すだれブックカバー

大阪富田林の伝統産業である「すだれ」の技術を使ったブックカバーは、杉多製簾株式会社と地元大阪芸術大学の学生たちが産学連携で開発した商品です。

すだれ生地には丁寧な模様編みが施され、切り口の処理は手触りの良い合皮で縁取られています。

すだれブックカバー

「すだれ」の起源は飛鳥・奈良時代とされますが、富田林を中心とする南河内に竹細工の技術が伝えられたのは江戸前期。金剛山麓や石川河岸に繁茂した良質の竹に恵まれた一帯を中心に、竹籠作りのかたわら竹簾作りが行われ、一大産業として発展しました。(現在、大阪金剛簾は国の伝統的工芸品に認定されています。)

すだれブックカバー

杉多製簾株式会社は、天保10年(1839年 江戸後期)の創業。料亭などのお座敷簾や神社仏閣で使われる御翠簾(おみす)などの伝統的工芸品の製造技術を守りつつ、日除け簾や現代の生活スタイルにマッチしたインテリアスダレなど、簾作り一筋に日本の「美・涼」を伝えています。

 

2016年度 大阪製ブランド認証商品

大阪製ブランド「すだれブックカバー」

杉多製簾株式会社

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