凡十郎オフィース

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未来系デザイン

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私のデザインの源は”未来への憧れ”にあります。
中学校3年生の時、雑誌に掲載されたグラビアを見て衝撃を受けた映画があります。バスに乗り広島市内の映画館で一人で見た「2001年宇宙の旅」は14歳の私には難しい世界でした。「この衝撃はなんだろう?この感動はなんだろう?」友達に伝えようとしても中々理解してもらえなかった事を覚えています。

その後、大阪芸大を卒業し、デザイナーとして活動するようになってから「近未来」への思いが作品を通して現れるようになりました。特にオフロードバイク用に開発した「世界初のプロジェクターランプやダイクロハロゲンランプ」がその思いを表していると思います。(もうだいぶ古く感じますが…;)


伝統的染工芸とのコラボ照明デザインにも「未来系イメージ」を注いでいます。誰も知らない「未知の世界」、逆にユーザーが「思い描いていた通り」のデザインが出来れば、夢や感動を与えられるのではないでしょうか?我々デザイナーには、人々に「夢や感動を与える使命」があると思います…。


最近感動を覚えた「未来系デザイン作品」

映画:トロン・レガシー

Toyota Prius Concept- C

Honda V4 Crosstourer Concept

これからも頑張らねば~! 凡十郎 (・_・;)

クリエーターも健康が一番です。

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何はともあれ、クリエーターも健康が一番です。


3週間の入院:1月半のリハビリ。。
皆さんもご存知だと思いますが、昨年の11月の事故で、1週間意識がありませんでした。意識を取り戻してからは、兎に角早く退院して、やり残した仕事をしたいと、必死でお医者さんと看護師さんの言うことを守って、教会の方々にも祈られて2~3か月の重傷だったところを、3週間で退院しました。
ところが…たった3週間の入院でも体力が衰え、また脳の方も直ぐ仕事が出来る状態ではありませんでした。仕事に復帰し、デザインコンペやウェブデザインに取り掛かっても、思うように頭が回転しません。やっと1月末に元の状態の戻れた感じです。。怪我や病気はするもんじゃありません。これでも驚異的な回復?と言われ、人の倍は早く治っているそうですけど…。

主治医の大切さ
今回の事故を通して、主治医の大切さを通関しました。お医者さんはしっかりした大きめの病院の、若い人が良いですね。まだ素直で頭も良いし、冗談も通じて会話も楽しい。余計なテクニックに頼ったりせず、基礎をもとに忠実に治療してくれます。勿論最新の技術で対応してくれますから、痛みや苦痛を少なくて済みますし、無駄がありません。その人を指導する経験のあるチーフドクターがいる病院が良いです。

私の主治医さん(病院)の紹介…

外科大阪警察病院の”中林S男先生”29歳(男)。なぜSかって?性格が楽しいSだから、入院中は「痛いね痛いね~」と言いながら傷口を触るんです~。痛いがると「キンチュウしようか?」って言って筋肉注射をしてまた触る。でも御蔭で早くきれいに治ってます。。大阪警察病院はチーム構成が良く、若い真面目なドクターや看護師さんが多いです。もちろんベテランのお医者さんもバックアップしてくれて安心です。何よりも”患者を絶対守ろう!”という姿勢が素晴らしい!

歯科大阪歯科大学付属病院の”桃香先生”24歳?彼女はインターンだけど、ベテランのチーフの先生のサポートがあるので安心して任せられます。事故で失った歯も「直ぐ治しましょうと言って」2時間で治してくれました。大阪歯科大付属には7年位通ってます。アフターも問題ありません。世の中には儲け主義、自分主義の医者が多い中、ここが一番良い歯医者さんだと思います。希望通りに直してくれて信頼できるのが一番。

整骨院:”谷町なかの整骨院 中野先生”。数年前、長年のデザイン業務やバイク、格闘技などによって頸椎を痛めてしまい。手や腕がしびれて仕事が出来なくなりました。教会の1Fにある「なかの整骨院」に相談しましたら、「頸椎は完治はしませんが悪くならないように治療しましょう」ということで通っています。最新の技術を取り入れてる整骨院です。おかげ様で今も問題なく普通の生活が出来てます。(大阪プロレスや劇団四季のメンバーの方の御用達…)

子供のころから医者嫌いで、健康でしたし、なるべく病院に行かないようにしていましたが、歳には勝てません。今の医療は科学的にも進んでいますし、何よりも優しい先生方で治療中も楽しいんですヨ~。御蔭様で今は怪我も順調に治り、元気でピンピンしてます。以前のように階段も二重飛びで駆け上がってます。。

皆さん健康が一番です。良い病院とお医者さんを見つけて、しっかり守ってもらいましょう!凡十郎

沖縄から嬉しい知らせ。

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皆さん、あけましておめでとうございます。

 新年早々、沖縄で展示されていました。ウージ染と、琉球びんがた染の工房さんから嬉しいお知らせがありました。

ウージ染「アトリエちい~ぱっぱ」さんから
今回の豊崎の個展後、春にかけて沖縄のリゾートホテルや、デパートで2回展示して下さるそうです。美しいウージ(さとうきび)の染色と、沖縄をイメージしてデザインした「ウージウージ」はやはり沖縄に似合うなと思います。写真は沖縄工業技術センターの宜保さんが送って下さいました。
◆You Tube http://www.jotpix.com/video.aspx?y=93JnSPhnkDU
◆豊崎「道の駅」ブログ http://toyosaki.ti-da.net/


琉球びんがた「屋冨祖工房」さんから
「国際通りの琉球てんぶす館の組合展の後に、次の展示会を予定していて、E17:40wリフレクター電球のモデルを、LEDに変更したいのでアドバイスを下さい。」と連絡がありました。染め生地に優しいLED電球に変更して展示して頂く事になりました。いや~作品は、作者の手を離れても生きて働いているんだなと感激しました。(沖縄の展示写真がありませんのでクリコア東大阪の写真で代用してます)


ウージ染「アトリエちい~ぱっぱ」さん、琉球びんがた「屋冨祖工房」さん頑張って下さい。今後とも宜しくお願い致しま~す。 凡十郎  (°o°)//

沖縄での展示予定は次回のブログでお知らせいたします。12月~1月の展示のご案内はこちら⇒http://bonjyuro.com/koten.html

作品は生きている!

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この度の事故、入院に対し多くの方々から励ましやご支援を頂きまして、本当にありがとうございました。感謝致します。
入院、リハビリを含めて約1か月、現場から離れておりましたが、今回つくづく照明デザイナーになって良かったと思いました。何故なら、作品はデザイナーの手を離れても生きて働いているんです。大阪や沖縄の地で、作品達が輝いてくれています。皆さんのご厚意にも本当に感謝です。 m(_!_)m
 
osaka「ラブラブ大阪」

御堂筋イルミネーション撮影スポット「ラブラブ大阪」も㈱園田製作所さん、大阪府都市魅力科さん、BMBさん、ウオルディーズさんのご協力を得まして無事、淀屋橋オドナ前に展示されております。
公式サイト:ラブラブカフェ http://lovelovecafe.com


okinawa「ウージウージ」

◆沖縄でもウージ染め作家 真境名照子さんの作品展にも凡十郎とのコラボ照明「ウージウージ」が展示されています。You Tubeでも後半に紹介されています。
 
http://www.jotpix.com/video.aspx?y=93JnSPhnkDU

◆豊崎「道の駅」ブログでも紹介されています。
 http://toyosaki.ti-da.net/

◆NHK FMと第一ラジオでも紹介されるとお聞きしました。
 1月6日午後1:30分より

皆さん、今年は本当にお世話になりました。2011年も宜しくお願い致します。凡十郎

12月の照明・イルミネーション展示のご案内(大阪・沖縄の3会場)

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お世話になっております。凡十郎です。12月に大阪と沖縄の3会場で照明・イルミネーションが展示される事になりました。感謝します。お近くにお寄りの節は、是非お立ち寄り下さい。m(_!_)m 凡十郎 (今作業に追われています…)


御堂筋イルミネーションに作品が展示されます。
◇期間:2010年12月11日~2011年1月16日17~23時
◇会場:odona淀屋橋前
◇住所:大阪府大阪市中央区今橋4丁目1−1(御堂筋沿い西側)
◇作品:LEDイルミネーションデザイン作品
◇主催:大阪府(
御堂筋イルミネーション公式サイト
MAP



ウージ染め・コラボ照明アート作品が沖縄で展示されます。
◇期間:2010年12月1日~2011年1月10日 9:00~18:00(休月・祝後)
◇会場:道の駅「豊崎」(沖縄)
◇住所:沖縄県豊見城市豊崎3-39 道の駅「豊崎」 
◇作品:ウージ染めx凡十郎 コラボ照明 「
ウージウージ
◇主催:アトリエち~ぱっぱ
MAP



琉球びんがた組合展に、コラボ照明アート作品が展示されます。
◇期間:2010年12月2日~5日10:00~18:00
◇会場:てんぶす那覇「琉球びんがた組合展」(沖縄)
◇住所:沖縄県那覇市牧志3丁目2-10 (国際通り沿い)

◇作品:りゅうきゅう紅型x凡十郎 LEDコラボ照明「小紋千州
◇主催:琉球びんがた協同組合
アクセス MAP



※詳しくは凡十郎オフィースまでお問い合わせ下さい。
問合せメールフォーム

御堂筋イルミネーション製作スタート!

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御堂筋イルミネーション撮影スポット”ラブラブ大阪”です!オドナ淀屋橋前で展示を予定しています。ラブゲームもありますので皆さんのお越し下をお待ちしていま~す。
展示期間
2010年12月11日~2011年1月16日 17時~23時


展示場所
大阪府大阪市中央区今橋4-1-1オドナ淀屋橋ビル前

yahoo! MAP

ボランティアスタッフ募集中!
展示イベント及びインターネット協力スタッフ募集

携帯サイト(仮)
http://katy.jp/love2osaka/


公式サイト(只今製作中:12月1日からスタート)
http://lovelove-osaka.com

大阪府庁都市魅力課公式サイト
http://www.pref.osaka.jp/toshimiryoku/illumi/

イベント予定企画中
クリスマス、ニューイヤー、バレンタイン(HPにて公開)

プレゼント企画
クリスマス、ニューイヤー、バレンタイン(HPにて公開)



プロジェクト名:凡十郎イルミネーション
プロジェクト設立:2010年9月21日
事業内容:御堂筋イルミネーション撮影スポット
協力会社:園田製作所、シオン電気、ウオルディズ、他
代表名:凡十郎オフィス 凡十郎
専用メールアドレス:evolevol_akaso@yahoo.co.jp

「モータースポーツ事情」産業源・パリダカ編

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25年間携わったモータースポーツは私のデザインの基盤です。


パリダカールは産業の源
ラリーシーンで有名なパリダカールラリー。私は色々な面で関わって来ました。
1978年フランス人の歯医者の息子であった
ティエリー・サビーヌは大冒険ラリーツアー「私にできるのは、“冒険の扉”を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう」という名台詞と共に開催しました。友人達とのデザート(砂漠)での遊びが、やがて多くの冒険好きを引き付け、やがてそれが世界中の大手企業を巻き込み巨大化するとはサビーヌも最初は考えてはいなかったでしょう。1986年に競技中ヘリコプター墜落事故により死去。その後、父親は歯科医を辞めTSOを設立して運営に取り組みます。

1994年からは、ツールドフランスも主催するASOがサビーヌの親友”オリオール”を迎えて運営されます。当初ラリーはパリをスタートし地中海を渡り、アフリカのセネガル国の西海岸ダカールを目指しました。期間は15日、走行距離12000kmという創造を絶した、正に生死を賭けた冒険レースだったのです。戦火の中や、各国への支援金やイベントを提供しながら数カ国を走るという、政治的な関わりをパリ・ダカールラリーは抱えていました。難所はサハラ砂漠、サビーヌが無くなったモーリタニアの砂丘や、戦争中の兵士とのトラブルが最大の難関でした。2008年様々な問題を抱えラリーは中止され、2009年からは舞台が南米のアルゼンチンに移ります。


オフロードカーブームと走る実験場
レースは走る実験場と言われ、また注目度の高いレースに世界中のカーメーカが挙って参戦してきました。ヨーロッパの車メーカーの独壇場だったこのレースに三菱自動車のレース部門ラリアートが参戦、WRCを含むオフロードレース中心に毎年100億の予算をつぎ込み、4WDファミリーカーの代名詞となった「パジェロ」を投入します。しかし、優勝を狙うワークスマシーンは、デザインこそ似せてあっても一般車両は全く異なり、エキゾーストから出る爆音とアフターファイアーは、正にオフロードを走るF1そのものでした。(三菱自動車の企画の方に見せてもらいました)また、日本のトラックメーカー日野自動車がカミオン部門に参戦、昨年カミオン部門最多出場で菅原氏と共に表彰されています。(菅原氏は温厚で優しい心の冒険家です)




バイク1台1億円
パリダカールラリーは主催者サビーヌと親友のオリオールやヌブー達がオフロードバイクで始めたレースです。世界一過酷といわれるこのレースに、世界中のバイクメーカーが参戦、日本のホンダやヤマハもワークス参戦し、市販車にもやがてビックオフローダーといわれるカテゴリーが生まれます。ファクトリーマシンは1台1億円といわれ、各メーカーはチームを組み砂漠での開発に取り組みました。世界のオフロードライダーは、パリダカールに参加する事を夢見るようになりました。私もその一人です。。(友人のトシ西山氏が参戦)



倒産の危機を救う
スポーツカーで有名なポルシェは959をパリダカールラリーに投入。スポーツカーがオフロードで勝てるのかという疑問を持ったのは、私だけでは無かったと思いますが、実はポルシェはオフロードのベース車としてはプラーベートチームが世界中の様々なレースで数多く採用していたのです。特に水平対抗エンジンがオフロードに強いということです。あのSUVブームの火付け役となった「カイエン」は、当時ポルシェが倒産の危機を救ったラッキーカー。ポルシェのオフロード市販車部門への参入という意外性と、男性的で迫力のあるデザインがユーザーに受けた背景には、パリダカールへの参戦で開発したフルタイム4WD機能、耐久性の強いエンジンや車体の開発力が役立ったんですね。
 

パリダカの足はフランス製?
パリダカールに関わり、商品開発を行ったのは二輪、4輪メーカーだけではありません。レースに最も必要とされる部品があります。そう!タイヤです。それまでオフロードタイヤは数多く開発されてきましたが、ラリー専用のタイヤには、過酷な条件に対応する様々な機能、性能が必要でした。ミシュランの開発した、ラリー専用タイヤ「ロングディスタンス」は正に長距離のオフロードを走破するために開発されました。そのためにミシュランは原料を取るための専用のゴムの木を開発し、育てていたのです。タイヤは二輪、4輪用があり、実際私もメキシコのbaja1000で使用。新品のタイヤにはビードというタイヤ材の注入口の型が表面に7~8mm残っているのですが、過酷な荒地を500km走破してもタイヤのブロック角どころか、小さなビードも4mm程度残っていて、その性能や機能の素晴らしさに驚いてしまいました。日本の輸入発売元である岡本理研ゴムも知らない事実です。

web資料から抜粋
ノンパンクタイヤ
また、今注目されている自転車用のノンパンクタイヤの発案も、元々はミシュランですね。タイヤは丈夫でも鋭利な岩や金属、木の破片などに激しく打ち付けたると、タイヤは簡単にパンクしてしまいます。ミシュランはチューブに発泡ゴムを採用。ムースチューブ「ビブ・ムース」を開発。釘や刃物を刺しても絶対パンクすることはありません。しかし高速(140km以上)のストレスが長時間熱が加わると溶けたり、表面の皮が裂けると、バラバラになってしまうという難点がありましたが、現在はジェル素材の採用等でその問題も解決されてきているようです。

フランスの冒険好きな青年が友人と遊び心で始めた冒険レース"パリダカールラリーは、世界中の様々な製品(特に乗り物部門)に影響を与えました。また、世界的な冒険レースの存在が、レースを主催するオーガナイザーや資本家達がシルクロードラリーやファラオラリー、インカラリー、オーストラリアサファリ等を次々と主催し、追従して来ました。日本のオーガナイザーにyラリーレイドモンゴルやロシアラリーなどが主催され、冒険家達が世界中の大自然に挑戦し格闘して来ました。

エピソード
パリダカールに参戦する日本チームに、ミシュランのラリータイヤ「ロングディスタンス」を当社から送った事があります。そのタイヤは日本の輸入発売元である岡本理研ゴムに権利が無かったので、国内では手に入らず、わざわざアメリカから運んでもらったものを送ったのです。製品はフランス製ですからタイヤ1本が地球を1週したんですね。そんな、貴重な商品や企画、デザインに私も、また再び関わってみたいです!

凡十郎はオフロードバイク初の
プロジェクターヘッドランプダイクロハロゲンヘッドランプの商品開発、レースのスポンサード企画書の製作やロゴも行って来ました。その記事は次回のブログに書き込みたいと思います。ご清聴ありがとうございました。m(_!_)m 凡十郎

40歳になったらパリダカに出るんだと真剣に考えてました。

「モータースポーツ事情」レーシンググリーン編

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25年間携わったモータースポーツは私のデザインの基盤です。


天満橋の版下屋さんでデザインをしていた時、カー雑誌の広告デザインの仕事を受け、評判がよかったので依頼先の広告代理店に引き抜かれました。その会社は、日本で始めてのモータースポーツ専門の広告代理店で、バイクや車が好きな私には天国のような毎日でした。
あれから30年、今はモータースポーツから離れてしまいましたがTVでF1を見る度に当時の事を思い出します。F1で活躍してきた日本人ドライバーは中嶋 悟、鈴木 亜久理、赤木 軍馬、井上 隆智穂、片山 右京、中野 信治、高木 虎之助、佐藤 琢磨、中嶋 一貫…。今、小林 可夢偉が活躍していますね。



レースごとに400万…
フォーミュラー1といえば、イギリスのF3が登竜門であるというのは知られています。日本でもFJ~F4に昇格し、イギリスのF3を目指す若者が沢山います。しかし経費がハンパではありません。F4でも1レースに400万円もかかるんですね。その為の経費集めがかなり大変で、私も実際スポンサー集めのお手伝いをした事があります。若いレーサーが毎レースごとに半分の200万円集めていました。年間4~5レースもあれば1,000万は必要。。それ程までにしてフォーミュラーに乗りたいのか?本人は本気で、彼らの目指すのはイギリスのF3。そこまで行かないと目的が達成出来ないと言うのです。勿論チームサポートはありますが、チームでも1番でないと全額は負担してくれないそうです。



F1ドライバーは天才の中の天才!
F1に参戦するには、イギリスのF3でチャンピオンにならないとチャンスが無いそうです。F1は天才の中の天才達が競い合うレースなんですね。私の好きなドライバーはF1界のタイガーウッズ?「ルイス・ハミルトン」、その前は「F1の荒法師」 ナイジェル・マンセル 、高校時代1968年はグラハム・ヒル。。そうイギリス人ドライバーが好みです。時にはジェントルに、時には熱く!アグレッシブな走りを見せてくれるのが、イギリス人ドライバーの特徴ですね。



ロータス・グリーンはモータースポーツの象徴
ロータス・グリーンは、別名レーシンググリーンといわれるほど、レーシングカーの象徴的な色です。今、飛ぶ鳥を落とす勢いで進化しているアストンマーチンも、モータースポーツ大国であった英国魂の象徴としてレーシンググリーンを採用しています。



当社もレーシンググリーンを採用したロゴをデザインした事があります。HR、なつかし~!
またレーシングチームの仕事をしたくなりました。 凡十郎デザインワークはこちらへ

「カルチャー・ショック」交通事情EURO 編!

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国内外の文化から受けた「カルチャーショック」が、私のデザインに大きな影響を与えてくれたのです。

アウトバーンが速度制限が無いと信じている人いますか~?

速度制限!
車のスピード制限や、交通事情も各国の文化の違いが出ますよね。詳しい現状は調べてませんけど、アウトバーンの速度制限は150km/hと聞いてます。平均130~140km/hが平均でしょう。しかし、雨が降ると途端に90kmに落ちてしまいます。さらに、追い越し車線ではなく走行車線で安全走行するのがEUROの良いところです。極めて安全重視なんですね。

「速度制限が無くていいな」と言いながら、日本の高速でも結構飛ばしてますよ。僕は大体140km/hだと調子良く走れます。。リズムがあるから120~140km/hの間ですかね。速度違反のカメラも、追い越し車線に向けて140km/hにシャッターが反応すると聞いてます。安全運転をする人は高速でも90km/hで走っていますね。

昔、あるポルシェグループが、毎夜数台で大阪の堺から名古屋市内まで1時間で走ったとか。僕もバイクで大阪市内から宇治間を下道で45分で走った記録があります。(分かりずらい?)つまらない自慢話はこの辺にして…

おばあちゃんも飛び出さない
EURO(ドイツ圏)の車はどんな田舎道でも100km以上で飛ばしています。信号が極端に少ないからか遠慮はしていません。「側道からおばあちゃんが飛び出してきたらどうするねん」と心配しましたが、誰も飛び出さない。子供や年寄りも、車が通り過ぎるまで絶対道を横切らない。2週間車生活をしましたが、一度も飛び出る車や人を見たことがありませんでした。これが安全対策なんですね。徹底していました。



信号器や警察がいなくても安全!

EUROの車事情で受けた「カルチャー・ショック」は実は徹底した安全対策でした。信号器が無くても、警察がネズミ捕りしていなくても、住民が安全対策を心得ている!日本の車社会は50年、EUROは100年と言われます。高速道路から一般道まで日本の道路事情は格段に向上している反面、違反点数や罰金、信号の数で事故や違反者をコントロールしようとしています。EUROとの成熟度の違いを強く感じますね。

 




↑イタリア、オーストリー、スイス周辺のアルプス道

エピソード
オーストリーのマッティンフォーヘンからザルツブルグに国道で向かう途中、信号も無いのに前車が数台停止しました。何があったのかと車を降りて見ると、あひるの親子がのんびり道路を横断していたんです。車のおじさんもバイクの若者も、クラクションひとつ鳴らさずに、あひるの親子が道を渡りきるまでじっと待っていました。スピードを出すときは出しても、弱いものを最優先する…EURO人の交通安全の意識は「心のゆとりにあるんだな」と感じました。

後期:時速90kmと140kmに壁がある!
アメリカ、EURO、日本でも、道路整備の差が無くなってきました。車の性能も大差無くなって来たので、走行速度の差も無いように思います。実は私は時速90kmと140kmに壁があると感じています。空気抵抗を肌で感じるバイクでも安定するスピードは90km、それ以上になると空気抵抗が明らかに違ってきます。130km/位までは同じ感覚ですね。しかし140km/hになるとさらに抵抗が大きくなる。世界中が皆、大体同じような速度で走っているのは、実は空気抵抗のせいではないかと思います。誰か科学的に実証してくれる人いませんか?
←FZR250の撮影シーン:ライダーは私

「カルチャー・ショック」人生の最後は西海岸!編

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国内外の文化から受けた「カルチャーショック」が、私のデザインに大きな影響を与えてくれたのです。

ロスは広いな、大きいな~。撮影穴場がいっぱいありましたね~。。

ロスは2度行きました。一度はメキシコ入りするため、二度目はラスベガスのイベントの帰りに。。どちらともついでに行った感じです。二度目の時ロスで、つ・い・で・にカタログ用の写真撮影をする事になり、何と?カメラマンになったのは私でした。。
スポンサー3名、代理店から2名コーディネーター1名と…おっさん達5名を引き連れて「みんな他に行く所あるやろう」と思いながら、なんと3日間の団体ロケを慣行。ところが、、ロスは広いな大きいな。。撮影穴場がいっぱいありましたね~。。綺麗かったな~。

LAと言えば西海岸
サンタモニカにベニスビーチ、ロングビーチ等など、サンタモニカの南部に素敵な町並みが…小さなビーチから徒歩3分…と広告を出せば飛びつくような可愛らしい家が並んでいました。


前の橋は入り江に掛かっていて、裏側にはヨットハーバーがあります。ハーバーの隅にはウォーターハウスが浮かんでいました。皆んな海が好きなんだな~。。ここはマリーナ・デル・レイ。


好きといえばアメリカは車社会、選んだカーグラフィックもいささかオールディーズ風。クライスラー、フィアレディー、ベンツ、キャディラック、、何でも風景に合うってのも、さすがロス。ロケは、ビバリーヒルズ~メルローズ周辺へ。


ビーチはあるけど、ロスに崖はないんだろうか?…ありました。。刑事が犯人を追い詰めるって~感じではないですけど、これも雰囲気があるでしょう。「た・そ・が・れ」って感じです。この辺はトーランスかな?(ポジ複写が下手ですいません。伝わりませんか?…)


そしてさらに南下して、「ガラスの教会」を見つけました…。セキュリティーがハンパじゃないのと、夕暮れで森の中という事もあり、綺麗に撮影できませんでしたが。クリスチャンとして「ガラスの教会」は憧れです。将来、海の見える丘の上に建てたいな~!構造全体が木枠で、透明なガラスがはめ込んであり、森と同調しています。。場所が都会だったらミラーガラスになってしまうかも…。(日本的な発想?)



人生の最後は西海岸
内陸に住むアメリカ人が、海に憧れて西海岸を目指す。そんな映画がいくつもありました。人生の最後は西海岸に住みたい。と思うのでしょうか?ここからさらに200km南下するとサンディエゴ。さらに大人なお年寄りが住む町だと聞きました。

誰にも「人生が終わる前に、終わらせておきたい夢」がある。あまり知られていないロスの風景は、大人の”カルチャー・テイスト”に溢れていました。”LAは若者の町”というのは単なるイメージにしか過ぎませんね。

「老後は、美しい瀬戸内海が一望できる、丘の上に家を建てて住みたいな~」凡十郎