センタースライダー・ポーチ
錫製タンブラー 冷香-reico- 磨・白上
- 2021/03/04 15:00
- 投稿者: kawamoto(oidc) カテゴリ:日用品・キッチン用品
- 表示回数 790
器にしたたる滴に涼感を感じる粋
錫が生み出す、ほのかな冷気と芳醇な香り]
現代においても錫器は熱心な愛好家が多いが、錫器と聞いてまず思い浮かべるのは、日本酒を嗜むためのぐい呑やお猪口、きめ細かな泡が立つビアグラスといった酒器でしょう。
皿や花器などもつくられてはいますが、江戸時代からの流れもあってか、どこか「酒飲みの道具」といったイメージがあり、酒を嗜まない人にとっては縁遠い存在です。
しかし、涼やかな印象や、口当たりをまろやかにすると言われる錫の特性は、何も飲酒のためだけのものではありません。
この度、千日前道具屋筋で食器と厨房機器を扱う千田硝子食器の企画・監修のもと、大阪錫器の高度な技術で、シンプルながらも錫の美しさと機能性が際立った逸品、
「錫製タンブラー 冷香-reico-」が生まれました。
氷とコーヒーを注ぎ、このタンブラーを触ると、そのひんやりとした感覚にまず驚かれることでしょう。これは熱伝導率が高い錫ならではの感触です。
また、ワイングラスのように口がすぼまったフォルムは、筒状よりも成型に手間がかかる分、香りを引き立てる効果があるといいます。
さらに、錫の特性によりコーヒーの雑味が抑えられ、味がまろやかになるといわれています。
上下別の鋳型で成型し、形を整えたあと、熱した「こて」で断面を接合。継ぎ目なく一体に見える滑らかなフォルムは、江戸時代から極上の錫器をつくり続けてきた同社だからこそ生みだせる美しさです。
磨きのみで仕上げた「磨」と表面に細かな凹凸をつくることで艶を抑え、繊細な輝きをみせる「白上」の2種類があります。
大阪弁でアイスコーヒーを意味する「冷コー」に由来するネーミングも洒落ていますね!
爽やかな涼を感じるデザインと共に、錫ならではの雑味を抑えた香り高いアイスコーヒーをお愉しみください。
2021年度 大阪製ブランド認証商品
大阪製ブランド「錫製タンブラー
冷香-reico- 磨・白上」
大阪浪華錫器
冷香-れいこう-
#大阪府 #日用品・キッチン用品