西谷経営技術研究所

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【アイデアを出す習慣をつける】

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経営2大キーワードの最適化を行った結果、
顧問先が取引先を2倍に増やしました。
それもわずか6ヵ月で、です。

キーワードとは、「正しいマネジメント技術」と、「それを実行する仕組み」
のことです。

正しい「マネジメント技術」を導入して「実行の仕組み」を作れば、業績は
必ずアップします。
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 【アイデアを出す習慣をつける】

多くの会社が「提案制度」を取り入れています。

仕事上の問題点を改善するアイデアを書いて出したら、
評価されて、賞金がもらえる制度です。

ある工場では、年間に400件もの提案を出す社員が
います。

1日2件近く出すわけです。

そうかと思えば、月に1件出すのもやっと、という社員も
います。

提案がなかなか出てこない理由を、「紙に書くのが面倒なの
だろう」と分析されることが多いのですが、必ずしもそれだけ
ではないようです。

改善提案は、「問題発見」と、「改善案」のセットです。

問題を感じても、それを解決するアイデアが出ないと、
提案することができない。

そのことに気付いて、「問題発見シート」を作って書いて
もらうようにしたら、月に10件出す者が次々出てきました。


先ずは、問題を問題と気付かないと、アイデアの出しよう
もない。

問題を見極める目をまず教育することです。

提案を出せ、出せ、といくら言っても出てこないのは、出し方を
教えていない側に問題があるのです。




【USPで経営改善】

 
USP(Unique Selling Proposition)は、お客様との約束ごとを
宣言したフレーズです。
 
約束を守るためには、実行できるための「会社の仕組み」が出来て
いて、確実に実行されなければなりません。
 
 
ドミノピザの 「30分以内にお届けします」と言うUSPは、
 
30分以内にピザを焼き上げて、配達する、という仕組みが
出来上がっていて、正確に実行されていたわけです。
 
 
「高精度の金属加工製品」をUSPにしている工場であれば、
 
単に高機能の工作機械を持っている、というだけでなく、
その機械の機能をきちんと発揮することのできるメンテナンス、
環境整備、人の教育訓練の仕組みが出来上がっていて、
確実に実行されていることが、会社の責任なのです。
 
 
製造業を中心に、多くの会社で5Sが導入されています。
 
整理整頓が行き届いた職場環境を作って、皆が気持ち良く
仕事ができる。
来客者が「この会社なら大丈夫」と安心してくれる。
 
そういった表面上の効果以上に、「お客様との約束事を
確実に実行するための環境を作り上げている」
ことが大事といえましょう。

【ISO9001には儲かるヒントがいっぱい】

 
お客の要求事項を聞いて、「はい、どうぞ」と商品を差し出すことだけを
していたのでは、十分なお客満足を得ることはできませんし、お客との
信頼関係を深めることもまずムリなことです。
 
お客は商品を欲しいのではなくて、商品の「機能」を求めているのです。
 
ホームセンターに木工用ドリルを買いに来るお客は、ドリルではなくて
「穴」を求めているのです。
 
 
薬局にエチルアルコールを買いに行った時、
 
店員 「何にお使いになられるのですか?」
 
西谷 「え? アルコール買うのに、使用目的がいるの?」
 
目的は、壁に付着した粘着糊を拭き取ることだったのですが、
店員は、目的により適切な商品を勧めようとしていたのでしょう。
 
 
ISO9001要求事項7.2.1「製品に関連する要求事項の明確化」
があります。
 
そのb)項に、「顧客が明示してはいないが、指定された用途又は意図された
用途が既知である場合、それらの用途に応じた要求事項」を明確にしなければ
ならない。
 
と規定されています。
 
お客が購買する「真の目的」を把握して、お客の気付いていない機能を
達成できる商品、商品の組合せを提案することによって、お客満足度が
高まり、信頼関係が深まり、買い手売り手双方がWinWinを実現する
ことになるのです。
 

【『経営計画書』を作る】

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「顧客創造」と「マネジメントシステム改善」は会社収益アップの
2大キーワードです。
 
西谷経営技術研究所はこれら両輪の最適化を行い、顧問先の
取引先を6ヵ月で2倍に増やしました。
 
本物のマーケティング技術を導入され、、経営のしくみを見直せば、
あなたの会社も必ず業績改善を実現することができます。
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 【『経営計画書』を作る】
 
クライアントさんを訪問する前の電話で、「経営計画書」を準備
しておいていただくようにお願いしました。
 
行った時に、これが「経営計画書」です、と見せられたA4用紙に
 
「売上12億円」
 
と、ただ1行ボールペンで書かれてあるだけ。
 
 
西谷: これだけですか?
 
社長: そうです。
 
西谷: 12億円というのは?
 
社長: 去年12億円の売上目標が達成できなかったので、今年
こそはと考えて設定しました。
 
 
数字だけ掲げても文字通り「絵に描いた餅」
 
それだけで目標達成できるわけがない。
 
 
何を売るのか。
 
誰に売るのか。
 
どうやって売るのか。
 
 
戦略をはっきりさせて具体化しないと今年も去年の二の舞になる
ことは間違いない。
 
この会社では、生産性改善の指導だけをしていて、マーケティング
の指導はしていなかったのです。
 
 
「経営計画」は何も売上額だけではありません。
 
いわゆるQCDN。
 
「品質」「コスト」「納期」「新製品」、(場合により「安全」も)
 
各経営項目について目標を設定して、目標を達成するための
戦略を立て、計画化しなければならないのです。
 
本気で会社を発展させようという気があるのか、心配になって
きます。
 
 
そうかと思えば、盛りだくさんの項目を経営計画に書き連ねている
会社もあります。
 
「あれもやりたい」「これもやらなければ」
 
という社長の気持ちは分かりますが、人材に乏しい中小企業が
あれもこれも一度にできるわけがない。
 
結局未達に終わって、翌年も又同じ事の繰り返しになってしまいます。
 
 
中小企業では目標を絞り込むこと。
 
その代わり、設定した目標は必達する熱意で望むこと。
 
付け加えるならば、年間計画を4半期に分解して、3ヵ月単位の
サブ目標を設定して、実行計画を立てること。
 
 
来年4月に新年度を迎える会社も多いでしょう。
 
あと3ヵ月。ラストスパートをかけてください。
 
新年度の経営計画は、2月中にまとめるよう、ご準備ください。
 
 
 
■ 『新春セミナー』のお知らせ
 
  『3ヶ月でお客を増やして黒字転換』
 
  1月18日(水) 18:30-20:30
 
  会場は フェリエ南草津 5階会議室 です。
 
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【カマスの理論】

 水を張った水槽を透明のガラスで4部屋に仕切って、それぞれに

カマスを1匹ずつ入れます。

カマスが別のカマスの所に行こうとしても、見えないガラスにぶち
当たって先に進むことができない。

それをしばらく続けると、仕切りのガラスを取り除いても、カマス
は元の領域の中から出ようとしないようになってしまう。

壁が無いのに、潜在意識の中で壁が作られてしまって、行動が狭い

範囲に制約されてしまっている。

実際は制約されていないにもかかわらず、自分が自分に制約を課し
てしまっているのです。

これを打ち破るためには、外から別の新しいカマスを1匹水槽に
入れてやればいい。

新しいカマスはもともとガラスの壁を知らないので、水槽の中を
すいすい泳いでいく。

それを見て、もともといたカマスも、「なぁんだ」とばかりに、自由
に泳ぎ始める。

これが「カマスの理論」です。(カマスでなくてメダカでも同じこと
が起こるらしいです)

さて、我々もカマスのように見えない壁に阻まれてはいないでしょ
うか?

やればできることなのに、何らかの理由で「とても出来ない」と思い
込んでいることはないでしょうか?

マネジメントの場でも、無難な目標設定に終わっていないでしょう
か?

普段読まない本を読む。

普段付き合わない業種の人の話を聞く。

ひょんなことから、新しい発想が生まれるかもしれません。

【無料セミナー まだ残席があります】

【『3ヵ月で取引先を2倍に増やす無料セミナー』のご案内です】
 
 
『3ヵ月で取引先を2倍に増やす』なんて出来るわけがないだろう。
 
ホラもいい加減にしろ!!
 
 
と言われそうですが、これは嘘偽りない真実の話です。
 
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会社に適した形に焼きなおして、『行動』していただけば、必ず
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数回の試行錯誤を繰り返した後、15社だった取引先を20社に
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ただし、ノウハウを仕入れただけで『行動』しなければ何も生まれません。
 
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これまで私がメルマガで順次ご紹介してきた取引先を増やすノウハウ
を、2時間で集約してお話するものです。
 
 
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セミナーコンテンツの一部は次の通りです。
 
・ 売上向上のステップ
・ [演習] 6ヵ月で売上を2倍にする
・ 売上=顧客数×購買単価×購買回数
・ 取引先は必ず増やせる
・ 商品/お客マトリクス
・ USP(独自の売りポイント)を作る
・ なぜあなたの会社から買ってくれるのか?
・ [演習] 銀座の一等地にネールサロンを出店するには(お金は全くなし)
・ コラボレーション
・ 営業でお客に絶対「ノー」と言わせない方法は
・ 平均購買単価を上げる
・ 購入頻度を上げる
・ 口コミ・紹介を促進する方法
 
 
 
セミナー要項は次の通りです
 
◆日時       2011年11月29日(火)  18:30~20:30
◆場所       草津市立市民交流プラザ 
           JR南草津駅東口すぐ フェリエ南草津 5階会議室
◆定員       30名 (定員に達し次第締め切ります)
◆セミナー内容  《3ヵ月取引先倍増プログラム》
◆受講料      無料
◆主 催      西谷経営技術研究所
 
 
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本当に取引先が増えるのなら、そんなノウハウをどうして無料で
公開するんだ?
 
という声が聞こえてきそうですが、
 
 
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【自社の強みをもっと知る】

自分の会社の技術を十分理解し、評価している人は、非常に少ない
ようです。

大抵どこでも、

「この程度の技術はどこでも持っている」

「この程度の製品ならば、うちでなくてもどこでも作れる」

と考えておられます。

それで、「この程度の技術で作ったこの程度の製品を買ってくれる
お客も、うちの製品をそれほど気に掛けていることはないだろう」

と、品質に関する認識があまくなってしまう。

その結果、クレームを出すことになるのです。

お客はあなたの会社の技術や製品を、自分たちが考える以上に高く
評価しているのです。

だからこそ、あなたの会社から買ってくれるのです。

自分では当たり前と思っていること。どこの会社でもできると
思っていること。

その中に、自分では気付いていない「強み」があるのです。

SWOT分析をするときに、「強み(Strength)」を挙げるステップ
がありますが、本当にじっくり取組まないと、正確なSWOTにな
ることはありません。

それでは「自社の強み」を見つけるにはどうしたらいいのか?

第三者に聞くこと。

あなたの会社のことを真剣に考えてくれている第三者からいくつか
質問を受ければ、自然と強みが見えてきます。

【とにかく一度PDCAを回してみる】

 PDCAは、P(Plan:計画) D(Do:実行) C(Check:評価)
A(Act:処置)を言います。
 
最初に立てる「Plan:計画」に基づいて「Do:実行」にかかるわけです
が、行動している途中で行き詰ることがしばしば起こります。
 
「この計画、一寸変更したほうがいいのでは?」
 
それは無理のないことなのです。
 
「計画」は、あくまで机上で作るもの。
 
その時の「情報」に基づいて立案するものです。
 
ところが、「実行」すると、計画段階で見えていなかった情報が見え
てきます。
 
それで、「計画自体が不完全なものではないのか?」
 
という疑問が出てくるわけです。
 
《インプット情報によって計画が変わる》ことは当たり前のこと
です。
 
新しい情報が入るたびに計画を変更していたのでは、いつまでたっ
ても結果を出すことができません。
 
新たに見えてきた情報が、すべて目標達成に必要な情報とは限らな
いのです。
 
とにかく一度《PDCA》を回すこと。
 
行動結果が当初予定どおりのものでなかったら、その時点で戦略
戦術を変更すればよいことです。
 

【今一度 PDCA】

 P(Plan:計画)D(Do:実行)C(Check:評価)A(Act:処置)はマネ

ジメントの基本です。

誰でも一度は習った言葉ですが、本当に理解出来ている人は非常に
少ないようです。

Plan:計画 とは
目標を達成するために、戦略を計画化すること。

「こうやったら、こういう結果が得られるだろう」という「仮説設定」
です。

目標が、「今月中に取引先を5社獲得する」ということであれば、「オ
ファー先のリストを作る」「DMを送るのか、電話をするのか、手段
を考える」・・といったことです。

Do:実行 とは
文字通り、計画を実行に移すことです。

実行したら、何らかの結果(実績)が出ます。

Pで考えた「取引先5社獲得」に対して、「3社獲得できた」ということ
が実績になります。

Cは「差異分析」です。

5社獲得できる予定だった計画を立てて実行したのに、3社しか獲得
することが出来なかった。

その原因は何か。を緻密に分析することです。

「仮説」に対して「検証」のステップになります。

Aは「次の手」。

戦略・計画が間違っていたのか。やり方が悪かったのかを検証し
て、新たな方策を考えるステップです。

PDCAを、P(Plan:計画)D(Do:実行)C(Check:評価)A(Act:処置)
とあっさり済ませてしまうのでなく、丁寧に取組むこ
とで、マネジメントレベルが徐々に向上していくのです。

【仕事をなくせないか?】

 
経営資源。特に人の動きを効率化するためには、
ECRSの順に検討してみて下さい。
 
EはElliminate : 
この仕事は本当に必要なのか。無くせないか。
 
CはCombine  : 
二つの仕事を組合わせて、ひとつにまとめられないか。
 
RはRearrangement : 
仕事の順序を入れ替えてみたら。
 
SはSymplify  : 
やり方を変えて時間短縮できないか。
 
【絞る】


工場の生産性をもっと上げたい。 そのために、品質不良を無くしたい。 設備稼働率をもっと上げたい。 作業時間を減・・・



【3S】


「シンプル」「スムーズ」「スマート」 デザインアプローチを使うと、作業が単純化され、淀みなく流れるようになる。・・・



【リーダーシップ】


【リーダーシップ】 ISO9001/2015年版は、「経営者のリーダーシップ」にウエイトが置かれています。 「・・・



【経営方針を作る】


───────────────────────────────── 工場はモノづくりの場ではありません。 お客・・・



【ISO取得は目的を持って】


「ISO9001を取得するプロセスを通じて、経営理念を まとめ上げていきたい」 このような会社のご支援は、自然・・・



【補助金経営】


工場長 設備を1台増設しました。 西谷  どんな設備ですか? 工場長 材料の木材を乾燥させる設備です。 西谷 ・・・



【ISOで「仕事きっちり」の仕組みを作る】


「仕事きっちり」 とは、 「お客に、自信を持って製品を引き渡せる仕事をする」ことです。 何か問題があったら、向・・・



【先ずは現状を知ること】


今の業務の流れを書き出して下さい。 とお願いしたら理想システムが提出される。 現状を書き出していくと、問題点が・・・



「倉庫が手狭になったので、増設したい」


工場長:モノの流れを効率的にする場所に作りたいのですが、どこに建てれば いいでしょうか? 西谷:それよりも先に・・・



【2015年版は品質マニュアルは要らないの?】


2015年版には「品質マニュアルを作りなさい」という要求事項はありません。 でも、「品質マニュアル」は必ず作っ・・・