治部電機株式会社

CEOを育てる:次の難問

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 次期経営者候補はコミュニケーション能力に長け、決断に間違えがない。彼らにとっての試練は、変革が必要なとき、社内のピラミッドの上の層をその気にさせねばならない。社員が、共通の覚悟の下でいくつかの思い切った改革に取り組んでいく必要がある。取締役会として一致した見解をだすということです。また、自身が会社の問題点に関する自己分析と、どのような変革を考えているかを話したところ、はじめは提案どころか質問さえなかったが、個々の問題点を会議で話すように促したところ、安心してアイデアや質問を出し合える方法を実行し、会社の財務状況について説明し、事業全体を取り上げたことで、緊張が和らいだ。このようにして、企業風土を一変させることに成功した。その結果、2年で顧客ターゲットの修正、新製品の投入、生産の効率化、人員削減により、順調に採算性を上げていた。その後の3年間で、国内シェア伸ばし、他地域の市場に、進出し、会社のバランスシートを修復し、キャッシュを生み出せるようになった。
 

「損益」責任者に大抜擢

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 部門なり事業拠点を統括するには、様々な経験を要する。経験が無いから選ばないというのは間違えで、経験が無いからこそ任せてみる。もちろん、当事者の知識、人脈、物の見方が今の仕事の域を超えているような秀でた人物として、成長できる器かどうかを見極める必要があるが・・・
 

優れたリーダーを育てる 事例

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 リーダー育成の事例から学びましょう。

 優れた資質を備えた若者を自分のもとで働かせ、その能力を見極める。その上で営業部門に限らずそれぞれの能力を発揮できる部署に送り込んだ。
重要な成長市場に、送り出された若手リーダーやその上司と、出来るだけ密に連絡を取ることで、彼らの仕事ぶりを追い、声をかけ、アドバイスを与え、様々な問題について相談を受ける。「組織が、市場でトップシェアを得るには、本社は何をすべきと思うか」といった質問で発想力を試したりした。ビジネス上の問題に限らず、文化や風習の異なる地域で暮らし、働くこと自体が大きな試練だった。しかし、そんな困難を乗り越え、環境に素早く慣れ、取引先との関係を固めていった。そして、在任期間の2年間で売り上げを年率10%伸ばした。
 

優れたリーダーの育て方

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 トップリーダー不足が嘆かれている昨今だが、眠っている才能はいくらでもある。才あるリーダーは、まとまりのない組織を、革新と成長をもたらすきわめて機能的で目的意識の高い組織に変えられる。そうした才能を発掘し発揮させるには、優れたビジネスセンスとして道徳的責任とも呼べる意識が必要である。そして真のリーダーとは何か、それを育てるには、何が必要かを明確に理解し、候補者育成作りに向けた徹底したアクションをとることになる。

リーダーの育成のほとんどが、個別に行われる場合が多い。
 

リーダー不足より、むしろ育成プログラムの欠陥

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 リーダーシップは重要である。社員のパワーを生み出し、活用し、方向性を示し、個々の仕事をシンクロさせる、言ってみれば、企業の将来性を示す大事な指標である。財務諸表からは企業の現在までのことしかわからない。強いリーダーシップはよい企業をますます発展させるが、弱いリーダーシップは企業の将来性を低下させ、いずれは奪ってしまう。

穴の第一法則からリーダーシップ開発を知る

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 「組織や企業におけるリーダーシップは危機的状況にある。」こんな話からはじまる前説に興味が沸いた。『CEOを育てる』:ラム・チャラン著より

全ての階層で、リーダーが量的にも質的にも不足している。組織が有望な人材を発掘し、育てる方法を知らないのだ。
 

リーダーシップ細胞

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 最大の潜在能力を秘めた人材は「CEO(:最高経営責任者)細胞」を持っている

  1. ビジネスの大きな流れや仕組み、儲けのツボを心得ている
  2. 人を動かす能力があり、実行をためらわない
  3. 複雑で曖昧な状況を、大局的に、異なる視点から見る・・・・

素養のない者に、経営資源をつぎ込む余地はない。有力な候補者を発見したら、『徒弟訓練』を通して計画的に育成を促進する。

CEOを育てるより


人を育てることについて

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 ある考え方のひとつに、「教育とは、本当は個性を伸ばすことではないだろうか。それを今は、網の目を通してみんな同じものにしようとしているのではないか」
という問題提起
「育てるほうは、そのほうが楽ですから、みんな同じに扱えば良いわけですから。それじゃ個性を伸ばすことは出来ない。最も個性を無視したやり方になっている。」

『均一な世界や壊れない世界、どうでもいい世界からは文化は生まれないし、育たない。』

日本一といわれた宮大工 西岡常一氏の言葉です。

そこから、今後は徒弟制度について考えていこうと思います。
 

時代が変わったと捉える

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 サブプライムに端を発した不況の中で、物事の捉え方について考えてみる。

A:「いつになったら景気がよくなるのだろうか」
B:「時代が大きく変わった」

あなたはどちらを捉えて対処されていますか
ネット社会を代表して、大きく時代が変化してきているのは周知の通りです。

今我々が、出来ることと、これからに備えておくことを明確にして、しっかりと実行していくことが肝要となります。


 

人の目を気にする、自分を飾っているのか

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 多くの人に認められるには、最初のうちは、自分を作っているように感じているかもしれませんね。本来のリラックスした状態とのギャップに違和感を感じることもあるでしょう。
あるべき姿としては、「認められる自分」と「本来の自分」とが整合一致した「自然体」こそが、身も心も一番「楽」で、周りへ幸せな気分をつくることに影響しているのでしょう。

無分別:公私混同、すなわちONでもOFFでも「和顔愛語」なら疲れない

無欲の大欲:目先の利益よりも、大きな夢 みんなの夢

無作為の行為:自分とみんなが喜ぶことを続けて自動化習慣

自分の損得は考えずに、敢えて周りが喜ぶ選択をしてみる。


・無分別・無欲・無作為の自然体なら疲れずに認められる。