先日、とある方からバーベキューの網はなぜくっつきにくいのかを聞かれました。網には多くの場合にクロムめっきが施されています。
本日、友人とゴルフに行ったのですが、めっきのプロとしてはめっき品にどうしても目が行ってしまいます。このゴルフクラブにもめっきが施されています
住宅用の電灯カバーなどはニッケルめっきを施してその上にクロムめっきを処理するのが一般的です。しかしながら、6価クロムを使用したくない、クロムめっきでは付き廻りが悪いという要望もあり、現在ではニッケル上のすずコバルトめっきが使用されているケースがあります
真鍮めっきは亜鉛と銅の合金めっきです。真鍮とは英語でブラス。ブラスバンドのブラスです。管楽器が金色なのと同じで金色になります。代用金とも呼ばれたりします。
聞きなれない表面処理である黒染め。鉄を酸化させて発色するのですが、寸法がほぼ変わらず寸法精度が良いことから拳銃などの銃器の銃身などにも使用されます。
当社独自の技術であるダイクロ(3価クロメートイエロー)が金属産業新聞に掲載されました。
ステンレスは英語でStainlessと書きます。Stainは「シミ」、Lessは「無い」という意味なので錆びないからシミがない鉄という意味で使われています。でも、ステンレスでも錆びるのです。ステンレスをさらに錆びさせないようにする処理のことをパシペートといいます。
高級ホテルのレストラン部から洋食器の銀めっきを依頼されることがありました。昔から高級な洋食器(カトラリー)には銀めっきが使用されています。高級だからという理由だけではない理由があります。なぜでしょう
当社では溶融亜鉛めっきも受け付けています。溶融亜鉛めっきは「ドブメッキ」とも言われて建造物、ボルト、ナットなどにも使用されています
めっき業は機械が発達してもいまだに職人の世界です。その職人が持つノウハウをDXで「見える化」することに取り組んできました。