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【プレスリリース】 ネジザウルスの開発で文部科学大臣表彰を受賞しました。
- 2012/04/10 09:00
- 投稿者: takasaki
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プレスリリース
2012年4月10日 株式会社エンジニア
「ネジザウルス」の開発で文部科学大臣表彰(技術部門)を受賞
株式会社エンジニア(本社:大阪市)の代表取締役 高崎充弘が「平成24年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」において「科学技術賞」(技術部門)を受賞することが4月10日発表されました。
表彰式は4月17日、文部科学省で行われます。
【文部科学大臣表彰】
文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって日本の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする制度。その中で、科学技術賞(技術部門)は中小企業、地場産業等において、地域経済の発展に寄与する優れた技術を開発した者を対象としています。
【受賞者および受賞技術】
1.業績名 頭が潰れたり錆びた小ネジをつかんで外す道具の開発
2.受賞者 株式会社エンジニア 代表取締役 高崎充弘
3.受賞業績 従来は、頭が潰れたり、錆びついて回せなくなったネジのトラブルに対して専用工具が無く、通常のペンチやプライヤでネジの頭をつまんで外そうとしても空掴みとなったり、滑ったりして外すことが出来ず、ネジの頭にヤスリや貫通ドライバーで新たな溝を作って、多大な時間と労力を要していた。 本開発は、プライヤの先端部に縦溝加工を施し、ネジ外周部をプライヤ先端で直接挿み込む構造とし、さらにその縦溝は後方に行くに従って離れてゆく傾斜角を持たせる工夫を施した。これにより、縦溝がネジ頭の最外周を真横から挟み込み、上下方向の分力を発生させないので、大きな回転トルクを得る事が出来る。 本開発により、頭が潰れたり、錆びついて回せなくなったネジを外す事が極めて容易にできる専用工具(ネジザウルス)が完成し、保守メンテナンスの作業効率向上に顕著な効果を発揮する。 本成果は、今までネジ1本が外せない為に破棄されていた機器などが、このネジザウルスを用いることにより修理、分解する事も簡単にできるようになった。このようにリサイクル、リユース、リデュースも推進できることから、省資源、省エネルギー、環境問題に寄与している。
【受賞者のコメント】
「ネジザウルス」は頭が潰れて通常のドライバーでは回せなくなったネジを簡単に外す事ができる工具です。2009年に大きな進化を遂げたシリーズ4代目の「ネジザウルスGT」が起爆剤となり今年2月に累計100万本の販売実績を達成する大ヒット商品となりました。こうした中で今回の受賞は当社にとって大変名誉なことです。今後ともモノづくり企業が活性化する為の4つの要素「MPDP」(マーケティング・パテント・デザイン・プロモーション)を融合させて、世界に通用する道具の開発に取り組んでまいります。 ◎平成24年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞
受賞者一覧