売り手良し 買い手良し 世間良し

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以前にもブログでご紹介しましたが、毎朝、自転車で前を通るお寺の標語が10月から次のように変わっていました。




売り手良し 買い手良し 世間良し 近江商人 「三方良し」

お寺の標語にしては少し違和感があるように感じましたが、時あたかも、米国のリーマン・ブラザーズの破綻が発表された時でした。

ご住職様とは面識はありませんが、そのニュースに関係して掲示されたのではないかと(勝手に)思っています。

昨日も、米国下院の公聴会に同社のCEOが呼ばれて釈明している映像が放映されましたが、貪欲(Greed)と言われた同社の体質をまさに具現したCEOの顔つきには本当にビックリしました。

最後の「世間良し」とは、その商売が「世間の役に立つべし」という戒めだと思います。

Made in USAの複雑な金融商品は、麻薬や殺戮兵器の売買と同様、世間の役に立たなかったことは明白です。

これからの日本は、近江商人が活躍した時代の精神にたちかえって、職人芸によるきめの細かいMade in Japanのモノ作りを再認識すべきではないかと思います。



最後に、全くの蛇足です・・・

三方良し にもう一つ付け加えるとすれば、当社の場合

売り手良し  買い手良し  世間良し  人良し

ではないかと思います。

人、つまり、従業員の幸せがビジネスの大きな目的の一つだと考えています。(ちょっと格好良すぎますか・・・?)

よっしゃ~ 次の標語。 これで行くか~!