HONESTIES ∞ [アンリミテッド] インナー (プレミアム)
自家発電設備の増強が盛んに行われております。
電力の喪失をブラックアウトと呼びますが、一瞬たりとも停電が許されない場所では自家発電装置の導入が粛々と進行しております。
導入されれる発電機も、大型のものが多く、三相動力の発電機がほとんどです。そこから、電灯用100Vに変換するのも変圧器の仕事です。
概ね結線で変換されるのがほとんどですが、スコット結線トランスを用いて、電灯二回路を出力される場合もあります。
いま、バイオマス燃料が注目されています。
そんな中、バイオマス燃料をつくる装置でも、私たちのトランスが選ばれています。
原料を非食用植物種子に特定して、植物種子からバイオマス燃料を製造する工程の効率化、低コスト化を図る。
バイオマス燃料搾油と同時に生成する炭化物をファインケミカルとして高付加価値化。
熱分解には過熱蒸気発生装置を利用し熱効率が高い。
これらの特長を持つ装置を動かすのも電気です。
今回は、熱分解処理に関わる部分の変圧器を製作いたしました。
食品業界でも、変圧器は活躍しております。
具体的には、ヨーロッパ、アメリカの優れた食品加工機械を動かすのも電気です。
食品工場のライン化機械やオーダーメイドコンベヤと各種加熱調理機械を組み合わせた、最新の自動調理~検査、パッケージまで行う食品加工機の電源として使われています。
加工機は、材料を切断機を使い切り刻み、充てん機で材料を供給し調味料と配合する
そして、成型機を使って大きさや形を整える。
形が決まれば、焼いたり、揚げたり、蒸したり、冷凍したりも電気で制御されます。
勿論、直接のエネルギー供給として変圧器が使われています。
電気機器には、高電圧の電気でも、短絡して通さない絶縁構成が必要なものもあります。
絶縁の強さを示す方法はいくつかあります。
その一つに、絶縁耐力があります。
例えば、絶縁耐力が、交流(AC)10kV/1分とは、対地間や1次-2次間などの任意の電気回路間で、AC10000Vを1分間かけても、耐える絶縁構成を有するというものです。
治部電機では、交流は勿論、直流(DC)の高絶縁トランスを製作してお届けする技術もあります。
例えば、AC100kV DC300kVなど、幅広く対応しています。
半導体製造プロセスや、物性物理研究の分野など幅広い市場で選ばれています。
一般にブレーキコイルとは、マグネットコイルや電磁コイル及び巻線などと呼ばれる。
通称で用いられることが多く、その真相を知る人は少ない。
ブレーキコイルとは、回転機などに使われていて、その名の通り、回転しているシャフト(軸)にブレーキをかけるのに用いる。
原理は、コイルに電流を流すと電磁力が発生する作用だ。
電磁力により物理的にひっつく力(吸引力)を利用している。
イメージ的には、その昔、電車を動かすモーターのブレーキ軸にマグネットコイルを装着して制動させるのだ。
電気を流すと軸を挟み込み回転を止めようとするのだ。
自転車のブレーキと同じく車輪を挟んで止めるような構造だ。
モーターの場合は、車輪ではなく軸を挟むのだ。