OMOSHIROI BLOCK
将来の業界はどうなるのだろう 業界の成熟度は?成熟の仕方は?
重電業界も、大きな変化は無いが、少しずつ変化成長しているように思う。
例えば、小型モーター業界の再編は目覚しいものがあるし、同様に原子力分野も東芝が世界地図を変えてしまった。
発電でいえば、原子力だけでなく風力や太陽光及び地熱も大きく動き出そうとしている。電力は、なくならないし代替も無いので変圧器も同様だが電気の質的には高周波帯域での活用が著しく進歩してきているため、更なる小型化や軽量化が望まれる。
新たな技術革新や価値提供を模索する時代に突入したということである。
ビジネスの世界において、あらゆる競争が存在する。長期的に見ると「競争する場所を変える」必要もある。
例えば、このBMBのように、インターネット上に進出すること
従来の店舗展開からは考えられないほどの、市場が見えてくるのはいうまでもない。小さな地域限定でしか知られなかった店や商品を、全国・全世界に展開することになるのだから。そうすると、競合は楽天市場のような仮想店舗が相手になるかもしれない。
もう一つは、「ターゲット顧客を変える」ことも視野に入るのではないでしょうか?
同じ商品やサービスをターゲットを変えれば売り方も異なる。
百貨店とユニクロの違いのようなもの
『どこ』に続いて『誰』になります。競合する相手を知ることで、差異化の方法が分かる。だから、競合であるのが「誰なのかを知ろう」ということです。
前述のマクドナルドの競合は、ロッテリアやモスバーガーだけではなく、吉野家や立ち食いうどんもコンビにもファミレスだって競合である。スタバやドトールも該当する。
競合は、「お客様にとっての価値を巡る争う相手」
すなわち、競合が誰かとは、売り手(我々)が決めるのではない。
お客様がある要求を満たそうとした時に、ココロに浮かぶ選択肢の束が競合となる。
自社製品やサービスが、ドコの『 市場 』に位置づけられているのだろうか?競争や競合はどの様になるのだろうか?
例として、業種・業態が近いものになるのだが、マクドナルドの競合は、ハンバーガーチェーンだけとは限らない、コーヒーショップもだし吉野屋の牛丼もあるし、コンビニもある、うどん・ソバも該当するだろうし・・・
本当は、お客様のココロの中にあるのかもしれない!
業種の垣根が無い現在 真の競争場所はお客様のココロの中と定義してもよさそうだ。
ターゲットが決まったら、より具体的なお客様のイメージを持とう!
45歳男性、工場保全、ナイスなタフガイ(気は優しく、責任感も決断力もある) 売上規模100億円の縫製工場の機材管理者
役職や人柄・悩み 更には、どの様な会話を通じて意思決定しているのか?
欲求を満たすために自社が提供できるモノやサービスは?
イメージする内容が本物だといえるくらい『お客様を知る』ことが重要です。
お客様を知ることはお客様に愚直に近づいていく事!
全ての人が顧客になるわけではない。全ての顧客セグメントで成果を得ることは出来ない。「こちらが意図したお客様を絞る必要がある。」つまり、お客様の優先順位をつけるが、狙ったセグメントの市場規模が十分に大きいか、チェックしよう。
ターゲットとして絞り込む必要はあるが、商売として成立するか?また、逆に大きすぎると絞りきれていないことになる。商圏の範囲と規模は適正か?
そして、提供する価値を評価するか?
「価値提供」でビジネスが成り立つので、提供する価値が欲しいと思われるだろうか?当たり前であるが、そうでないと売れない。