村上紙器工業所

関西活版倶楽部 活版エキスポ0

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知人で、活版印刷を手がけている印刷会社6社が集まり、「関西活版印刷倶楽部」を立ち上げました。

現在の印刷はオフセット印刷が主流ですが、今昔ながらの「活版」が注目されています。
デジタル全盛期の今だからこそ、「活版」という職人技ともいうべき"アナログ感"が、クリエイターをはじめ若い方たちも、熱くなっています。

"クリエイター"と”企業"が出会う日「Creative Junction」

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大阪創造取引所」のプレイベントとして、新たなビジネスモデルを有するクリエイターと、クリエイターとの連携により新しいビジネスモデルの実現をめざす企業等とが出会う、コミュニティイベント「Creative Junction」。

あのプロ用アイスピックが「2010年度グッドデザイン賞」を受賞!

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昨年貼箱を作らせていただいた「プロ仕様高級アイスピック」。
先日、お酒の専門誌「TARU」(発行:たる出版)に掲載されましたが、今度は「2010年度グッドデザイン賞」を受賞されました。

商品開発の一端を、「貼箱」という形で関わらせていただいたことを光栄に思います。
本当に、おめでとうございました。

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非言語コミュニケーションするパッケージ


オーセンティックBARでのまず一杯は、ジントニック。
氷を入れたグラスにドライジンを注ぎ、トニックウォーターでフルアップ。あとはライムを添える。ライムは最初に絞って入れてしまうバーテンダーもいます。手順は人それぞれ。

そのレシピは、とてもシンプルです。
しかし、シンプルなほど実は難しく人によって技術の差が出てきます。ジンは何を使うのか?使う氷は?、そしてステアの仕方で味が大きく変わります。

バーテンダーは技と自身の個性、あとはいろいろな情報(このお客様は食事前なのか?酔い具合はどうか?など)からイメージした一杯のジントニックをつくります。
レシピはシンプルでも素材やステアで、無限に様々なジントニックを作り上げます。ジントニックに限らず、すべてのカクテルは基本のレシピがあっても、作り方で無銀に生み出すことが出来るのです。

パッケージデザインがつくるブランドの「顔」とは?


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コスト削減から付加価値の創造へ


製造業の中でも、大規模にグローバル展開している自動車業界。
「コスト削減」が第一との考え方だが、こんなことばかりやっていて本当にいいのかという気がします。

最近、時々案件が来る自動車のスマートキーを入れる貼り箱。
以前、北欧の大手自動車メーカーの案件が来たことがありますが、こちらの提案はすんなり通り価格も一切値切られることもありませんでした。

ところがです。
日本の大手自動車メーカーからも話が何回もありましたが、どれも「コストが合わない」の一言でおわり。
あの日本最高峰ブランドでさえ、「コストが合わない」の一点張り。
自動車に限りませんが、日本メーカーはいい加減「コスト削減」から、「付加価値の創造」に変わらないとイノベーションなんて起こせないと思います。

口ではイノベーション、イノベーションって大手企業を中心に叫ばれてますが、現実にはコスト削減が頭から離れてません。

それとは、真逆のことを聞いたことがあります。
以前、来社された鞄メーカーの方と話をしていて、エルメスのケリーバッグに及んだときのことです。
エルメスの中でも、超有名なケリーバッグ。モナコ王妃のグレース・ケリーにちなんで名付けられたバッグです。種類にもよりますが、日本で買うと軽く300万〜400万円。中には、1,000万円を超えるものもあります。

そのときその方が話してくれたのは、あれって恐らく製造原価は販売価格の1/50から1/100?。高額なものなら、それ以下だと思いますよと。
確かに革製のバッグですから、原価が100万円とかは中々ないでしょう。
それだけ、付加価値を売っているということです。
つまり、目には見えない「付加価値」を創造しているということです。

日本企業は原価を下げることは悪くはないですが、それよりも付加価値を創造することをしてもいいんですけどね。
そっちに頭を切り替えると、また違った景色が見えてくると思います。


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パッケージ以外のご相談


先日、遠方から来られたお客様。
ブランディングの一環としてパッケージを作りたいとご相談がありました。もちろんそれはいいのですが、まずは箱とは別にブランディングのことを話しました。

しかし、これが難しいところです。
ブランディングとは自社の世界観、ブランドイメージを構築することで、それがお客様の頭の中に出来上がります。当然、モノとして形のあるものではありません。
あくまでも「このブランドはこんなイメージ」とある種漠然としたものです。

そして商品のパッケージだけがよくても、成り立ちません。
ブランドの世界観をどうつくっていくか。そのためには商品パッケージを含めてホームページ、会社案内、名刺など、様々な顧客接点(コンタクトポイント/タッチポイント)をつくり、ブランドと顧客とのコミュニケーションをつくっていく必要があります。
とこんなお話をさせていただきました。
普通こんなこと、箱屋はいう話じゃないですよね。

それが、かなり衝撃的だったらしいです。笑
パッケージまではまだ長い道のりのようですが、お役に立てるようにしていきたいです。


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大阪パッケージアカデミー のオープンキャンパス


半年間の講義・課題制作・演習を通してパッケージ(主に紙箱)の構造とデザインを総合的に学び大阪パッケージアカデミー(主催:株式会社中野木型製作所)の第6期が10月からはじまります。

それに先立って、先日オープンキャンパスを開催しました。
コロナ禍以降はZOOMでのオンライン講座のため、実際のワークショップなどは行えないため、今回の企画でした。


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箱屋と話す、BARにおける親密な会話「箱BAR」


久しぶりの投稿です。
村上紙器工業所が贈る新しいコンテンツ「箱BAR」。
大人の空間を舞台にした「BARにおける親密な会話」のはじまりです。

貼り箱ディレクターである村上誠(村上紙器工業所 代表)と親交のあるクリエイティブに関わる方が、パッケージやデザインに関するアイデア、視点、果てはお互いの考え方や生き方について、オーセンティックBARにて語らいます。

いまのデジタル化された時代、製品(弊社では貼り箱という商品パッケケージ)の機能/スペックだけじゃなく、これは誰がつくっているのか?というのも大切になってくるかもしれません。
そんな人間臭いことって、人の心に響くのではと思います。
自分がそうなので、他の人も同じとは限りませんが。


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これからのモノづくりはハードとソフトの組み合わせ


先週末の土曜日、大阪市生野区の「ものづくりセッション vol.23」で、弊社のビジネスの取り組みについてプレゼンテーションをさせていただきました。

弊社は貼り箱という商品パッケージの製造業ですが、モノづくり特有のハード(スペック)一辺倒ではなく、ソフト(デザイン、ブランディング、マーケティング、コミュニケーションなど)を融合させた事業展開を行っていることについて、お話をさせていただきました。


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コミュニケーションって、なに?


村上紙器工業所のまたまた箱屋らしくない、新コンテンツのをつくりました。「ブランディングって、こういうこと」に続く、「こういうこと」シリーズ企画です。
でも、とても大切なことなので読んでみてください。

商品を入れる化粧箱/パッケージは、機能的にいえば商品の外観であり、中身を保護する(包む)、商品を運ぶものです。


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貼り箱は量産品にして「複製不可能」なパッケージ


最も美しいひとつの一台、と言われるフェラーリ328。

(出典:MEN'S Precious)

続きをみる(この記事には画像があります。画像部分は外部ブログサイトで見れます。)



ただ「運ぶ箱」から、「意思を運ぶ箱。」へ


日本を代表するクリエイティブディレクター、佐藤可士和さんの生の話を聞きました。ミーハー的に、ちょっと感激でした。笑

すごいクリエイターのお話って本やテレビ、ユーチューブなどではいくらでも聞けますが、実際に目の前で聞ける機会はそうはありません。
今回は、京都クリエイティブ・アッサンブラージュという価値創造人材育成プログラムの一環(佐藤可士和の創造性を読み解く)で、一般公開されていたものでした。


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SDGs、持続可能な紙を使ったパッケージ/貼り箱


先日、平和紙業ペーパーボイス大阪の「紙と取り組むSDGs展」を見てきました。

環境のやさしい、配慮された素材として紙が注目されていますが、間伐材を使った紙や森林認証紙などが目を引いてました。


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