文香の文化が香る(その7)

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●●  ●●        ≪08/08/05発行≫
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文香の文化が香る(その7)

前回は、「書」について思うことを綴ってみましたが、
それに関連して、今回は「紙」についてです。

電車の吊り広告が目に留まり、
早速、百貨店の催し会場へ足を運びました。

『全国うまいもん市』ではありませんよ。

『全国和紙展』、第29回になるそうです。
初めて知りました。

今回の実演は、
【吉野宇陀紙】奈良県と、【石州和紙】島根県。

あと、ちぎり絵のうちわ作りの講習会などや
大阪府表具内装協同組合の屏風制作の実演がありました。

屏風の蝶つがいにあたるところも和紙でつなぎます。
その技を、自分で材料も工夫して、制作してみようと思います。

各地方の和紙職人の方々が自ら販売され、
質問にも親切に対応してくださり、
カラー和紙色紙など、たくさん買ってしまいました。

レースのような綺麗な和紙もありました。
加工技術がスゴイと関心してしまいます。

今、「書」のルーツを探求して、温故知新なる文字を研究中ですが、
文字の表現だけではなく、「紙」や見せ方の工夫も大事だと思っています。

先日、日本画の先生から「韓紙(ハンジ)」をいただきました。

韓国の紙漉きは、平らに漉くのではなく、片方を厚く斜めに漉くそうです。
つぎに、反対側を厚く漉き、交互にして平らにすると、強くなるそうです。

「唐紙(カラカミ)」は、襖などに使われていますね。
京都に専門店があるので、尋ねてみようと思います。

様々な道具と触れあうことによって、自ずと新しい物が生まれて来る様に思います。

また、不思議と出会いが繋がって行きますね。

今日、ポストに「花文字」の先生からの、暑中見舞いのはがきが。
先日も「文香」と「夢」の花文字の色紙を贈ってくださいました。

本当にありがたい事だなと思います。

電車の吊り広告を目にしたのは、偶然ではないような気がしてきました。
「全国和紙展」に、二度も足を運んだのですから・・・

いつか、この催事で、ワークショップを開催できたらと思うのが、
今のわたしの「夢」ですね。


★茶道・華道歴30年の 【文香の文化が香る】
次回もおたのしみに☆☆★

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