治部電機株式会社

モーター特性を評価するための変圧器です。モーターは２００Ｖ級で駆動するものが多いですが、場所により４００Ｖ級駆動のものが使われることがあります。本試験では、４００Ｖではなく、３５０Ｖ時のモーター特性を測定するための電源トランスとして製作しました。電圧降下した場合の評価用電源トランス

電子機器を開発する実験用に使われるアップトランス
三相３線２００V電源から三相４線４００Vにする昇圧電源変圧器です。

　高圧受電の設備にキュービクルという箱体がある。主に屋外に設置されているもので各種スイッチや保護機能を搭載した配電装置である。
急ぎで必要とのことで、短納期対応しました。

食品加工を海外で行うことになり、日本の優れた生産設備をそのまま持って行って使いたいので、電源トランスを一緒に持って行かれました。低損失タイプの変圧器を選んでランニグコストを抑えることも選定理由だそうです。

電力会社のシステムを運営するのも電気で制御します。変圧器だけあっても役に立ちませんが、その他の機器と一緒になってはじめてシステムが役に立ちます。

電気は、過不足無く電力を運営するためにも、欠かすことが出来ないエネルギーです。

広く一般的に使われる工場の電気は低圧電力を配線し各種装置に使われることが多い。装置のＯＮ-ＯＦＦスイッチとは別に電源側のスイッチとして変圧器の出力側にＭＣＢ（配線用遮断器）を載せたいというご要望にもお応えしています。
工事では、分電盤（配電盤）からトランスへの引き込みをしておいて、トランスと装置を配線し、駆動時に電源を投入すると立ち上げ時の作業が楽になります。また、定期点検時などの停電作業時にも、電気回路全体を停電させずに、部分的な遮断が可能になるため、全体的な使い勝手が向上します。

変圧器は固定する機器です。たとえば、キュービクルや電気室内に設置する場合などはアンカーボルトの基礎の上に固定されることが一般的です。電気はインフラの一部ですから簡単に停電が起こることは避けなければならない。

安心して使い続けるためにも設置方法も十分に検討して行われます。

こんな変圧器の仕様は

各種変圧器を短納期で製作します。

海外向け製品検査で使う電源変圧器をご用命いただきました。必要なときにだけ使うのでキャスターをつけて移動が出来るようにしたいというご要望でした。

三相２００Vから４００V四線式にして出力させました。海外（特にＥＵ）では、三相動力は４線非接地で使うことが規格化されているためです。

製品出荷日が決まっているので、少しでも早く変圧器が必要というご要望でした。

今回の変圧器の仕様は、

 
三相２００Ｖ電源でサイリスタ制御を行うため、サイリスタメーカーから磁束密度指定を受けて変圧器の製作対応しました。

　電気は、大本（おおもと）から分岐して使います。

変圧器は、出力を2つ以上に分岐することも可能です。
トランスの出力で2回路に分けてからそれぞれにブレーカーとコネクタに配線して出力した。
使う側は、コネクタを接続してスイッチを入れるだけで電源を確保できます。
複数の海外製品を使うときには、これ1台で便利です。