imadoco(現代の床の間)シリーズ「okidoco」
ネジザウルス大図鑑 ~ カンブリア爆発2018
- 2017/11/28 10:00
- 投稿者: takasaki
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2018年に向けて、ネジ外しに特化した製品が続々と誕生しています。
カンブリア大爆発と呼んでいるこれらの新製品群が、初代のネジザウルスからどのような進化の道筋をたどってきたかを、カンブリア紀からジュラ紀を舞台にした、恐竜の叙事詩にしてみました。
「なべ山」に生息するネジザウルス3兄弟。初代から3代目までは頭が突き出た大小の「なべネジ」を主食にしていました。
山岳地域から「トラス台地」に降りてきたのが4代目ネジザウルスGT。頭が薄くつるんとした「トラスネジ」も捕食できるという大進化を遂げ、同時に以降の進化の方向性を決定する「MPDP」遺伝子の覚醒にも繋がりました。
そして5代目のネジザウルスRXからは「ギア歯」の進化により、「トラスネジ」だけでなく「薄板」も確実に捕獲できるようになり、行動範囲が広がりました。さらに6代目ネジザウルスZ(ゼータ)は先端のクチバシが細長く進化したおかげで、奥まったところに潜む獲物を捕えることができます。
カンブリア大爆発の先駆けとなったのが、「皿盆地」に生息し始めた「ネジ・バズーカ」属です。それまでのネジザウルスでは不可能であった、頭が全くでていないフラットな「皿ネジ」を捕食することができるという画期的な進化を遂げました。陸上を移動する恐竜から初めて空を飛んだ始祖鳥の如く、急降下して皿ネジに襲いかかります。
「ネジ・バズーカ」属が進化して「六角穴付ネジ」を捕食できる機能を獲得したのが「ネジ・モグラ」です。しかも上空から急降下して衝撃を与えるのではなく、静かに獲物に近づき頭に食らいつくことができますので、捕食対象が増えました。
赤茶色の「サビ湖」周辺に生息し、独自の進化を遂げたのが「ネジザウルス・リキッド」。獲物の「錆ネジ」に体内の液体を吹きかけて、錆を分解することができます。単独ではなくネジザウルスやバズーカ属と協力して「錆ネジ」を捕食するユニークな種です。
ネジザウルスGT達が棲むトラス台地にも新たな種が生まれています。外敵から身を守るために表面を黒色に進化させた自衛能力抜群の「ネジザウルスJS & DF」、獲物に噛みついたら絶対に離さない強力な顎をもつ「バイス・ザウルス」兄弟です。
カンブリア紀のウォーターフロントには「ポンプラ・ザウルス」が登場しました。「皿ネジ」はもちろん、水回りに生息する「ケレップ」や「ザルボ」と呼ばれる様々な獲物を捕獲するための機能を進化させた最強の海棲生物です。