サンプリングバッグを用いた静置法による消臭・脱臭製品の性能評価方法

近年の清潔志向を反映し、ニオイ(悪臭)の無い快適な生活空間が強く求められています。そのため、数多くの家庭用消臭・脱臭製品が市場に出回っており、製品の消臭・脱臭性能を客観的に評価する方法としてサンプリングバッグを用いる静置法が広く用いられています。現在、国内では、社団法人繊維評価技術協議会が・・・

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消臭・脱臭性能評価、サンプリングバッグ、静置法

はじめに
近年の清潔志向を反映し、ニオイ(悪臭)の無い快適な生活空間が強く求められています。そのため、数多くの家庭用消臭・脱臭製品が市場に出回っており、製品の消臭・脱臭性能を客観的に評価する方法としてサンプリングバッグを用いる静置法が広く用いられています。現在、国内では、社団法人繊維評価技術協議会が定めている「SEK マーク繊維製品認証基準1,2)(消臭性試験;以下A 法と称します)」と、芳香・消臭・脱臭剤協議会が定めている「一般消費者用芳香・消臭・脱臭剤
の自主基準3)(効力試験方法;以下B 法と称します)」の2 種類の消臭・脱臭性能評価規格があります。ここでは、両規格の試験方法と、消臭・脱臭性能の判定基準について紹介します。