YURIKAGO(ユリカゴ)
五感で感じるパッケージ「貼箱(貼函)」の企画、製造。
今では他社では出来ないパッケージの企画、デザインをご提案させていただけるようになり、自動化ラインでは出来ない手加工による特殊な貼箱を得意としています。
紙だけでなく、ビニールクロスや布クロスを貼る技術を応用し、高級感のあるパッケージを提供しています。
素材の風合いを活かした化粧箱、それが「貼箱」です。
商品の差別化に一役買えるオリジナルパッケージを、お客様のニーズに合う素材選びから形状デザインまでをご提案し、製造しております。
ホームページ:http://www.hakoya.biz/
昨年、私がfacebookで「iPhone貼箱・分解」の話を書いたのがキッカケで、日経デザインの記者さんが取材に来られ、そのことが今月号(2013年3月号)「銘品分解」に掲載されました。
8月17、18、19日に、大阪・平和紙業ペーパーボイスにて、「印刷EXPO」という印刷、紙加工会社とクリエイターのコラボレーション展示会です。
弊社も、「貼箱」を出展予定です。
「普段なに気なく目にしている印刷物には、まだまだ大きな魅力が隠されています。印刷技術の祭典「印刷EXPO」では、デザイナーと印刷会社が一緒
になって、印刷技術の結晶を日常の印刷物に落とし込みます。第一回は8月中旬の開催ということもあり、「登校日」です。大人になった皆さんも、ペーパーボ
イス大阪にお越しください。
子供心にかえることができる、たくさんの魅力的な印刷物がアナタをお待ちしています!
あるスポーツクラブを運営する会社様からご依頼いただいた、「チケット」を入れる貼箱です。
大きさはお札のサイズで、ticketが約10枚入ります。
「プレミアムチケット」というだけあって、スポーツクラブとしては恐らくかなり豪華な内容なのだと思います。
※「Tweets by xxxxx_PR」と表示される場合はTwitterが10秒ほど遅延している可能性があります。表示までしばらく待ってみてください。「通知はまだ届いていません」と表示される場合はtwitterの公開設定が不十分な可能性があります。
製造業の中でも、大規模にグローバル展開している自動車業界。
「コスト削減」が第一との考え方だが、こんなことばかりやっていて本当にいいのかという気がします。
最近、時々案件が来る自動車のスマートキーを入れる貼り箱。
以前、北欧の大手自動車メーカーの案件が来たことがありますが、こちらの提案はすんなり通り価格も一切値切られることもありませんでした。
ところがです。
日本の大手自動車メーカーからも話が何回もありましたが、どれも「コストが合わない」の一言でおわり。
あの日本最高峰ブランドでさえ、「コストが合わない」の一点張り。
自動車に限りませんが、日本メーカーはいい加減「コスト削減」から、「付加価値の創造」に変わらないとイノベーションなんて起こせないと思います。
口ではイノベーション、イノベーションって大手企業を中心に叫ばれてますが、現実にはコスト削減が頭から離れてません。
それとは、真逆のことを聞いたことがあります。
以前、来社された鞄メーカーの方と話をしていて、エルメスのケリーバッグに及んだときのことです。
エルメスの中でも、超有名なケリーバッグ。モナコ王妃のグレース・ケリーにちなんで名付けられたバッグです。種類にもよりますが、日本で買うと軽く300万〜400万円。中には、1,000万円を超えるものもあります。
そのときその方が話してくれたのは、あれって恐らく製造原価は販売価格の1/50から1/100?。高額なものなら、それ以下だと思いますよと。
確かに革製のバッグですから、原価が100万円とかは中々ないでしょう。
それだけ、付加価値を売っているということです。
つまり、目には見えない「付加価値」を創造しているということです。
日本企業は原価を下げることは悪くはないですが、それよりも付加価値を創造することをしてもいいんですけどね。
そっちに頭を切り替えると、また違った景色が見えてくると思います。
先日、遠方から来られたお客様。
ブランディングの一環としてパッケージを作りたいとご相談がありました。もちろんそれはいいのですが、まずは箱とは別にブランディングのことを話しました。
しかし、これが難しいところです。
ブランディングとは自社の世界観、ブランドイメージを構築することで、それがお客様の頭の中に出来上がります。当然、モノとして形のあるものではありません。
あくまでも「このブランドはこんなイメージ」とある種漠然としたものです。
そして商品のパッケージだけがよくても、成り立ちません。
ブランドの世界観をどうつくっていくか。そのためには商品パッケージを含めてホームページ、会社案内、名刺など、様々な顧客接点(コンタクトポイント/タッチポイント)をつくり、ブランドと顧客とのコミュニケーションをつくっていく必要があります。
とこんなお話をさせていただきました。
普通こんなこと、箱屋はいう話じゃないですよね。
それが、かなり衝撃的だったらしいです。笑
パッケージまではまだ長い道のりのようですが、お役に立てるようにしていきたいです。
半年間の講義・課題制作・演習を通してパッケージ(主に紙箱)の構造とデザインを総合的に学び大阪パッケージアカデミー(主催:株式会社中野木型製作所)の第6期が10月からはじまります。
それに先立って、先日オープンキャンパスを開催しました。
コロナ禍以降はZOOMでのオンライン講座のため、実際のワークショップなどは行えないため、今回の企画でした。
久しぶりの投稿です。
村上紙器工業所が贈る新しいコンテンツ「箱BAR」。
大人の空間を舞台にした「BARにおける親密な会話」のはじまりです。
貼り箱ディレクターである村上誠(村上紙器工業所 代表)と親交のあるクリエイティブに関わる方が、パッケージやデザインに関するアイデア、視点、果てはお互いの考え方や生き方について、オーセンティックBARにて語らいます。
いまのデジタル化された時代、製品(弊社では貼り箱という商品パッケケージ)の機能/スペックだけじゃなく、これは誰がつくっているのか?というのも大切になってくるかもしれません。
そんな人間臭いことって、人の心に響くのではと思います。
自分がそうなので、他の人も同じとは限りませんが。
先週末の土曜日、大阪市生野区の「ものづくりセッション vol.23」で、弊社のビジネスの取り組みについてプレゼンテーションをさせていただきました。
弊社は貼り箱という商品パッケージの製造業ですが、モノづくり特有のハード(スペック)一辺倒ではなく、ソフト(デザイン、ブランディング、マーケティング、コミュニケーションなど)を融合させた事業展開を行っていることについて、お話をさせていただきました。
村上紙器工業所のまたまた箱屋らしくない、新コンテンツのをつくりました。「ブランディングって、こういうこと」に続く、「こういうこと」シリーズ企画です。
でも、とても大切なことなので読んでみてください。
商品を入れる化粧箱/パッケージは、機能的にいえば商品の外観であり、中身を保護する(包む)、商品を運ぶものです。
日本を代表するクリエイティブディレクター、佐藤可士和さんの生の話を聞きました。ミーハー的に、ちょっと感激でした。笑
すごいクリエイターのお話って本やテレビ、ユーチューブなどではいくらでも聞けますが、実際に目の前で聞ける機会はそうはありません。
今回は、京都クリエイティブ・アッサンブラージュという価値創造人材育成プログラムの一環(佐藤可士和の創造性を読み解く)で、一般公開されていたものでした。