「モータースポーツ事情」レーシンググリーン編

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25年間携わったモータースポーツは私のデザインの基盤です。


天満橋の版下屋さんでデザインをしていた時、カー雑誌の広告デザインの仕事を受け、評判がよかったので依頼先の広告代理店に引き抜かれました。その会社は、日本で始めてのモータースポーツ専門の広告代理店で、バイクや車が好きな私には天国のような毎日でした。
あれから30年、今はモータースポーツから離れてしまいましたがTVでF1を見る度に当時の事を思い出します。F1で活躍してきた日本人ドライバーは中嶋 悟、鈴木 亜久理、赤木 軍馬、井上 隆智穂、片山 右京、中野 信治、高木 虎之助、佐藤 琢磨、中嶋 一貫…。今、小林 可夢偉が活躍していますね。



レースごとに400万…
フォーミュラー1といえば、イギリスのF3が登竜門であるというのは知られています。日本でもFJ~F4に昇格し、イギリスのF3を目指す若者が沢山います。しかし経費がハンパではありません。F4でも1レースに400万円もかかるんですね。その為の経費集めがかなり大変で、私も実際スポンサー集めのお手伝いをした事があります。若いレーサーが毎レースごとに半分の200万円集めていました。年間4~5レースもあれば1,000万は必要。。それ程までにしてフォーミュラーに乗りたいのか?本人は本気で、彼らの目指すのはイギリスのF3。そこまで行かないと目的が達成出来ないと言うのです。勿論チームサポートはありますが、チームでも1番でないと全額は負担してくれないそうです。



F1ドライバーは天才の中の天才!
F1に参戦するには、イギリスのF3でチャンピオンにならないとチャンスが無いそうです。F1は天才の中の天才達が競い合うレースなんですね。私の好きなドライバーはF1界のタイガーウッズ?「ルイス・ハミルトン」、その前は「F1の荒法師」 ナイジェル・マンセル 、高校時代1968年はグラハム・ヒル。。そうイギリス人ドライバーが好みです。時にはジェントルに、時には熱く!アグレッシブな走りを見せてくれるのが、イギリス人ドライバーの特徴ですね。



ロータス・グリーンはモータースポーツの象徴
ロータス・グリーンは、別名レーシンググリーンといわれるほど、レーシングカーの象徴的な色です。今、飛ぶ鳥を落とす勢いで進化しているアストンマーチンも、モータースポーツ大国であった英国魂の象徴としてレーシンググリーンを採用しています。



当社もレーシンググリーンを採用したロゴをデザインした事があります。HR、なつかし~!
またレーシングチームの仕事をしたくなりました。 凡十郎デザインワークはこちらへ