SACUTONE(さくとね)
標高とは、日本では東京湾の平均平均海面を0mにして算出される山の高さをいいます。
標高が高いところでも、電気が使われます。標高が高いところでは機器選定に注意が必要です。
なぜ、標高が高いところで使うモノには注意が必要かというと、例えば気圧が比例して下がるため、沸点も必然的に下がる。このことから機器の温度上昇限度にも注意が必要となります。
具体的には、標高1000mごとにおよそ100hpa下がるため、水が沸騰する100度が、富士山頂では約63度まで下がるそうです。
これらのことから、変圧器を標高の高いところで使うときにも、十分に仕様条件
について打ち合わせします。
百貨店の雄 高島屋は大阪が本社です。(意外と知られていない)
実は、増床工事において、私たちの変圧器が採用されて使われています。
大阪百貨店戦争とも揶揄され、大々的に競争が展開されています。
電気回路には、導線(実線)で接続(構成)されている回路と電気的に切り離して用いられた別回路とがある。別回路といっても回路としてはつながっていて連動されている。このとき導線から切り離(絶縁)しても、電気的にはつながを持たす機器が変圧器の役割となります。
つまり、電源回路から導通は無くても、負荷側回路として構成することができます。
精密な測定を行う場合や漏電防止、接地の回り込み事故(ブレーカーの誤作動)を防止するときには特に役立ちます。
接地は、奥深い技術で電気安全・保全には無くてはならない技術です。
変圧器は、接地や絶縁回路構成でもお役に立っています。
試験用変圧器というのがあります。
用途は商品の評価に用いられることが多いです。例えば、高電圧を印加して電気的絶縁耐力を評価するとか、製品寿命を評価するために高周波高電圧を印加して劣化進行で判定したりします。
具体的にはこちら
変圧器などの電気機器類は使用状況の最大値に合わせて設計製作が必要です。
つまりは、器の大きさを決めるとき、中に入れるモノの大きさに合わせて器をつくる必要があるということ。小さかったらこぼれるでしょ 電気機器の場合は、焼けてしまいます。火災事故に至る場合があるので、容量選定はしっかりと行ないましょう。
使い方をしっかりと理解し伝える必要があります。
特殊な使い方をする時などは、特に電流の最大値と通電時間を明確にすることが大切です。その他にも過励磁(過電圧)など定格値以上の数値が考えられる場合も同様で、最大値と時間を明確に伝えることがポイントとなります。
空芯コイルとは
コイル単体のことで
電気的にはインダクタンスと呼ぶ
インダクタンスとは誘導係数のことで
電気回路において、回路に流れる電流が変化したり
隣接する回路の電流が変化すると、電磁誘導によって電流の変化割合に比例する起電力が発生する
インダクタンスの種類
インダクタンスは、電磁誘導現象の発生形態により自己インダクタンスと相互インダクタンスがあり
自コイルから起こる電磁誘導現象を自己インダクタンスをいい。
隣接する他コイルから発生する磁束の影響を受けるたために起こる電磁誘導現象からなる相互誘導作用のインダクタンスのことを相互インダクタンスという。