関西の女性デザイナーグループ「エイジレス・プランニング・ネットワーク(AP~N)代表:植松氏」が、”かわりばんこ”テント「マイルーム」の提案を行うにあたり、試作協力企業の紹介をしてほしいと相談を受け、数社を紹介。その内、ユニバーサルデザインサロンを通じて、相互に顔見知りの芳川紙業さんにお願いすることになった。今回は
芳川紙業株式会社+東プレ株式会社+AP~N、芳川紙業+AP~Nのコラボによる防災グッズ提案となった。
コラボの成果は、クレオ大阪中央(大阪市天王寺区上汐5-6-25)にて、「高齢者にやさしいモノたち展―防災用品について考えました―」として、3月6日から18日まで3階ギャラリーで展示された。
高齢者にやさしいモノたち展-防災用品について考えました- |
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1)”かわりばんこ”テント「マイルーム」
芳川紙業株式会社+東プレ株式会社+AP~N(あぷーん)
AP~Nのメンバーが、テレビなどで避難所の様子を見て「避難所には、着替え・身づくろい・授乳・お化粧・大切な物の整理などをする空間がない」ことに気付き、交代で利用できる空間を考案した。テントは市販品を利用し、内部に割れにくい樹脂製の鏡を使った鏡立て、段ボール製の組み立て椅子・テーブルを置き、電気ランタンと非常用ブザーをつるしている。これらを畳めば、縦約1m横50cm厚さ20cmの保管箱に収まり、自治体などで、備蓄物資と一緒に保管して欲しいという提案。
これらの段ボール製品の試作を芳川紙業株式会社さんが行った。
AP~Nの提案 |
”かわりばんこ”テント「マイルーム」 |
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2)展示物の制作協力
芳川紙業+AP~N
看板 |
自分情報記載グッズ展示人型 |
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なお、会場ではAP~Nのメンバーが、100円ショップで揃えた高齢者の非常持ち出し防災用品の展示もされていた。