デザイナーと企業の関係

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 デザイナーと企業の関係は、この言葉にあてはまると考えています。

授人以魚,
不如授之以漁,
授人以魚只救一時之及,
授人以漁則可解一生之需 

もしお前がある人に一匹の魚を与えればその人は一日だけ身を養えよう
もしお前がその人に漁を教えればその人は生涯を養うことができよう

デザイナーが企業に対して「一匹のすばらしい魚(=ヒット商品)」を提供したとしても、それは企業にとって短期的な貢献でしかありません。また、それがすばらしければすばらしいほど、次に対する期待は大きくなります。しかし、デザイナーも常にすばらしいアイデアやデザインを提供できるとは限りません。

企業とデザイナーの関係は「魚を与える」=商品デザインを行う。という短期的な関係より「漁を教える」=企業の商品開発力を向上させる。協力して商品開発を行う。という長期的な関係が望ましいでしょう デザイナーと開発を手がける中で、商品開発の手法や着想のしかた、新しい企業とのコラボレーションなどを行うことが、もっとも大切なことと考えています

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