ラックなたたずまい《ねじの話、見つけた》

  • 投稿者:  カテゴリ:書籍
  • 表示回数 2,337
ものづくりには欠かせないパーツ、いや道具、「ねじ」

ハヤカワ文庫の「ねじとねじ回し」はそのねじの歴史について書かれたシンプルな読み物でした。


身の回りに必ずあって、珍しくもなんとともない。
かといって、単純な作りかというとそうではなく、かなりの精度を求められるもの。
それが「ねじ」。

その「ねじ」は誰によって発明されたのか、この文庫を書店で見つけたときは、そのような期待をすこしばかり胸にいだきましたが、内容は読んでのお楽しみ。

基本的なことですが、本書を読んで「プラス」頭のネジと「マイナス頭」のねじの違い、初めてはっきりと知りました。
こういう書籍は何か必ずひとつは新しい発見があります。

ただし、内容のちょっと掘り下げ力がゆるいかもしれませんが。


ヴィクトル・トリプチンスキ著
春日井昌子訳