品川隆幸の古今東西(16)これから活躍するリーダーとは

 前回までに京都、奈良と、匠の技が極まるモノ作りを紹介してきた。
さて今回は、少し視点を変えて異業種グループのこれからについて触れてみたい。
よく、私のことを「異業種グループの仕掛人」等と、異業種グループの代表選手のように言われる
ことがある。しかし、何も特に変わったことをしているわけでは無い。
これまで何度も頭を打ちながら、手探りで継続してきただけだ。
この、「継続する」ということが至難の業であることを、私は身を以て体験してきた。
 
我々は、烏合の衆がカリスマ性のあるリーダーに煽動されて着いていくようであってははいけないのだ。
そんな「救世主」のようなリーダーを探そうとしても意味が無い。
今の先の見えない時代と言われる中で、見えないながらも模索しながら前に進み続ける者が、
自らリーダーとなるべきなのである。
そして自らがリーダーであると自覚した者同士が、さらに自然と集って、大きなうねりを作って
いく時代に入っていくであろう。
 
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