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西谷:ISOの「品質目標」に、売上目標が掛かれていませんね。
社長:売上目標でしたら、経営計画書に書いています。
西谷:でも工場改善目標は「品質目標」に挙げられていますね。
だったら、売上目標も工場改善目標も、経営計画書に統合されたらどうですか?
社長:そうすると、品質目標が無くなってしまいます。
西谷:経営計画書に経営指針が掛かれているのなら品質目標は無くても構いません。
計画書が二本立てになっているほうが不自然です。
3年以内に改訂すればいいとのんびり構えていた会社も、ここにきてそろそろ慌て始めたようです。
事務的に、審査をパスするだけの改訂だったら、それほどむずかしいことはありません。
でもどうせなら、日常業務とISOが二重帳簿化している会社は、この際メスを入れるべきです。
ISOを取得した分、余分な仕事が増えた。と担当者が嘆いている会社がほとんど。
余分な仕事はどんどん除去していかないと。
それが改善ですからね。
「余生」とは「余りの人生」。
「余り」は小学生の時割り算で出てきた言葉。ふつう一桁です。
今時、60歳過ぎで定年を迎えて10年以内に亡くなるなんてことはあり得ない。
「簡易生命表(平成27年版)」によると、平均寿命は男女それぞれ80.79歳、87.05歳。
60歳のあわて者の男性は「オレの人生はあと20年」と考える人がいますが、
平均寿命とは実は0歳児の平均余命のこと。
60歳児(?)の平均余命は23.55歳。つまり83歳まで生きるのです。
83歳になったら平均余命は7.26歳。90歳まで生きることになります。
90歳の平均予定は4.38歳。
キリがないのでここまでにしますが、要するに自分が寿命と考えていた年齢になった時の平均寿命は、
もっと先なのです。
(アキレスと亀みたいですね)
100歳まで生きると考えておいていいでしょう。
学校を出て社会人としてのスタートを切るのが20歳前後。
定年まで40年。
それからさらに40年の人生が残っているのです。
この40年を毎日ゲートボールで暮らしますか?
だったら定年時点を本番人生のスタートと考えて、充実した本番人生を生きるために、今からどんな
準備をしておけばいいのか、真剣に考えて実行を始めないと、きっと後悔することは間違いありません。
「教えていただいた手順で経営目標を作ってみましたけど、どうもありきたりで面白みがないのです。他所にない、もっとユニークな目標を立てたいのですが、なかなか思いつかない」
それでいいのですよ。
誰でも脳内情報の範囲内でしかモノを考えることはできない。
ムリして遠大な目標を設定しても、それが心底達成したい心の叫びが出てくるワクワクする目標でなければ、行動に情熱を持つこともできませんし、達成もおぼつかない。
兎に角目の前の山を征服すれば、その次にある2番目の山が見えてくる。
現状では目の前の山の向こうにある2番目の山は見えないのです。
自己啓発書を読めば必ず書いてありますが、
1.成功するには、明確な目標を設定しなさい。
2.目標を達成するための手段を作りなさい。
3.作った手段をひとつひとつ達成するために、行動しなさい。
確かにその通りなのですが、
肝心の目標というものが普通は見えてこないものです。
小学生なら、「プロ野球選手になりたい」「学校の先生になりたい」「宇宙飛行士」女性なら「看護師さんになりたい」など、次々出てくるのですが、
大人になったらどうも漠然として、よく分からない人が多い。
無理やり出してもらっても、ほとんどの場合、心底達成したいという目標ではないから、今一つ迫力がない。
せいぜい、「昇進したい」「せめて部長まで行きたい」といった程度。
しかし、工場トップマネジメントの工場長ならばそうはいかない。
自分が任されている工場を将来どのようにするか、はっきり決めて実行しないと、「会社にとって不要な人材」と烙印を押されてしまいます。
メルマガでご紹介していきますので、購読お申し込みください。
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大手は会社が社員を選ぶ。
中小は、社員が会社を選ぶ。
トップマネジメントが、セミナーで改善技術を覚えてそれを社内で使おうとしてもまずうまくいくことはない。
組織をどのように持って行きたいのか、それをはっきり示してやらないと、下は動きようがない。
一向に動こうとしない部下を「ヤル気がない」と決めつけるのは早計な話である。
【お客をホームに招く】
今回は、【製造業だからこそできる新規顧客開拓】と題して、
『新規顧客開拓』にテーマを絞ったセミナーのご案内です。
〇 顧客を増やしたいがやり方が分からないし、勉強したこともない。
〇 社長の人脈だけで営業している。このままだと将来が不安だ。
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このような悩みをお持ちの製造業の方に、
特別なマーケティング理論を知らなくても、
直ぐに実行していただける戦略が手に入ります。
見込み客から商品を買ってもらうためには、「信頼関係」が不可欠です。
「信頼関係」を築き、さらに深めるためには、
何といっても Face to Face が一番。
だったら、どのようにしてお客を目の前に連れてくるか?
このセミナーでは、
〇 お客を目の前に連れてくる手順
〇 目の前に来たお客と信頼関係を築く方法
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のためのシナリオをご紹介します。
営業部長格の方、工場長格の方が対象です。
人数も10名に限定し、フランクに進めて行きます。
◇◇◇ セミナー要項 ◇◇◇
【日時】 2017年3月29日(水)
14:00~16:00 13:30開場
【場所】 フェリエ南草津 5階 会議室1B
JR琵琶湖線「南草津駅」下車徒歩2分
【料金】 1,000円 当日お支払いください
【講師】 西谷和夫 (西谷経営技術研究所所長)
【コンテンツ】
(1)お客と信頼関係を作る
(2)そのために、お客との直接接触
(3)ホーム(工場)にお客を呼び込む
詳しい内容は ⇒ https://peraichi.com/landing_pages/view/kokyakukakutoku
お申込みフォーム ⇒ https://ws.formzu.net/fgen/S7095315/
それでは3月29日(水)にお目に掛かりましょう。
現場の問題を発掘するときは、ミクロな視点が重要。
ミクロとは、見えにくかったら虫眼鏡を使う。
外から見えなかったらバラシてみる。
大雑把に眺めていても問題の気付きはない。