も高まります。
内部リンクによって関連ページ同士がしっかりとつながることで、サイト全体の構造が明確になり、検索エンジンがページの重要度を正しく判断できるようになります。
新しく追加したページも、既存のページからリンクを設定することで、より早く検索結果に表示されるようになります。
さらに、ユーザーが目的のページに辿り着きやすくなることで、問い合わせや購入といった成果につながる可能性も高まります。
サイトの入り口から成果につながるページまで、適切な導線を設計することで、より多くの成果が期待できます。
詳しくは「[内部リンクで分かりやすく使いやすく](https://ameblo.jp/mamaru14/entry-12886138417.html)」のページをご覧ください。
Webサイト改善 まとめ
これまで説明してきた6つの改善は、それぞれが重要な役割を持ちながら、互いに関連し合っています。
例えば、見出し構造が整理され、内部リンクが適切に設定されることで、ユーザーは必要な情報を見つけやすくなります。
また、画像の最適化と表示速度の改善が組み合わさることで、快適な閲覧環境が実現できます。
「Webサイトを改善でこんなに変わる」でも説明したように、これらの改善を着実に進めることで、以下のような大きな効果が期待できます。
- より多くのユーザーに見つけてもらえるようになる
- 情報が探しやすく、分かりやすくなる
- スムーズに目的のページまで進める
- 問い合わせや購入につながりやすくなる
一度に全てを改善する必要はありません。
できるところから少しずつ、着実に改善を進めていくことで、確実に成果につながっていきます。
Webサイトの改善は、決して難しいものではありません。
ユーザーの立場に立って、使いやすく分かりやすいサイトを目指していくこと、親切なwebサイトにしよういう思いが、結果として集客や売上の向上につながっていきます。
この内容をさらに専門的に書いた記事「Webサイト改善の重要ポイント – 6つの効果的なアプローチ」も公開しています。
「徹底的な調査・検証から始めるWebコンサルティング」とあわせてご覧いただき、webサイトの改善の際にお役立ていただければと思います。。
本来ならば、ホームページが作られたときに、全て最適化された作り方でなければならないのですが、制作会社の多くはそういった制作を行なっていないのが現実です。
見た目だけこだわって、本当に重要なホームページの機能部分が適当に作られているケースがとても多いのです。(関連記事:【ここだけの話】なぜ見た目がキレイなだけホームページでは集客できないのか?)
これでは、集客〜お問合せ・購入につながるはずがありません。
これは、支援機関で専門家としてホームページの無料診断を300社以上行なってきて感じた私の実感です。
おそらくあなたのホームページやブログも同じ状況だと思います。
ホームページの集客についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
当社のWebコンサルティングサービスでは、初期段階で徹底的に調査・改善を行って、集客に取り組んでいくための準備を整えます。
そして、準備が整ったら、お客様の要望や体制にあわせた集客の取り組みをお客様と一緒に進めていきます。
初回相談は無料です。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)