タレックス オリジナル オーバーグラス
変圧器の突入電流とは
『写真解説』 電源変圧器盤内部の端子接続部 透明カバーが取り付けてあります。
上部銅(ブス)バーで接続端子を構成している。 左側3本が入力 右側3本が出力端子 全て6×50 銅板(ニッケルメッキ)
最も右側には接地端子(ブロック端子台)緑色配線ケーブル
中段は、入力側タップ切り替え端子 M12
突入電流とは、電気機器に電源を投入した時に瞬間的に流れる電流をいう。
定格電流の数十倍程度流れるといわれている。測定方法や測定条件により大きく変わる。
また、電流容量の大きなものは測定できないので、計算値で求めることが一般的である。
同義では、始動電流やインラッシュ・カレントとも呼ばれている。
特長的な機器として、モーター(電動機)やトランス(変圧器)などの巻線を施した機器が代表的だ。
より詳しくは、日本電気技術者協会 変圧器の励磁突入電流 または、 Wikipedia 突入電流を参照ください。
変圧器は、各種電気機器に向けた電源供給の役割をはたしています。
瞬間的にでも、大電流が流れると回路を保護しているヒューズやブレーカーが動作して※運転できない状態になります。
※各種機器選定の条件によって異なる。
そこで、最適な機器選定のためにも、変圧器で突入電流を抑制することがポイントになります。
製品仕様
事例番号1121 (File№07-1191)
三相電源変圧器 (インラッシュ抑制対応電源変圧器)
100kVA
50/60Hz
一次電圧:F210,R200,F190V 289A 端子サイズM4
二次電圧:100V 577A 端子サイズM4
突入電流7倍以下抑制
乾式自冷式
定格時間:連続
接続記号Yd1
JEC-2200
運転ランプ付き
トランス本体に防振ゴム付き
耐熱クラス(絶縁種別)H種
概略質量860kg
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