治部電機株式会社

トランス修理

トランス修理 コイルリペア

トランスの修理は、そのほとんどがコイルの巻き替えのみで終わることが多い。極たまに、鉄心部分や付属品も交換する必要がある。巻替えといっても、鉄心から解体して再組立は必要なので工数は、それなりにかかります。メリットは、変圧器の仕様が分からなくても、同じものが、デットコピーとして再生されるので、同じように取り付けて、同じように使えるということです。

電圧調整用補助トランス

電圧調整用補助トランス

メインのトランスで大きな電圧調整を行い50V以下の電圧調整を本トランスとスライダーとの組み合わせて行います。つまり、大タップ(メイントランス)と小タップ(補助トランス)とスライダーの組み合わせで任意の電圧を取り出します。

この方式を用いると、幅広い電圧範囲を比較的安価な電源システムで行うことが可能です。電圧調整を行うには、自己容量20kVAを超える電圧調整には、この方式がコストメリットを発揮するようです。この他にスライダーや操作盤等が必要です。

タップ変圧器の切替による電圧調整

タップを切り替えることで広範囲な電圧調整を可能にする変圧器

入力200Vから下は50Vから350Vまでの広範囲の電圧をカバーし、補助トランスと組み合わせて細かな電圧はスライダーで調整できるようにした電圧調整用タップトランスです。つまり、電圧調整の幅を大きくするための変圧器です。

モーター電源用アップトランス 200Vから440,400,380Vにする変圧器

出力タップで440V,400V,380Vを選んで使える変圧器

出力端子が3タップから構成されていて、任意の電圧を選んで使えます。写真は440,400,380Vの出力タップが付いた昇圧変圧器(アップトランス)です。端子の充電部分は透明カバーで覆われています。

独立電源の三相から単相変換2系統分岐するスコット結線変圧器

独立電源からの単相2分岐させる変圧器

スコット結線変圧器は、三相電源から単相2回路にする変圧器です。独立した動力電源を活用するときなどに使われます。自家発電施設や高圧受電している回路で活用されています。

配線用遮断器搭載低圧電源変圧器

配線用遮断器を搭載した変圧器

広く一般的に使われる工場の電気は低圧電力を配線し各種装置に使われることが多い。装置のON-OFFスイッチとは別に電源側のスイッチとして変圧器の出力側にMCB(配線用遮断器)を載せたいというご要望にもお応えしています。
工事では、分電盤(配電盤)からトランスへの引き込みをしておいて、トランスと装置を配線し、駆動時に電源を投入すると立ち上げ時の作業が楽になります。また、定期点検時などの停電作業時にも、電気回路全体を停電させずに、部分的な遮断が可能になるため、全体的な使い勝手が向上します。

ボーリング場で使うピンセッター/ピンスポッター用電源トランス

単相電源変圧器 ボーリング場のピンセッター ピンスポッター用トランス

ボーリング場のレーンの先にあるピンを自動で並べる機械のことをピンスポッターやピンセッターと呼んでいる。この装置を動かしているのも電気です。最適に動くように210-105Vで設定されています。この電圧にするのも変圧器の仕事です。2レーンで1セットなのでどちらにも供給できるように1台で2レーンに並行して電気が供給されています。

単相単巻三線式変圧器210-105Vから230-115Vにする

単相単巻単三式アップトランス

単相単巻きで210V-105V単三から230V-115V単三式に昇圧する変圧器です。単巻変圧器(オートトランス)というところがミソです。小さくしたい、軽くしたいということと、絶縁が不要ということ、電圧を調整して上げたいというご要望から実現しました。

某電力会社向け 単相電源変圧器 シングル・ダウントランス

単相電源変圧器 480,460,440Vから210Vにする変圧器

単相電源変圧器(ダウントランス)端子カバー付き 盤収納用自冷型ケース無し

電源の確保では、変圧器は欠かせません。任意の電圧に変換するのが最もよく使われる方法ですが、回路絶縁するのも重要な特徴です。