山本 忍 経営事務所

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芸術性と売れ筋

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11/29の朝日新聞の文化変調のコラムに
掲載されていた記事についてです。

最近の邦画のヒット作の傾向について、
表現物というより<消費物>としての側面が
強くなってきているそうです。
観客はまるでお祭りに参加するような感覚で
はやりの映画を見に行く。
そこには映画評論家や映画専門誌などの評価や
コメントなどは以前ほどの影響を及ぼさず、
ソーシャルメディア(ツイッター・ブログなど)の情報の加速が
動員に大きな影響を与えているそうです。

また書籍や絵画に関しても、
かつては評論家の言葉や賞が影響を与えていたそうですが、
書店は売上ランキングに大きく依存し、
絵画はオークションの価格や扱うギャラリーの信頼性が基準と
なりつつあるとのこと。

クラッシク鑑賞においては、
高級な芸術から、より多くの人に開かれた芸術に変化してきているそうで、
鑑賞者の求めるものが、<教養から感動>に変わってきていとのこと。

読みやすい文章・・・

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27日の読売新聞のコラム「編集手帳」に
掲載されていた内容の一部です。

文章全体の中での漢字の占める割合が
読みやすさに影響するそうです。

一番バランスが良いのは文全体の中での
漢字の占める割合が<30%>で、
20%では締まりがなくなり、
40%ではいくらか硬い感じになるそうです。

漢字率30%の文章例として、
三島由紀夫氏の「潮騒」の書き出し部分が当てはまるらしいです。

確かに本棚から久しぶりに引き出して、ページをめくって見ると
やわらかく、美しい感じがします。

ベトナムセミナーに行ってきました

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19日に堺商工会議所で行なわれた、
記念特別ベトナムセミナーに参加し、
ベトナム総領事のレー・ドゥク・リュウ氏の
お話しを聞きました。

氏は領事館を堺に移すことに尽力された方で、
講演の中では、ベトナムと堺を初めとする日本の
古くからの文化・経済交流に大変関心が深いとのことでした。

また両国の経済発展のための戦略的パートナーとしての
絆をさらに深めていくことが大切であること、
そのためのベトナムの魅力・特長をわかりやすく説明してもらいました。

講演で驚いたのは、ベトナムの平均年齢が約26歳と若く、
アジア諸国の中でも特に勉強熱心で勤勉な人が多いとのこと。
識字率も高く、40歳以下の人口が約8割いるそうです。

人材以外にも天然資源の豊富さや貿易の活性化、
国営企業の民営化など、これからの発展に大いに期待できる国でしょう。

堺の昔について

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昨日、堺プロバス倶楽部にて
堺の歴史についてお話しを伺う機会がありました。

堺の方ならご存知な方も多いと思いますが、
山之口商店街は開口(あぐち)神社の門前町として発達し、
開口神社は地元では大寺(おおてら)さんと呼ばれ、
住吉大社と一体として発展してきたそうです。

明治時代の大寺さんの絵図には
今は無き立派な三重塔が書かれてあり、
境内の大きさは今の6倍以上もあったそうです。

そして戦前の資料を見せていただいたところ、
山之口商店街には4つの大きな筋(通り)があり
お店の数だけでもなんと140店以上あって
商店街もたいそう盛り上がっていたそうです。

また堺の港近くには、水族館や飛行場もあり
観光や遊びに訪れる方も多く、賑わっていたとのこと。


堺にはまだまだ一般的に知られていない素晴らしい歴史があり、
これからもこうしたお話しを聞き、そして伝えて、
わが町「さかい」を誇りにしてPRする人を増やしていきたいですね。
 

マスコミ戦略セミナーに参加してきました

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昨日、サンソウカンで開催された、
「現役の報道関係者が教える!マスコミ戦略セミナー」に
参加してきました。

パネラーに出席されていたのは・・・
・毎日新聞経済部の方、
・NHK大阪放送局報道部の方、
・読売テレビ<ウェークアップぷらす>制作の 3名です。

セミナーでは、広告ではなく「プレスリリース」として
取り上げてもらうコツをいくつか教えてもらいました。

■プレスリリース企画書はA4、1-2枚でわかりやすく。

■FAXで送る、
 または郵送で送るなら、文字を墨だけでなく色をつけて読みやすくして
 必ず写真を添える。

■視聴者にとって読者にとって、有意義な又は有益な情報が
 わかりやすく盛り込まれているか。

■常に問題解決をするようなネタを報道関係者は探している。
  ↓
 社会を良くするような、または社会的に意義があるような、役にたつような
 ネタを探しているとのこと。




とよなかインキュベーションセンターに行ってきました

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先週、豊中市蛍池駅前にある、
「とよなかインキュベーションセンター」に行ってきました。

http://www.toyonaka-incu.com/

こちらのインキュベーションセンターは
豊中市が民間の会社に運営委託をしている施設です。


お話しを聞いたり、施設見学をして興味を持ったのは・・・
・廊下の壁に個室をのぞくことができる小窓があること

・フリーシート会員の募集 
http://www.toyonaka-incu.com/system.htm#freeseat

→特にこのフリーシート会員の発想は素晴らしいと思いますね。


また、ランチ会やとよなか経営塾という経営者のためのゼミナールも開催されているとのこと。
卒業されたOB企業さんとのつながりも大切にされていることも感じました。

ものを売るために・・・

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一昨日にお会いした営業関係の部長さんと話した話題です。


その部長さんは、以前に受けた営業セミナーで教えてもらったことを
いつも心がけて販売戦略を練っているそうです。


それは・・・

「商品はいいものだから必ず売れるのではなく、
購買対象者にとって良さげに見えるから売れる」とのこと。

確かにテレビショッピングやカタログでも
今すぐ絶対に必要でなくても、買い換えたくなるように、そして
良さそうに見えるからだんだん購買意欲が湧いてくるのですね。


良さそうに見える、そして使ってみたくなる・手に入れたくなる仕掛けを、
今以上に求められる時代には入っています。

そのためにも、今まで動画を活用していなかった企業にとって、
<動画>は有効な手段となると考えます。
 

8万時間のセカンドライフ・・・

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昨日お会いした方からお聞きした話題です。

男性の平均寿命をおよそ80歳と仮定して
60歳で定年を迎えてからの余暇時間は
1日10-11時間として計算すると
「約8万時間」あるそうです。

この時間は年間労働時間2000時間として
40年働いた時間とほぼ同じとなり、

会社で過ごした時間=定年後の自分の時間 となります。


こう言われてみると、
セカンドライフをどう生きていくのか、
自身の持つ技術・経験・知識・人脈を
埋没せずにどう活かすのがが、これからの
経済活性にとって大変重要なポイントとなるでしょう。


掃育の大切さ

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「掃育」とは
学校で掃除を通して、
生きる力を育もうとする試みだそうです。
(朝日新聞9/12記事)

掃除時間を1日15分として、45分授業に換算して
年間約58コマ分に相当。
これは小学校での音楽や図工に匹敵するコマ数。

これだけの掃除時間をただ単に過ごすのではなく、
<皆で段取りを話し合い>→
<皆で実行>→
<皆で検証>をする工夫を常に実践しようというもの。

学年に合わせて目標を設定して、
社会性や協調性を育むことを目標にして、
より改善するための知恵を出せるような環境を作ること。



大人になっても、いくら説明しても
整理整頓や掃除の仕方がわからない人っていますよね。


とても大切な試みだと思います!


顧客満足度を上げる接客指導

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昨日の朝、テレビ朝日の「スーパーモーニング」の中で、
外食産業における顧客満足度調査でトップになったスシローの
秘密が放映されていました。

トップになるためには
ハード面での技術革新に負うところも大きいですが
ソフト面での「人材」の活用も興味ある内容でした。

スシローの人材教育の基本は、
「叱らずにほめる」だそうです。


そして、その中での接客指導における3つの基本がおもしろかった。

①誰よりも自分が仕事を楽しみ、
  笑顔で元気で一番良く働くこと

②1日に一箇所、
  昨日よりもお店を良くする工夫をすること

③社内の先輩や後輩に、
  1日に100回以上はありがとうと口に出して言うこと