パレット古材テーブル
製品寿命という言葉をご存知でしょうか?
一般的には、「導入期」、「成長期」、「成熟期」、「衰退期」と分けられています。
製品自体の使える期間ではなくて、製品の本質が必要とされている期間ともいえるでしょう。
製品やサービスには、この製品寿命というのがあります。ものにより移行する先が違います。例えば、導入期からいきなり衰退期になるものがあれば、衰退期だったが成長期に変わる事だってあります。その事例として、全社はMDがあり、後者はテレビが該当しています。ブラウン管が全ての家庭にいきわたった後、液晶やプラズマさらには、有機ELの高画質・大画面TVに移ったのは記憶に新しいことでしょう。これは、技術革新や環境変化が大きな要因といえる。
シナリオで最重要なことは「一貫性」といわれています。
様々な要素から成り立っているシナリオには、「お客様に価値提供しなくては関係性は成立しない」ということで一貫性を重視します。
具体的には
ターゲット顧客が欲しい価値の提供
競合はお客様がイメージする選択肢である
独自化は選択肢にたいしての独自になっているか
独自化戦略は、独自資源によるものか
ターゲット顧客がその独自化を評価しているか
つまり、価値:ベネフィット 戦場と競合 強みと独自化 独自資源の再確認と一貫性をみることが本日の課題である。
独自資源を述べてきましたが、自社の独自化シナリオと一貫しているかもチェックしておきたい。なぜならば、独自資源は、シナリオを支える最も効果的なものであるためです。
シナリオ的には、商品軸と密着軸の独自資源で競争していくので順に説明すると
商品軸では、技術力や開発力、これに、高品質生産力とが必要となります。
資源としては、先端技術や最新設備および高品質設備を持つことが志向されます。また、高度技術を知り実際に使える技術者や高品質製品を作り出す職人的なノウハウも必要になります。何よりその人たちに自由に技術開発してもらえる場、自由な組織、雰囲気が必要となります。その次に特許戦略いわゆるMOT(技術経営)などがあります。
ソフト資源は、戦略を支持実現させるもので、社員の育成(教育)や社風(組織風土)といった文化の醸成など長期間にわたって作り上げていくものである。
代表的なものには、人事制度、表彰がある。組織・組織図とこれにあわせた内容が職務分掌である。
5年後、10年後のことを考えて、資源を育成します。時間をかけてでも育成(教育)していく価値があります。
当然、人が対象となります。この場合、自社の従業員だけでなく、広い定義をもって捉えればよろしい。具体的には、将来のお客様になる子供達に愛着を持ってもらえる活動(ファンになってもらう)もその一つになります。
例えば、マクドナルドは、ファミリーセットと称しておもちゃ付きの商品を提供している。来店数(購買頻度)を上げるのと同時に将来、気軽に立ち寄ってもらえるように障壁を低くするマーケティングをやっているのが特長です。
独自資源:Asset をチェックしよう!!
お客様に見えているもので差別化ポイントを提供しているのですが、製品やサービスを作り出す人や設備などの独自の資源を明確にしておこう!
簡単にいうと、他社にはマネ出来ない何かを知るということ
治部電機の独自資源は、技術、ノウハウ、組織体制など様々な良い点があります。極めつけは、 『 人 』であると公言しております。(笑)
人が、移れば、無くなるのかという問題でもなく、その背景にある組織体制も十分に該当するでしょう。教育のシステムも独自資源になります。
お客様との関係性構築にも、製造プロセスにも独自資源をふんだんに取り揃えております。
『一貫性のチェックを忘れてはいけない』
独自化のシナリオについて、商品軸で独自化している弊社の場合、お客様は、「価格が高くても良いから、高品質・高技術な商品・サービスが欲しい」と思っているお客様が真のターゲット顧客になる。
同時に、密着軸も同時に取組んでいるので、「価格が高くても良いから、自分のわがままをできる限り叶えたい」というお客様となっていないといけない。
弊社の独自化ポイントは、ターゲット顧客にとって重要なものだろうか?
ターゲット顧客と合っているかも含めて重要なことである。