治部電機株式会社

2014年は雪の多い年になりましたね。各地でも大きな被害が出ていました。また、影響で物流が止まって営業を停止した会社もありましたね

インフラを担っている変圧器は、設置環境に合わせて架台を設けて雪に対しても備えることが大切です。この他耐塩塗装や亜鉛ドブ付けにも対応していてご要望にお応えしています。

変圧器は固定する機器です。たとえば、キュービクルや電気室内に設置する場合などはアンカーボルトの基礎の上に固定されることが一般的です。電気はインフラの一部ですから簡単に停電が起こることは避けなければならない。

安心して使い続けるためにも設置方法も十分に検討して行われます。

こんな変圧器の仕様は

各種変圧器を短納期で製作します。

海外向け製品検査で使う電源変圧器をご用命いただきました。必要なときにだけ使うのでキャスターをつけて移動が出来るようにしたいというご要望でした。

三相２００Vから４００V四線式にして出力させました。海外（特にＥＵ）では、三相動力は４線非接地で使うことが規格化されているためです。

製品出荷日が決まっているので、少しでも早く変圧器が必要というご要望でした。

今回の変圧器の仕様は、

昇圧変圧器の出荷前　荷姿は、ラップで包まっています。

三相２４０Vから４８０Vにする変圧器です。

４８０V４Ｗ（４線式：中性点付き）にしています。

この変圧器は、海外装置を運転するために三相三線から三相四線式にするのと同時に電圧を２４０Ｖから４８０Ｖにするために使われます。

変圧器の仕様は、

三相動力電力から単相電灯電力の単相三線（単三）にする変圧器です。

 
変圧器の修理も承っています。
写真は、電気炉に用いる電源変圧器ですが、サイリスタによる位相制御を行います。
また、低圧で大電流が必要であり、磁束密度も低減した設計がされています。

 

 
三相２００Ｖを４００Ｖ4線式にする変圧器
同じ変圧器でも、コストを重視して且つ性能が向上するような理想的なものづくりに取り組んでいます。
 

 
2012年は再生エネルギー活用の本格的な普及を推進するために電力買取が始まった。
様々な課題が残る中で、電力の活用を考えたときに、発電から蓄電する方法も確立された。
 

 
単相２００Ｖから２４０Ｖにする変圧器
東南アジア向け装置を、現地に輸出する前に動作確認するためにお使いになります。
インドやフィリピン及びマレーシアなど向け機械装置を現地ですぐに使えるか最終試験をするために変圧器で現地電圧にあわせて動作確認を行います。

 
三相電源の中性点を引き出す変圧器
三相三線式が一般的に設置されていますが、三相四線式にして、単相と三相も2回路使いたい場合に適応されます。
また、混触防止板をつけることで、高調波電流やサージから制御機器や回路全体を守る目的でも変圧器は使われています。