治部電機株式会社

電気から動力へ

 電気から運動エネルギーを使う代表的なものにはポンプやFANがあります。

電気エネルギーを給排水や換気を行うことで私たちの生活を豊かにしてくれます。

電気を運動エネルギーにするために、最も多く使われているのが電動機(モーター)です。

モートルを動かしている電源を供給するのも変圧器の仕事です。

工場電源が200Vから400Vに昇圧して、電動機の動作をするのにも使われています。


電気エネルギーを動力に変える変圧器
 

工場設備のカスタマイズ

 
お客様の工場に合わせた機械装置をそれぞれの仕様に応じて造り込みます。

例えば、ベンディングロール、自動供給・集積架、長尺棒材面取装置、給材装置など工場内設備として使いたいというお客様からのご要望に応えるべく、世界中から優れた機械を取り寄せて使えるように調整設定している会社がある。

世界中から取り寄せた、優れた機能をもつ機械装置を動かすのも電気の仕事です。最適な電気でより効率的により高精度に使えるようにするのが変圧器の役割です。ヨーロッパから持ってきた機械を動かすために電圧を調整する必要がある。日本の3相200Vから機械の3相400Vに変えるために使います。
 

話題のリチウムイオン電池

  
電気自動車やスマートフォンをはじめとする携帯電話の電源として産業界に大きな話題を提供し続けている市場として電池市場がある。

リチウムイオンをはじめ様々な電池が色々なシーンで活躍している。自然再生エネルギーの立役者としても存在を大きくしている。
今後、私たちが使う携帯をはじめ、電気を使うところでは電池の関わる電源が益々増えると予想されています。
そんな電池を生産するのも、研究するのにも変圧器は使われています。

リチウム電池の製造で使われている電源トランス(大電流発生変圧器)

医療現場

 
医療現場では、患者の症状により複数の検査を行います。

レントゲンをはじめ体の内部が映像で分かるように色々な機械が使われています。
MRIやCTなど特定の医療器では、放射線や電磁波などから人体を守らないといけない。
検査室と制御する場所を分けることがポイントです。

意外と知られていませんが、病院の特定の場所は、放射線などを通さない部屋に工事しているんです。床や壁、天井などを全体を鉄板や鉛などで50cm程度覆うようにしているのです。つまり、外部に放射線や磁気などを通さない様な部屋のつくりにしてあるのです。
勿論、部屋の中に置く設備は最小限にして、他の設備は検査室以外のところに設置されています。

医療装置の電源を供給するのが変圧器の仕事です。
 

環境設備機器制御用ダウントランス

  1997年以降世界は地球環境保護の促進に邁進するとして条約が制定された。

地球環境はわれわれの想像を超える試練を与えている。日本では地震と津波による災害と放射線による人災だ。
拡大を未然に防げたものを判断の遅れから甚大な被害へと至ったのだ。
これらの試練に向けて、日本は、戦後を超える復興を人心と経済面から支えなくてはならない。

自動車では、環境対応の低燃費車や電気自動車などの新しい技術が普及してきた。
電気でも、発電から一般の家電やITに至るまで新しい技術が使われてきている。

環境設備でも続々と新しい技術が使われてきているのだ。
炭酸ガス排出を抑制したり、ヒートポンプで発電した電気を一般でも使えるようにするときにも変圧器が使われています。

 

制御システム・装置・電送関連製作施工用

 
色々な場所で使われている変圧器を表すのに3つの事象について解説しよう。

1. 制御システムとは、他の機器やシステムを管理し制御するための機器、あるいは機器群である。

2. 装置とは、ある一定の機能を持った機構のひとまとまりのこと。また装置するという形で動詞としてそのような機構を、備え付ける事をさす。 装置という言葉は、その物単体である程度定まった用途を持つ比較的規模の大きな構造をさす場合に用いられる。

3. 電装とは、電流または電波によって、写真・文字などの像を遠隔地に送ること。

これら3つを使うときにも、変圧器がある。主に電源供給用として使われる。

 

大気圧プラズマ評価装置

 
   プラズマを用いた処理で最も活躍しているのが表面改質だ。表面改質とは、表面処理とも呼ばれプラントやインフラなどの分野で幅広く使われている技術だ。
具体的には、熔射やイオン注入などの技術を指す。これらは、物質の表面に処理することで、物質の腐食を防いだり、微細加工で半導体や薄膜形成など最先端技術として用いられています。
また、TVなどのディスプレイ分野やレーザー発振にも用いられ産業界には無くてはならない技術である。
私たちの生活環境にも、この技術は応用されていて、空気清浄機脱臭、殺菌などの機械装置にも使われている。

これらの装置を、上手く使いこなすためには、電気的に絶縁することが求められる。この絶縁を目的とする回路を形成するためにも変圧器が使われます。
 

自動車整備工場

 
いったいどこで使われているのか?
時々聞かれる質問で、変圧器の使われている場所を尋ねられることがあります。

「身近では、電柱(電信柱)の上に乗っかっているネズミ色のゴミバケツみたいな箱が変圧器ですよ」とお答えしています。(笑)

産業用としてお使い頂くことが多いので、あまり目にすることが無いかと思いますが、意外と身近に使われているんです。
例えば、車は皆さんお使いでしょう。自動車は定期的に整備をすることが義務付けられています。

整備工場でも変圧器が使われています。溶接機をはじめ、油圧ポンプを動かす電源としても使われています。
また、特定の整備工場ではローラーを使って自動車の走行テストを屋内で行われる。
このローラーを制御するのも変圧器からの電気で行われています。

 

自動車検査用ローラー

 
自動車が益々進化している。ハイブリッドや電気自動車はもとより、従来型のガソリン、ディーゼル車も燃費向上を革新的に果たした結果、炭酸ガス排出量を減らすことに貢献しているといえます。

これらの自動車の総合的な検査が行われます。精密なデータ測定のためには、屋内で一定条件のもと行う必要があり、自動車をローラーの上に置いて走行させる。
この装置を動かして、測定するのにも、変圧器が使われています。

自動車ローラー検査装置用電源変圧器