純国産黒文字ようじ
「青少年更生」と「光」の関係
「青少年更生」と「光」と何の関係がるのか?を思われるかも知れません。私は、一時期デザイナーを辞めて青少年更生活動を行うNPOの運営と、非行や引きこもりなどの問題を抱えている青年達に高校卒業資格が取得出来るサポート高校を運営していた事があります。
青少年更生活動
二人の子供が非行に走り、困り果てて今通っている教会に相談に行きました。親身に相談にのって下さり、長い間サポートしてくださってやがて問題が解決されました。あのまま、相談するところが無かったら、今頃は家庭も崩壊し、人生も完全に狂っていたと思います。
その教会は、青少年の問題を抱えた子供達を助ける働きをしていて、牧師さんはTVの取材を受けたり、本を出版、講演会を通して社会貢献をされている方でした。自分の子供達が助けられた、この教会の働きに協力したくて、他のメンバーの方とNPO「青少年更生支援の会」と、青年達に高校卒業資格が取得出来る「ライトハウス」というサポート高校を立ち上げて運営していました。最初は片手間でしたがかなり忙しくなってきたので、デザインの仕事を止めました。日本全国から、相談を受けたり、子供達を大勢預かったりして、どちらも激務で、自分能力の限界を越えてしまい、体調も崩し精神的にも限界となってしまいました。
照明アート
関係者に休養するよう勧められて、仕事はスタッフに委ねて、沖縄で静養するのですが、そこで私は沖縄の染め生地と出会い、その生地で初めて照明のデザインをしました。NPOとサポート高校は他の団体と合併の話が決まり、私は再びデザイナーに復帰し、同時に染め生地と照明アートの研究をはじめました。
希望の光と青少年更生活動
昨今、青少年問題は若者達の「無気力化」、「薬物問題」、「家庭崩壊」、「大型化する犯罪や事件」など大きな問題を抱えています。しかし、社会は臭いものには蓋をする感覚で、問題のある者は切り捨て、正面から取り組もうとはしません。これからの日本を支える、大切な若者達の問題を解決する働きが必要です。いま私にに出来ることは、自分の子供の非行が解決した実体験を伝えることと、青少年更生の団体の支援なのです。
「人生の光」、「希望の光」を伝えていきたい
人生の暗闇に打ち勝つには「人生の光」、「希望の光」が不可欠です。その事を私は照明アートを通して証ししたい思います。同時に日本の若者の問題に取り組む、青少年更生の団体の支援をしていきたいと思います。この活動には資金が必要です。是非、ご賛同下さり、ご支援下さいます様、心からお願い申し上げます。照明アートのコンセプトをご覧下さい⇒1)http://www.charibon.com/watou_1.html 2)http://charibon.com/watou_3.html
スポンサー様募集の詳細はこちらへ⇒http://bonjyuro.com/bonjyuro_sponsor.html
宜しくお願い致します。凡十郎
只今、個展準備の真っ最中!
書中お見舞い申し上げます。
この度、8月24日午後から29日午後7時まで、東京は銀座のギャラリーで照明アートの個展を行う事になりました。もしこの期間にお近くにお越しの節は、是非お立ち寄り下さい。
「凡十郎」照明アート展in銀座 の詳細はこちらへ⇒http://bonjyuro.com/koten.html
照明アーチストとしてデビュー
運良く、銀座教会福音センターのギャラリーをお借りして、照明アートの個展を開く機会が与えられました。このギャラリーは中々借りる事が出来ない場所で、東京の一等地でもあります。私はこの個展が照明アーチストとして国内でのデビュー戦だと感じています。また、これからの人生をこの照明アートにかけたいと思っています。沖縄滞在時から少しずつ照明アートの研究を始めて約4年半、沖縄の伝統工芸のウージ染め:アトリエち~ぱっぱ、琉球びんがた:やふそ紅型工房、京友禅西陣織図案家:乗松明美師、イテム・ジャパン社のご協力も得て、素晴らしい作品が出来てきています。
希望の光と青少年更生活動
人生の暗闇に打ち勝つには「人生の光」、「希望の光」が不可欠です。その事を私は照明アートを通して証ししたい思います。同時に日本の若者の問題に取り組む、青少年更生の団体の支援をしていきたいと思います。この活動には資金が必要です。是非、ご賛同下さり、ご支援下さいます様、心からお願い申し上げます。照明アートのコンセプトをご覧下さい⇒1)http://www.charibon.com/watou_1.html 2)http://charibon.com/watou_3.html
スポンサー様募集の詳細はこちらへ⇒http://bonjyuro.com/bonjyuro_sponsor.html
BMB事務局の方々、関係者の方々のご協力を得まして、クリコア東大阪で2度程、作品の展示をさせて頂きました。この展示で大変好評を得ましたので、自信をもってこの個展に望みたいと思います。
ご協力ありがとうございました。
暑い日が続きます、皆さんお体を大切に! 凡十郎
スイス南部で23日発生した山岳観光列車「氷河特急」の事故は、詰め込みすぎた乗客が景色に見とれて片寄り、バランスを崩し転倒したのでは…
列車から見る景観は大人気だそうで、77名の内殆どが高齢者だったと言う事は、旅行者の多くが「人生が終わる前に、是非見ておきたかった景色」だったんでしょうね。日本から高い旅行費を払っても、行く価値のある場所だったのだと思います。楽しい筈がこの様な大事故になってしまって、亡くなられた方のご冥福と、怪我をされた方々の回復をお祈りします。
以前撮影旅行で、山岳鉄道の目的地だった東側終着駅・サンモリッツ駅の線路とは反対側の東方向から、車でアルプスの麓をぬっていきましたけど、こちらも創造していた以上の眺めでした。着いたら午後7時頃で薄暗くなりかけていて、大岩の上から鉄道のある西側方向は有名な九十九折れの道は見れました。(今回の事故現場はもっと西側で起きたようです)翌日、国境付近の湖で撮影をしていたら地元の警察から注意を受けました。何せ、景色の美しさに、無我夢中で、気がつけば被写体のバイクを湖の島や、お城の庭に入れて撮影してしまってましたので…やりすぎでしたね、反省してます。。スイスの高原や山の裾野や麓は、背の低い草花多くは地元の人々が種を蒔いて手入れをしているそうです。美しい景色は、大自然と、それを愛する人間の協同作業なんですね。
戦後の日本は、貧しい国から富む国を目指して来ました。経済大国と言われるようになった背景には、自然への犠牲があります。お国が違えば事情も違って、ヨーロッパは昔ペストが流行った時に、感染源のねずみを森ごと焼き払ってしまい、それ以来土地の痩せた処は木が育たないそうです。オーストリアも回ってみましたが、大きな森はみかけませんでした。ですからヨーロッパの地元を愛する人たちは、美しい景色を保ち続けようと努力するんですね。これが本当のエコ対策ですよ!
海外観光も良いですが、日本の環境も大切にして、美しい自然を守って行きましょう。「美しい日本を目指す」って何処かの総理が言ってましたね。。
ヨーロッパ撮影旅行⇒http://homepage2.nifty.com/charisbond/btp_2.html
日本初のエコ製品イベントにデザインを提供!http://charibon.com/others.html
「エコ・デザイン」といえば、約15年前に第一次エコブームがありました。当時、日本ではエコロジー対策製品を管理するポジションが曖昧でした。私が関わったのは、有機野菜を宅配するラディッシュボーヤのNPO関連組織でした。日本の各企業とエコ製品の開発を行い、新宿で大きな展示会が行われ、凡十郎からは会場レイアウトのイメージプランの提供と、環境に優しいシャンプーやリンスのデザインをイワタニ産業に提供しました。
当時のエコ製品は、非常に高価なもので一般に出回る価格帯では無かったように思います。あれから15年後、エコ製品基準の高くなり、当時の利益優先の手探り製品では無く、本気で環境対策に取り組み実績を積んだ製品が多く出回ってきています。
「エコ・エアロ」カーデザイン http://charibon.com/pr_1.html
2年半前、得意のカー用品部門で「エコ・エアロ」のデザインを行いました。ベース車種はプリウスで、日本初の「エコ対策エアロ」ということで話題となり、少し遅れて開発された、ムーンクラフトの由良卓也氏の作品と雑誌
に取り上げられた事もありました。(9誌のカー雑誌に取材された)詳細はこちら *モデルはローラ・チャン♪
凡十郎発「エコ取説」 http://charibon.com/119/119c/eco_torisetsu.htm
コンセプトを持つアイデア取説商品の企画やパッケージのデザインをしていると、必ず付いてくるのが取扱い説明書です。取説は商品の副産物で、「生産コストに含みにくいアイテムです」。しかも必ず作らなければなりません。制作費も以外と掛かって利益を下げてしまいます。取説にもしっかりとしたコンセプトが必要。誰でも理解できる、楽しめる、効果的、しかも経費がかからない」取説が必要とされています。凡十郎は資材や経費を抑える取説の企画に力を入れています。詳しくはこちら
国内最高峰のモーターサイクルレース「スズカ8時間耐久レース」
皆さんこんにちは。凡十郎です。
今年も「スズカ8時間耐久レースの熱い戦いの時」がやって来ました。皆さん観戦した事ありますか? 僕は以前、8耐マシンのカラーリングやキャンギャルのお世話もしてたんですよ。でも、いつもピット側にいたからレースをまともに観戦した事がないんです。レース工程は4日間もあります。ピットは熱いから、ギャル達をステージに上げる打ち合わせをした後は、コインシャワーで冷却したり、チームの広報の方と日中プールに入ったりしましたね。レーサーは灼熱のサーキットを皮のレーシングスーツを着て、2名交代で8時間走りっぱなしですけど、僕だけ涼んでいても悪いとは思わなかったな…。パートが違いますしね。。。(~_~)
ギャルはギャルで時々無断でいなくなっちゃうし、パドック裏のトランスポーターに探しに行ったら「着替え覗いたでしょ」って言われたりね。。。(~o・)=3=3
またチェッカーゴール直後に、皆んなコースになだれ込むんですが、撮影中のカメラマンの前を横切ったら怒られたりしましたね~。関係スタッフは皆んな緊迫してるからね~、結構裏方は大変でした。(^_^) 仕事ではいろいろありましたけど、チームも観客も盛り上がって、その興奮度はコンサートの費じゃないですよ。タレントの島田伸介や清水国明が夢中になったくらい魅力的なレースです。僕にとっても、数少ない夏の楽しい思い出の一つですね。
凡十郎 8耐作品:マシンのカラーリング・キャンギャル
スズカ8耐を見に行きませんか? 僕のチケット譲ります。詳しくは こちらへ
大好きなスズカ8時間耐久レースのペアチケットが手に入りましたが、仕事で行けなくなりました。
15年ぶりだったんですよ、本当に残念です。今回の席はグランドスタンドの上段席なので、スタートからゴールを間近で見れて、最速のストレートや1コーナーに入るところも、すごく良く見えるんです。。盛り上がると思うな~!楽しい思い出ができると思います。グランドスタンドからパドックまでの地下道で、有名ライダーや
キャンギャルとすれちがったりしたらワクワクしますよ。(^_^)
スズカ8時間耐久レースのグランド席ペアチケット(完売間近希少券)をお譲りします。詳しくは こちらへ
8月に銀座で行う個展の準備費に当てたいと思いますので是非ご協力下さい。
宜しくお願いします。凡十郎
レース本番は来週の7月25日(日)。予選は22(水)~24日(土)です。
公式サイトはこちら⇒ http://www.suzukacircuit.jp/8tai/
凡十郎照明アート・コラボレーション
ウージ染め:アトリエ ちいぱっぱx 照明デザイン:凡十郎
沖縄で綺麗な緑色の生地と出会いました。2007年10月”この生地で照明作品を作れたら”と思い訪問した事が、コラボレーション照明の始まりでした。沖縄の環境で豊かに育った「ウージ」から染められた生地に光を当てると、深い静寂感と共に、力強い生命感が伝わってます。これが「ウージ染めコラボ照明」の不思議な魅力です。
照明デザイン「琴の音」
着物生地の染めに使用する、伸子の工程をデザインモチーフに採用した「愛染し・琴の音」。伝統工芸の染め生地に、光を当てる事によって、染め色や、柄が浮かび上がます。琴の形をイメージした、これまでにない大胆なデザインの「和モダンな間接照明」です。
照明フレーム(BMBマッチング成果)
これまで本体のフレームにはステンレスパイプとアルミ部品を使用していましたが、この度の「ウージ染めx凡十郎のコラボ照明」には"item社"のアルミフレームを使用しました。"item社"のアルミフレームは軽量で耐久性がはるかに高く、輸送経費を考え2分割構造にしてみましたが、接続ファスナー部品によって、充分な強度を確保出来ます。アルマイト加工されたフレームと天然素材ウージ染めの麻生地、竹製の伸子は、一見、異質な組み合わせかもしれませんが、個々の素材が絶妙なバランスを生み出し、実に上品な「和モダンの照明」に仕上っていると思います。
「凡十郎xウージ染め」コラボ照明は6月30日まで「BMB企画展クリコア」にて展示中です。是非、お越しください。
☆「凡十郎xウージ染め」コラボ照明や展示照明はこちらです。
☆「凡十郎」コラボ照明アートINDEXはこちらです。
BMB企画展inクリコア:展示品
◇琉球びんがたLEDコラボ照明 2点 :6月1日~18日
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沖縄の伝統的着物生地「琉球びんがた」と凡十郎がコラボレーションして製作した、美しい照明アートです。
この度、「琉球びんがた」の代表的工房・やふそ紅型さんとのコラボレーションが実現しました。
琉球王国の時代に献上染め生地として、伝統を育んできた琉球びんがた。
上品な生地の質感や染め柄の美しさ。
染め行程に使われる伸子と組み合わせたインテリア照明オブジェ。
ブラケットタイプですが、軽量なので壁面だけでなく、天井などにも取り付けられます。
沖縄情緒のある、モダンなインテリア空間が演出できます。
◇LEDタイプ(左):青く染められた琉球びんがたの生地が、LEDプレート光源により、まるで沖縄の魅力的な深い海の色のように見えます。
◇リフレクター球(右):ベージュを基調とした生地に染められた南国の花々、その中を舞う蝶たちが、生き生きと浮かび上がっています。
☆大変好評を頂きました、琉球びんがたLEDコラボ照明の展示は6月18日にて終了させていただきました。引き続き「BMB企画展inクリコア」には凡十郎xウージ染めのコラボ照明を展示させて頂いております。是非ご覧下さい。
BMB企画展inクリコア:展示品◇ウージ染めのコラボ照明
1点 :6月18日~30日
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教会に暮らすようなった直後、同居していた留学生が「沖縄でアニメーションを学びたいが学校が見つからない」という。「沖縄にアニメーションを教える学校が果たしてあるのか?」と思いましたが、暇なので学校探しを始めました。滞在していた宜野湾市周辺、那覇市内、浦添市と走り回ったら浦添市の牧港にIDAインターナショナルデザインアカデミーという学校が見つかりました。この学校はマンガ学科はあるもののアニメーションの専門科は無く、結局、沖縄でアニメーションを教える学校は存在しませんでした。
※IDAには他にグラフィック、WEB、インテリア、建築、ファッション等の学科がある。
学校探しで得た事があります。それは「沖縄本島は南海のロスアンゼルスじゃないか」ということ。教会が普天間基地の直ぐ横に建っていて、嘉手納基地も近く、R58号線沿いはアメリカの中古家具屋やアメ車の店舗が並んでいて環境はアメリカ、宜野湾市、浦添市、那覇市がくっついていてとても田舎とは言えない。北谷周辺もアメリカナイズされていて店舗やフリーマーケットも大阪のソレとは大違い。ビーチもLA郊外のようにいくつも繋がっていますし。ずっと以前、何度かLAに行って受けたカルチャーショックがよみがえってきた感じでした。これまでの沖縄暮らしが、まるで島流しされた感じでめいっていた私は、すっかりここを「南海のLA」と思い込むようになり、同時に眠っていたデザインスピリットが内側からこみ上げてくるのを感じました。
♪米軍基地を一斉撤退させて、そこにユニバーサルスタジオやディズニーランドを移設させたら?LAそのものなんだけどな~!
翌日から仕事作り、照明アートの企画もしながら、IDAインターナショナルデザインアカデミーにも講師になれないかと売り込みに行った。学科長さんと気が合って是非来て欲しいと言われました。2ヶ月返事を待ちましたが結局、給料額と年齢制限を理由に許可が下りませんでした。教会の関連で「米軍基地の広報部で時々デザイナーを募集している」という話もありましたが結局、沖縄で就職する事無く、半年後大阪に戻ってきました。
あれから何度か沖縄に行くたびにIDAインターナショナルデザインアカデミーに伺い、学科長さんと情報交換をしています。意外な事にグラフィック科の卒業生の就職率は100%、人員が足りないそうだ。WEBデザインも要望が多く就職には困らないとお聞きした。沖縄のデザイン事務所は関東の代理店や大手のデザイン会社の子会社や下請けの会社も多く、沖縄で唯一のデザインスクールは重宝されているらしい。大阪のデザイン会社は仕事が無くて困っているというのに、羨ましい限りである。あのまま沖縄でデザインをしていたほうが良かったのか?と考えてしまいます。
沖縄で唯一のデザインスクールIDA。教えるスキルもそこそこ高いし、講師の方々も熱意がある。何よりも自然と都会が融合している上に、のんびり、ゆったり、感性が育まれる環境。琉球という特殊な歴史、米軍基地の環境から受けるカルチャーも刺激的、まさクリエーターとして勉強するには最高だと思います。後は本人次第。沖縄に住んでデザインを学ぶ事は、本当に良い経験になると私は真剣に思いますが、いかがでしょうか。
※詳しくはIDA公式ホームページをご覧下さい。http://www.ida.ac.jp/
※IDAは浦添市牧港のR58号線沿い、ブルーシールアイスクリーム本店の斜め向かいにありますよ!
「沖縄からデザインで再出発」
沖縄といえば、島国、日本の最南端、琉球王国、第二次世界大戦地上戦、米軍基地というイメージですが、私にとっては「デザイナーとしての魂の故郷」なんです。
4年前、一度デザイナーを辞めて、大阪の中央区で「青少年更生活動をするサポート高校と寮」の経営をしておりましたが、生徒の半数が同時に問題を起こす騒ぎがあり、責任をとって辞職しました。数年間の激務に疲れ果てていた私は、同時に所属していた教会の沖縄支部に伺い、そのまま6ヶ月滞在することになりました。休養でしたが、じっとしておられず沖縄の文化や歴史、産業を調べてまわりました。
初日の夕方でした。那覇の市役所の産業紹介コーナーで”美しい緑色の生地”に出会ったのです。それは”ウージ染め”という生地で、約10年前沖縄の産業の発展のため、地元の主婦の方が開発した染物だという事を思い出しました。生地を見た瞬間、インスピレーションが浮かびました。「この生地で照明デザインをしたい!」。翌日からリサーチを初め”ウージ染め”、照明のデザイン資料を集めたんです。
暇ですから2日間でリサーチを終え、持参したPCで”ウージ染め”の協同組合に向けた”照明デザイン”のプレゼンテーションを越しました。役所で入手したパンフレットの連絡先に電話し、アポイントを取り、協同組合に出かけました。名刺がありませんでしたから、理事長の方に履歴書をお見せして、照明デザイナーと説明して4種類のデザインプランを提出しました。すると理事長さんは「やってみましょう」と即決して下さいました。丁度、照明を含む新しい企画を考えておられたそうです。その時の作品はサトウキビ(ウージ)の幹をモチーフにしたペンダント照明で、那覇のデパートや東京の見本市展で展示されました。名前は"ウージの森"その時の作品がこれです!
指定の生地は麻で、楕円のフレームを傾けて、幹の節のようにしましたがゴワゴワ感がフォルムを荒くしてしまいますが、かえって自然感があり沖縄っぽくなったかなと思ってます。材料の仕入れや加工が大変で、フレームは溶接屋さんで加工、生地はカリユシの工場で縫製して頂きました。配線や電球はメイクマンです。(~_~)この作品を切っ掛けに、沖縄との交流が始まりました。
6月のBMB企画展で、新しい”ウージ染めのコラボ照明”と”琉球びんがたLEDコラボ照明”を2回に分けて展示させて頂く事になりました。是非、見に来て下さい。凡十郎
「BMB企画展inクリコア」
クリエイション・コア東大阪(東大阪市荒本北50-5)にて、2010年6月1日から30日まで開催。
内容・琉球びんがたLEDコラボ照明
6月1日~15日・ウージ染めのコラボ照明 6月16日~30日
詳しくはこちらへ
世界初「HIDヘッドランプ」ビレットオンロードモデル用を開発
「凡十郎」は世界初「ビレットヘッドランプSD2000」オフロードと平行して、オンロードモデル用を開発。
高性能のロハロゲンランプを搭載したSDシリーズ、全てハンドメイドのアルミ製のシリンダーパイプと、贅沢な削り出しビレット加工の独特のデザイン。内径70mmのデュアルライトは、スポットとドライビングの2灯。オンロードモデルには、1灯、2灯、3灯とHIDランプを搭載したモデルも開発しました。
SD2000 on road (diameter72mm widesize)
「凡十郎」は、これからも「照明アート」を通して独自のアイデアとデザインで”光”の本質を追求していきます。
企画、コンセプト、デザインに関することは、何でもご相談下さい。凡十郎がお手伝いします。
お問い合わせ・ご相談メールフォーム 凡十郎デザインギャラリー