足場古材テーブル プリント
「こころに残る景観資源」景観は資源 こころのなかの誇り
2024年3月 こころのなかに生きる情景を束ねてくださったような冊子が岸和田市から上梓されました。
それは写真集というのではなく 市民が思う景観資源を募り 景観審議会の中で発掘委員会を設け選定された「景観資源集」でした。
写真に240字程度のエピソードを添えたことも懐かしく またその資源が今も現役であることも確認できるのです。
日々たくさんの写真を撮る私たちは 10年ほど前 あるプロジェクトを教えていただきました。
景観資源を発掘し 情報を蓄積し 共有し地域の魅力を高め
郷土への愛着やホコリの醸成と地域価値の向上に寄与するという岸和田市の企画でした。
「樹木」「みち」「水辺」「まち」「ひとの営み」「眺望」「歴史・文化」について景観資源の発掘に努められました。
当時「未来につなぐ」景観形成に取り組むという趣旨に共感したものです。
当初「樹木」をテーマに 一般に募っておられた2012年を振り返りました。
あの頃からもう12年も経ったのだと知り 取り組みを継続されたこと また景観資源が維持されていることとして感慨深いものでした。
冊子では 「樹木」「みち」「水辺」「まち」「ひとの営み」「眺望」「歴史・文化」のテーマで選定された資源を
岸和田市内の景観区(景観の特性に応じた景観整備を進めていくための基本単位)ごとに編成しています。
臨海景観区 | 旧市街・歴史景観区 | 沿道型市街地景観区 | 新市街地住宅景観区 | 里の景観区 | 自然緑地景観区
冊子としては 岸和田市立図書館本館で閲覧できるようです。
また 岸和田市サイトよりPDFでダウンロードできます。
書誌詳細について________________________
こころに残る景観資源
きしわだ景観100選(H24~R4)
こころに残るあの場所を 未来へのつむぐ物語
著 者 岸和田市まちづくり推進部都市計画課 景観担当/編
発 行 2024年03月
【NDC1】318.7 【サイズ】21㎝ 【ページ数】130p【価格】¥0