治部電機株式会社

滋賀県の公共工事

  公共の工事案件でも変圧器が使われています。

年度末に向けて、大詰めになるころには急ぎの案件がチラホラ出てきます。
地域特性もあるでしょう、勿論お使いになる設置環境もいろいろな条件が出てくるので諸条件に合せてご提案していきます。

例えば、雪深い環境(積雪1m)なので結露対策に油入出お願いしたい。県工事です。稟議中で大至急です。
ということからはじまりました。

打合せをしていく中で、キャビネットに収納してお使いになることが最も効果的であることが判明しました。
コストも納期も兼ね備えて工事が実現出来ることが最も重要なのです。勿論、品質も当然です。
 

全モールド

  電気制御用機器でも、高湿度で使う場合がある。

変圧器の場合は、そんな時に、防湿対策の一つとして全モールド(レジン:樹脂もという)することもある。
小型の場合にとりうる対策だ。

全モールド変圧器

高湿度対策

  寒さが厳しくなるこれからの季節は、乾燥対策も必要です。

電気機器には、乾燥状態での運転は問題ありませんが、反対の湿度が高い環境では、注意が必要です。
湿度が高いと絶縁強度に影響があるためです。モノによってはコロナ放電が発生し、絶縁劣化につながることがあるからです。

具体的には、厨房や食品加工をはじめ医薬品製造などの現場で使われる機械装置で電気周りの機器が該当します。

 

三相200Vから400Vにするアップトランス

  海外から輸入した機械装置を使うとき、電源が400Vだった。工場には200Vしか来ていないので400Vに昇圧する必要がある。

こんな時に、変圧器が最もお役に立てるのです。
電源変圧器は、機械装置の内部や外部で使われています。

200Vから400Vするアップトランス

ベトナム向け降圧変圧器 熱帯処理及び取説+戦略物資非該当証明付き

  過日TV番組でも放映されていたが、日本の製造拠点が中国の一極集中から東南アジアへシフトしている。
生産拠点として期待されていた中国や韓国との関係性が微妙に変化してきている。
これらに対応するために企業としては、親日国家であるベトナムやインドネシアに生産拠点を増加させているのが背景にある。

そんな中、ベトナムに向けて降圧変圧器(ダウントランス)のご要望を頂いた。
単相(シングル)2線の220Vから200Vに電圧を降下させるものだ。
ご要望として、取扱説明書と戦略物資非該当証明書を発行して欲しいという。
現地の状況から熱帯処理を変圧器に施し各書類を合わせて提出した。
 

ドイツ製変圧器修理

  わたしたちは変圧器の修理を承っております。

サイトを見たといって電話がかかってくることがります。
話をお聴きすると、「外国製の変圧器が焼損して機械装置が止まって困った!」

修理できないかというご相談でした。
写真を送ってもらい、弊社で対応できるか判断するために更に現品を送ってもらった。
弊社で、修理可能と判定され調べた結果、三相変圧器のV相が焼損しており、通電出来ない状態であった。
線形や巻数を調べ同じものをコピーする形で製作することになった。
 

某女子大でも

  時代や環境の変化に伴い変圧器が使われている場所も大きく様変わりしています。

従来の大学では総合的な学部がある大学や専門的な分野で使われていた変圧器ですが、女子大向けのご用命をいただきました。
専門的な学部が無かったというわけではなく、認知度の広がりをみせているのかと感じました。
それは、万が一に備えるということです。

内容としては、非常用電源回路として使われるトランスです。
三相動力発電から単相電調回路にする変圧器で、緊急の停電時に動作させます。
この変圧器を配電盤に収納して設置されます。

ヒーター電源用単巻トランス

  変圧器の巻線には、大きく分けて2つの方法があります。
その代表例として単巻と複巻です。

今日は、単巻について、話しましょう。
単巻と書いて、タンケン、タンマキと呼んだりオートと呼ばれたりします。
原理的に大きな特長は、巻線部分が1次と2次共通しているということです。
分かりやすくいうと、共通(同じ)の巻線で1次、2次が作られている部分がある。
すなわち、重複した部分を共通化しているということ。
メリットは、重複しているところを共通化することで、小型軽量化できる。
デメリットは、共通しているため絶縁が無い。
 

ダウンサイジング

  ダウンサイジング(Downsizing)とは、サイズ(規模)を小さくすることを指す用語であり、ものや組織など様々なことに関して用いられている。

端的には次のような用いられ方をしている。

モノのサイズを小さくすること。コスト(費用)の削減や効率化を目的として、より小型のものを用いること[1]。もしくは新しい技術を用いて高密度化・小型化などをはかり、より少ない体積や重さで、従来と同機能もしくは、より高性能な工業製品を作ること。
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お客様のご要望の多様化が進んでいます。
コスト削減も大きな要素の一つですが、小型化についても要望があり、根本的な見直しを進めております。