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救急の日に勉強したこと
- 2008/09/10 09:39
- 投稿者: takasaki
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昨日9月9日は重陽の節句でもあり、ごろあわせで救急の日にも指定されていて、大阪市生野区消防署の地域担当指令の方から、「応急手当の重要性とAEDについて」のお話を聞きました。
最近、あちこちで見かけるAEDですが、その使い方についてはあまり知りませんでした。
AEDは日本語に訳すと、「自動体外式除細動器」と長~くなりますが、ポイントは「除」と「細動」のようです。 「細動」とは「心室細動」のことで、心臓がポンプの役目を果たさず、ケイレンしてしまっている状態のことです。この状態では3分後に50%の人が死亡し、1分経過するごとに10%ずつ生存のチャンスが失われてゆくそうです。
この心室のケイレン(細動)状態を、「除」、つまり取り除く為の電気ショックをかける装置がAEDなのです。
①周りに医師等がいない、そして、②意識と呼吸がない、そして、③AEDの講習を受けた人であれば誰でも実施することができます。
詳しいことは、お近くの消防署で随時行っているAED講習会などでお聞きいただければと思いますが、注意点として印象に残ったのが以下のポイントです。
・AEDの蓋をあけると音声ガイダンスがスタートする。(←やや安心)
・電極パッドを心臓を中心として2ヶ所貼り付ける。
・自動的にコンピューターが判定して、必要な場合のみ電気ショックが与えられる。従って、実施者が判断する必要はない。(←安心)
・皮膚と電極パッドを密着させないと電気が通りにくい。毛深い人は毛をそる、或いは、貼りつけた電極をいったんべりっと剥がす!(痛っ! これで意識が回復する?!)
・AEDを実施する前後には倒れている人の体から離れる、触ってはいけない。コンピューターに間違ったデータがゆく可能性や、その人も感電してしまう可能性もある。
・1歳以下の幼児には使用しないこと。
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本来、医師や救急隊が使用していたAEDが一般の人にも使えるようになったきっかけは、2002年に高円宮様がスカッシュの練習中に心室細動による心肺停止で47歳の若さでなくなられた事のようです。
私も卓球などで試合をしますが、いざ!という場面があるかもしれません。きちんと使用方法を再確認しておきたいと思います。
「応急手当ガイドブック」が以下のホームページから携帯電話にダウンロードできます。 http://www.city.osaka.jp/shobo/05_2kyukyu/kyukyu_29.html