天使のころもBaby
街中でみる配電系統の電圧は6kV級が大半を占める。
工場や中型マンションなどの配電室やキュービクルには、6kVが引き込まれています。
すなわち、配電系統の6kV機器が工場やマンションなどで設置されているのだ。
この様な高電圧系統の機器は、毎年定期点検が必要で、各保安協会や電気主任技術者が担当している。
6kV級の機器を検査する時に、定められた耐圧試験を行っている。
絶縁強度(絶縁耐力):「耐電圧試験(略して耐圧試験)と呼ぶ」を実施し、機器の合否判定を行います。
ここで注意:絶縁抵抗と絶縁耐力
高電圧を印加して、機器の電気的絶縁強度を確認する試験があります。
この時に使われる高電圧発生トランスが、試験用トランスと呼ばれるものです。
主な要素として、単相、高電圧、短時間定格などがありますが、一概に全てがそうではありません。
すなわち、三相もあれば、連続定格もあり得ます。
使い方、試験方法により、変圧器をカスタマイズしてお届けしております。
電気設備を安心して使うためには、それぞれの設備にあった検査を行い評価することが大切です。
検査を正しく行うためには、条件に合った試験装置が必要です。
例えば、交流耐圧試験というのがあります。
電力ケーブルや電気機器にも、それぞれに適応した検査項目があり、規格に則った検査を行うのです。
ここでは、出力22kV印加する高圧発生トランスが採用されました。
高電圧を被検査物に印加して、絶縁破壊が起こらないかを電流の値や絶縁破壊の有無で評価します。