タレックス オリジナル オーバーグラス
お客様にとって、私たちが提供する製品は、お客様の欲求を満たしているか?
つまり、使うシーンで、価値を実現する為の手段・媒体だということ
愛情を持っていただいているお客様同士は、「仲間」意識がある。
1人より、複数の共通する好みを持つ仲間がいた方が愛情は深まりやすい。
前述したハーレーダビットソンは、優れた工夫により熱烈なファンを組織している。その名も、ハーレーオーナーズグループだ。
世界で100万人以上存在し、日本にも3万人以上のメンバーがいる。メンバーの交流やイベントを開催することで、仲良くなり、結果的に愛着が湧くようになり、買い替えのときもまたハーレーを選ぶし、更には友人をも紹介してくれるのだ。
ちなみに、バイクのみならず各種付属品やグッズの関連商品も極めて高い販売商品になりえているのは見逃せない。
お客様のセグメンテーションが、正しければ、お客様同士は同じ価値観を持つコミュニティーに魅力を感じるだろう。
お客様が自分自身で選んだ、『自分だけのモノ』 に愛着を感じる。【愛情】の関所を通過できる。
お客様の好みに合わせて製品を調整・修正することを「カスタマイズ」という。
例えば、ハーレーダビットソン:大型バイクメーカーはお客様が自分好みのバイクに仕立てる。 仕立てたバイクは世界にただひとつだけの、「自分だけの逸品」になり、愛着が湧きまくる。
お客様を巻き込むことで、「自分で選んだ」という愛着を感じやすくなるものです。
密着軸の独自化シナリオを描く当社は、「モノ」だけでなく「サービス」までも売る組織になりたいと思っています。柔軟に変化していきましょう。
「利用」してもらえたら、次には「愛情」を感じてもらえるか工夫してみよう。
心の流れ沿っていえば、製品やサービスのファンになってもらうための最後の関所となる。
提供している製品やサービスに愛情を持ってもらえる施策をチェックしよう。
機能美:かっこいいとかかわいいなど、それぞれ愛着を感じるものがあります。一般にデザインといわれるものになります。例えば、車だとベントレーだとかポルシェ、BMWといったものになる。宝飾品だとカルティエなどは、世界中から支持されている。これらは、人に見せても安心(個人の感覚の問題もありますが・・・)という愛着を感じてもらえる。
楽しさ:遊び心とか楽しむための演出が必要
人は情緒的な部分で愛情を感じるといわれています。
製品・サービスに遊び心があれば楽しんでいただける。
元気がいいとか笑顔が素敵とか、間接的な部分も含まれる。
「利用」する場面も関所となる。使うシーンという場合、使いやすさを徹底してチェックしよう。
使いにくいからという理由で、選ばれなくなったりリピート購買しなかったり、更には悪い評判までたってしまう。
お客様の使うシーンを想定しているか?
使っていて不具合が起きる場合や使おうとして説明書を隅々まで読まないと使えないものは選ばれなくなる。
ターゲットとしている顧客が、「買いたい」と思うチャネル:シーン(場面)で販売しているか?
お客様は、どのような行動をしているのか
ターゲット顧客の具体的な行動を知り、その行動範囲内に製品・サービスがあることが重要になる。
チャネルとは、シーン(場面)と定義しても良いだろう。すなわち、お客様が接するあらゆるモノや事に適切に関与していること
具体的には、TVショッピングやCM、インターネット、店頭が該当する。
広告や販促活動など工場見学(ショールーム)などは補完的な役割を担っている。
買い物をしていただいたとき、お客様はお金を払う。普通はお金を払いたくないので便利な支払い手段を用意しよう。
競合の中から選ばれ、お客様が「比較」の関所を通過したら、いよいよ、製品やサービスを「購買」しようと決定する。しかし、決定しているのに「購買」に至らないこともある。ここには、「購買」という関所がある。
この「購買」の関所を通過する為には、面倒や不便を減らし、出来るだけ買いやすくするのがポイントになります。
例えば、お客様に次のようなことを提供してみよう
これらを減らしたり、無くしたりすることが購買につながります。
売上げを上げるのには、手間や工夫が必要です。この様なお客様視点の取り組みをまじめにしっかりと続けることが、最も良い方法だといえるでしょう。