iF product design award 2011授賞式ドキュメント

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いよいよ、今日の12時から、iF product design award 2011の授賞式が行われます。 昨日は会場内には入れませんでしたが、下見をしているので場所はばっちりです。

セレモニーの前に、受賞製品が一堂に展示されているホールに向かいます。
iFデザイン本部
iFデザイン賞は、ドイツのInternational Forum Design GmbHにより、1953年からデザイン振興を目的に運営されている世界的に権威のある工業デザイン賞で、「デザイン界のオスカー賞」とも称されています。今回は世界43カ国から、2,756点の工業製品がエントリーし、Neji-saurusGTを含む993点が受賞の栄誉に輝きました。

iF展示エリア

Canon,Panasonic,sony,toshibaなどのパソコン、デジカメ、テレビなどや、densoのロボット、三菱電機の主軸モーターなど民生用から工業用まで、日本企業の受賞製品もかなりありました。また、サムソン、LGなどの韓国企業や台湾企業の製品も着実に増えてきているようです。また、中国製品も数点ですが受賞していました。

さて、ネジザウルスGTはいずこに・・・?

おっと! いました! いました!

良くやったネジザウルス


行儀良く、展示ディスプレーケースの中にいました!

良くここまで来たよな~! 

エライぞ、ネジザウルスGT・・・・・ と涙ぐむDr.レンスラーであった。

iFyearbook2011掲載






















 yearbook 2011 にもこんなに大きく掲載されました!(独英併記)


さて、そろそろ授賞式が始まる時間だ!

ネジザウルス! しっかり見て貰うんだぞ! 行ってくるからな・・・ とまた、涙の別れ。


会場では大きな幕に全受賞者が記載されていました。

ENGINEERは・・・・どこだろう?

受賞者リスト





















ありました! 左手ピースサインの2行上あたりです。
感激のあまり


 


















(感激の涙をこらえるレンスラーであった。)

iF product design award 2011の審査員の方々です。日本人の審査員も2名おられました。
審査員


















冒頭に審査委員長からの挨拶がありました。
「科学技術やテクノロジーは人類の文明を進めてゆく上で、重要である。」
「しかし、それらを社会の中に広めてゆく為には、デザインが不可欠である。」
と力説しておられたのがとても印象的でした。
「designがdriveする」というiFのコンセプトですね。
MPDPの考え方と共通するものを感じました。
jury


















ステージでは、iF gold award (最高賞)に輝いた50製品が部門ごとに紹介されます。
自動車部門ではBMWが最高賞を受賞。
BMW

 

 

 

 

 
 

司会の長身の男性は、どうみてもドルフ・ラングレンなのですが、どうなんでしょうか?


デジタルカメラやモニターなど4つの製品でSONYが最高賞を受賞されました。
sony





















しかし、iFの歴史の中で初めてとなる、6製品のgold award(最高賞)を受賞したのは・・・・・・
さすが!というか、 やはり!というか、
iphone4,ipadなどの製品でエントリーした、appleでした! 
iphone4
















お見事!としか言いようがないですね。


これら50(product)+5(material)の全ての授賞式の後、ドルフ・ラングレンさんから、来年度のiFについての説明がありました。どうやらKOREAやTAIWANなどを含めて4~5のiF awardを統合するらしい。年に4回も審査するのはかなり審査員に対する負担が大きいとのこと。開催場所もミュンヘンに変更となり、時期も2月になるとのことでした。月末の東京での説明会もそのあたりの話をするのでしょうか。

引き続き隣のホールでレセプションがあり、日本人でgold awardを受賞された方々ともお話しをさせて戴くことができました。

party






















3泊4日という「とんぼ返り」の出張でしたが、デザインを経営に活かす上で、大変貴重な経験になりました。

また、ネジザウルスGTの雄姿を見てやることができて、本当に良かったと思います。

ネジザウルスGTがお世話になった全ての皆様に感謝しつつ、帰国の途につきます。

有難うございました!