YURIKAGO(ユリカゴ)
電気機器には、高電圧の電気でも、短絡して通さない絶縁構成が必要なものもあります。
絶縁の強さを示す方法はいくつかあります。
その一つに、絶縁耐力があります。
例えば、絶縁耐力が、交流(AC)10kV/1分とは、対地間や1次-2次間などの任意の電気回路間で、AC10000Vを1分間かけても、耐える絶縁構成を有するというものです。
治部電機では、交流は勿論、直流(DC)の高絶縁トランスを製作してお届けする技術もあります。
例えば、AC100kV DC300kVなど、幅広く対応しています。
半導体製造プロセスや、物性物理研究の分野など幅広い市場で選ばれています。
電気は、複数のインフラを制御するのにもお役に立っています。電気エネルギーを使うのは、動力としてだけではなく、最適な環境を実現するために様々なインフラリソースでも活躍しています。
例えば、都市ガス、電力、上下水道、石油プラント等の計装盤をエンジニアリングで最適なシステムを実現してコントロールすることで、私たちの生活をより快適に、より便利にしています。
正確にコントロールするためにも、正しい回路を組む必要があります。
電気的に絶縁されている回路状態をつくることも、変圧器の仕事です。
変圧器においての絶縁とは、2つの異なる意味合いを持つ。
電気における絶縁とは、電気機械や各種の電気回路・電子回路において、感電防止や電位の分離などを目的として、不導体もしくは各種の部品や装置を利用して電流を遮断することである。
電気の分野における英語のinsulationとisolationは、どちらも日本語では絶縁と訳されるが、両者はその目的や動作原理によってやや異なる意味合いを持つ。
1.絶縁(ぜつえん、insulation)は、電子回路やその部品などにおいて、対象とする2箇所の間で電気抵抗が大きく電圧を掛けても電流が流れない状態を言う。低い電圧を掛けた場合に電流が流れなくとも、高い電圧を掛けると電流が流れる場合があり、その状態を絶縁破壊という。